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自己紹介文
内野光子
歌を詠み始めて、50年を超えました。天皇制とジェンダーの切り口で現代短歌史の見直しを試みています。
30余年の図書館務めの後、社会人入学で修士課程に進み、マス・メディア論を学びました。現在は、地域での九条の会やミニコミ誌「すてきなあなたへ」の編集に携わっています。ミニコミ誌は目下休眠中ですが。
当面の関心事は、短歌のゆくえ、メディアの在り方、住民自治の在り方です。その根っこの、文芸と国家権力、憲法と住民自治、について模索中です。
<単著>
① 歌集『冬の手紙』 五月書房 1971年
② 『短歌と天皇制』 風媒社, 1988年
③ 『短歌に出会った女たち 』 三一書房 1996年
④ 『現代短歌と天皇制 』 風媒社 2001年
⑤ 歌集『野の記憶』 ながらみ書房 2004年
⑥ 歌集『一樹の声』 ながらみ書房 2012年
⑦ 『天皇の短歌は何を語るのか』 御茶の水書房 2013年
⑧ 『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代』 一葉社 2019年
⑨ 歌集『野にかかる橋』 ながらみ書房 2021年5月
<最近の主な雑誌論文>
・戦後70年―ふたつの言説は何を語るのか
女性展望 677号 2015.11・12
・天皇の沖縄の短歌は何を語るのか
社会文学 44号 2016年8月
・タブーのない短歌の世界~「歌会始」を通して考える
ユリイカ 2016年8月
・戦時下の女性雑誌における歌人と「読者歌壇」―『新女苑』を中心に
ポトナム 2017年4月
・自浄作用のない歌壇の行方―金井美恵子の批判に歌人はどう応えたか
早稲田文学 2018年3月
・「暗愚小傳」は「自省」となりうるのか―中村稔『髙村光太郎の戦後』を手掛かりとして
季論21 46号 2019年10月
・古関裕而はだれにエールを送ったのか
現代短歌 2020年11月
・阿部静枝の戦後~歌人、評論家、政治家として(1)(2)
ポトナム 2021年3月、2022年4月
・GHQの検閲下の短歌雑誌にみる<天皇><天皇制>
論潮 15号 2022年8月
・私説「ポトナム」百年史
うた新聞 2022年9月
<合同歌集>
① 『グループ貌五人』 五月書房 1966年
② 『首都圏』 五月書房 1968年
③ 『出版人の萬葉集』 日本エディタースクール出版会 1996年
④ 『青葉の森へ』 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 短歌ハーモニー 2006年、2011年、2016年、2022年
<共著>
① 『知識の組織化と図書館』 日外アソシエーツ 1983年
② 『扉を開く女たち』(阿木津英・小林とし子) 砂子屋書房 2001年
③ 『女たちの戦争責任』 東京堂出版 2004年
④ 『 象徴天皇の現在 』( 五十嵐暁郎編) 世織書房 2008年
⑤ 『3・11フクシマ以後のフェミニズム』 御茶の水書房 2012年
⑥ 『昭和前期女性文学論』 翰林書房 2016年
⑦ 『昭和後期女性文学論』 翰林書房 2020年
⑧ 『<パンデミック>とフェミニズム』 翰林書房 2022年