青葉の森公園、梅林へ
短歌ハーモニー歌会を少し早く終わらせて、青葉の森の梅林に出かけた。すぐ近くにお住いの会員もいらしゃるので心づよい。そろそろ見ごろということで、お弁当を広げている人たちもちらほら。私たちは、西口駐車場わきの大階段をあがって彫刻の広場に出る。蒼い建物の芸術文化ホールの前の噴水は節電・節水のため池は空っぽだ。梅林には、写真の案内図にあるように、35種類ほどの梅がいまは400本近く植えられているが、地元の方によれば、今年の梅には勢いがない、という。しっかり剪定の跡が偲ばれるがそのせいだろうか。それとも。それでも紅梅には五分咲きから満開に近いものがある。「思いのまま」という一本の木に紅・白の花をつける品種も幾本かあったが、まだいずれも咲いていない。梅林の中には、可憐な黄色い花をつけた山茱萸も見受けられた。
また、青葉の森は県立だが、この広大な敷地は、大正6年、農林水産省が設置した畜産試験場であり、地元の方は牛が放たれている時代を知っているという。沿革によれば、昭和62年から8年ほどかけての都市計画による公園だ。約54ヘクタール。いま私の住まいに隣接する井野東の区画整理による開発が50ヘクタール弱、1300戸5000人の人口増をもくろんでいるが、広さとしてほぼ同規模か。もともとの巨樹がところどころに残されている。何本かのイチョウ、スズカケ、ヒマラヤスギなどが枝を広げていた。その一つ、若い梅が整列して植えられている原っぱの一画でスズカケを撮ってみた。
案内板
山茱萸
スズカケ
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