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2007年1月30日 (火)

マイリスト「短歌の森」に「戦後における昭和天皇の短歌―その政治的メッセージ性(1)」を登載しました

『ポトナム』2月号より「戦後における昭和天皇の短歌―その政治的メッセージ性」を連載することになりました。

第1回:昭和天皇が大正時代に作った次の短歌に曲が付けられ、1982年に「山形県民の歌」に制定されていた。その背景を探ってみると。
・広き野をながれゆけども最上川海に入るまでにごらざりけり(1926年歌会始 「河水清」)

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マイリスト「野の記憶―日記から」に『憲法9条をまもりたい」シール投票活動に参加』を登載しました。

28日、1月最後の日曜日、「さくら志津憲法9条をまもりたい会」はユーカリが丘駅頭で憲法9条改正反対?賛成?のシール投票を実施しました。「まもりたい会」はじめての街頭活動でした。思いのほか盛況でしたので。(目次)
よくテレビのワイド番組で
不機嫌な男たち
憲法って学校で習った?

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2007年1月21日 (日)

マイリスト「短歌の森」に「歌会始と学生短歌コンクール―その比較から見えてくるもの」を登載しました

今年の1月15日、歌会始が開催され、皇族や選者、入選者の作品が発表された。同日、東洋大学は「現代学生百人一首」の入選作を発表した。この二つの「短歌コンクール」を比較して見えてくるものは何か。
(目次)
大学百周記念の百人一首
歌会始の行方―国家と文芸
天皇制の行方

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2007年1月 8日 (月)

「ディベロッパーに取り込まれる研究者たち」への山下博樹様のコメントについて

山下博樹様

真摯なコメントをありがとうございます。

私も山下様個人がディベロッパーに取り込まれているか否かの事実を問題にしたのではありません。今回の主題とともにいくつかのテーマについて、市民として地域の活動や調査を続けて来た者として、少なくとも山下様の学会報告(要旨)に見られる学術的な研究姿勢について危惧を感じたからです。

1)先行研究については、インターネット上でも種々の検索手段があり、専門的な継続書誌も複数存在していますので、当然のことながら、まず利用の上、確認する必要があると思います。今回私が取り上げたA論文はもちろんですが、「ユーカリが丘」の事例研究は複数の大学での学生による調査報告や論文も見受けられます。「承知していない」では済まないと思います。

2)A論文の著者はもちろんや佐倉市・千葉県の関係審議会等に参加している研究者が「ユーカリが丘」に言及する研究や発言があるのであれば、当然検証すべきだと思います。「コメントする立場にもありませんし、情報もありません」というのは、学術的な研究態度とはいいがたいのではないかと思います。専攻分野の内外を問わず個々の研究成果の積み上げと相互の検証があってこそ研究が進展するのではないでしょうか。

3)貴学会報告が、2度の佐倉市訪問と2時間の山万への聞き取り調査だけで、民間ディベロッパーを高く評価していることに問題があると思います。たとえ「研究部会の話題提供として」公表したに過ぎないとしても、山万サイドだけの資料で軽々にその方向性に評価を与えるべきではなかったと思います。

4)「都市計画的に持続可能なまちづくりであるか」に焦点をあてることが「研究スタイル」であり、「企業や行政と住民とのナイーブな関係を取り上げることが目的ではなく」とのことですが、「持続可能なまちづくり」か否かは、机上の理論ではなく、まさしく地域の統計的な実態や住民の意識・動向が判断の基礎になるはずです。「住民やNPOが街のために様々な取組みを行っていることは事実のようですので」とのことですが、この「事実」かどうかを検証する必要があると思います。「肯定的に評価したい」結論が先立ってしまっていないでしょうか。

