三井マリ子さんの豊中市女性センター館長不当解雇裁判、勝訴確定です
先日のウーマノミクスの記事の中で、ノルウェーのクオータ制に詳しい三井マリ子さんの著書やブログ紹介をさせていただいたが、その三井さんを支援する会から「最高裁上告棄却、三井さん勝訴」の1月24日の夜、ニュースが入った。この裁判については、私も簡単に触れたことがある。http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2010/04/post-c1a4.html
関西では報じられることも多かったようだが、7年間の法廷闘争の中、私はほんの2年間くらいしか情報を共有していなかった。まず、下のMBSニュースで、その概要をお知らせしたい。三井さんは明るくて、前向きの方とは言え、7年間、ほんとうに大変な思いをされたのではなかったか。お疲れ様でした。
女性センター館長 不当解雇 最高裁 豊中市の上告を棄却
大阪府豊中市が市会議員などに屈して女性センターの館長を辞めさせたのは不当だと認定された裁判で、最高裁が市の上告を棄却し、元館長が勝訴した高裁判決が確定しました。
豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の館長だった三井マリ子さん(62)は7年前、男女平等に批判的な市議会議員などから糾弾されるなどして、館長の契約更新を拒否されました。
逆転勝訴となった高裁判決では「豊中市が水面下で後任の館長を決めたり、三井さんに嘘を述べたりしたのは公務員の立場を超えていた」と指摘。
三井さんの排除は「人格権の侵害」にあたるとして、市に150万円の損害賠償を命じました。
これに対し、市は上告しましたが、最高裁が棄却して判決が確定しました。
三井さんは「訴訟に費やした7年間は無駄ではなかった」と喜びをかみしめていました。
(2011/01/25 07:39)
さらに詳しくは、ブログ「三井マリ子の世界」をご覧ください。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/
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