5)「他の研究者から聞きおよぶところ」によるユーカリが丘の開発手法の独自性、「より専門的な方に伺っても」ユーカリが丘の事例が知られていること、をよりどころに「都市計画的」に優れていることを強調されますが、その妥当性や正当性を検証するのが、後発の研究者の仕事かと思います。そうした先行の研究者も山万サイドの資料や短時間の「ご案内」での知見によることが多いと私は考えています。ヒヤリングの際の山万や行政から出た表現か研究者サイドから出た言葉かどうかは知りませんが、ユーカリが丘の「持続可能なまちづくり」という言葉だけが独り歩きをしている、と思われます。「持続可能性」「持続可能な」は、この頃は巷でも流行している言葉であるだけに、学術的に使用する場合は慎重を期すべきでしょう。

6)研究過程で、ある事実、事柄について学術的な評価と市民の評価が分かれる場面があることは承知していますが、「まちづくり」の評価においては、市民、住民の意識や行動が重要なファクターです。

 以上が私のブログのマイリスト「野の記憶―日記から」に収録した「デイベロッパーに取り

 込まれる研究者たち」(2007年1月4日)への山下博樹様のコメントに対する私の意見の一部

 です。上記各項についての具体的な検証についてはここでは省きますが、とりあえず、ご参

 考までに当ブログに登載した関係記事を記しました。

20061119日 マイリスト「野の記憶―日記から」

「佐倉市都市計画審議会、やっぱりおかしい―行政・議長の露骨な賛成誘導と議長の条例違反明らか」

2006925日 ブログ記事、以下同様

「堂本知事、千葉県都市計画公聴会って何ですか」

2006824日 

「佐倉市井野東・井野南開発はどうなるのか―千葉県都市計画見直し素案に対する公聴会に住民10人公述に立つ」

2006617日 「区画整理組合への助成金はやはり業者への後押しだった―6月佐倉市議会の傍聴でわかったこと」

2006425日 

「区画整理組合による開発は企業主導と行政の後押し―<佐倉市都市計画見直し>説明会に参加して」

2006315日 

「助成金は土地区画整理事業の延命装置か―佐倉市井野東土地区画整理組合の場合」

200637日・10日・13日 

「道路用地費11億円はどのように決まったか―公共施設管理者負担金の怪」(1)(2)(3)

2006226日・28

「土地区画整理事業における住民参加―行政と業務代行のはざまで」(1)(2)

ただ、4・6項については、貴「人文地理学会・都市圏研究部会」第20回記録の私からのコメントでも記しましたが、ここ数年間の佐倉市議会での審議、千葉県都市計画見直しについて公聴会記録、佐倉市都市計画審議会・千葉県都市計画審議会への提出意見書、各都市計画審議会での審議などの議会・行政資料を閲覧しただけでも、ユーカリが丘地区の開発事業について、地元地権者・周辺住民の意見の一部が分かります。また、住民の「取組み」については、その実態を知るにはやはり幅広いヒヤリングが必要ですし、NPO―今のところクライネスサービスのみ―の取組みについては、このボランティア団体の成立過程や財政的な基盤についてもぜひ調査していただきたいと思いました。

  

 貴学会報告への疑問に端を発した私のコメントおよびブログ上の問題提起に対して、正面より受け止めていただきありがとうございます。山下様におかれましては、目配りのきいた研究を進め、良き成果が得られますよう祈っています。私も、市民の一人として、学界の動向にも目を向けた上で、市民のための「まちづくり」に何が必要なのかを探っていきたいと思っています。

 

 

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2007年1月 4日 (木)

マイリスト「野の記憶―日記から」に「ディベロッパーに取り込まれる研究者たち」を登載しました

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いいただければ幸いです。
賀状にしては少し堅い話になりますが、年末にネット上で発見した学会報告がきっかけになって、どうしても書いておこうと思った次第です。
目次
1.山万の開発手法を「賞賛」する論文が・・・
2.論文と現実との落差をどうする
3.行政に取り込まれる研究者たち
4.ナイーブな学生の調査報告に出会う

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