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2012年4月24日 (火)

もう、佐倉市はどうなっているの?その除染実施計画

 1.側溝の放射能を放置するつもりらしい

毎年、梅雨の前に、市と自治会が協力して実施する側溝清掃が、今年は中止だそうだ。「清掃で発生したU字溝の土砂については処分先が確保できないため、本年度の回収は行いません」とある(『こうほう佐倉』41日号)。市の測定でも、側溝周辺の空間放射線量がかなり高い。道路わきの側溝や枡には、雨水で流された放射能が土砂とともに滞留するからという理由がはっきりしているので、その土砂を取り除くことによって、周辺の放射線量を有効に低減させることができる。現に、学校などの施設や公園などではそうした土砂を現地で保管管理することによって、除染をしてきている。道路側溝で生じた土砂は、市が集めて処分するか保管するしかないだろう。すでに、原発事故から一年以上経っているのに処分先が確保できないなんて。私たちの市民グループや個人でも、昨年の6月頃から側溝を含めた除染実施の要望を何度かしている。9月になってようやく佐倉市独自の基準値と除染実施計画が発表された。しかし、測定し、その結果を発表するも除染実施までにはなかなか至らなかった。ようやく、年末から今年にかけて、除染工事が実施されているが、近くの小学校や公園などでは、原発事故から1年後の3月中旬に工事中というところも多かった。通学路や側溝の測定も始まり、その結果が発表されるようになったが、少なくとも現在のところ一番有効な方法でありながら、佐倉市は自ら側溝清掃を見送った。保管場所が確保できないからという理由で、側溝の土砂を放置しているのだ。幼い者たちは、その命への危機を抱えながら暮らさなくてはならない。より安全、安心な環境の確保もできずして、部署の編成替え、婚活事業だ、企業誘致だ、などとうつつを抜かしているのが、いまの佐倉市の現況と言っていい。

環境保全課に、処分先、保管場所の確保のためにこの1年間どういう努力をしていたのかを問えば、「繰り返しになりますが、ただ今調整中です」としか答えない。この答えは昨年7月からの回答の繰り返しである。候補地はないのか、検討した過程を教えてほしいといえば「それ以前の問題で、市有地の近くの方から、ここを保管場所にしないで欲しいとの声も届いていますので」だって。それは、そうでしょう。そういう市民も、企業もいるでしょう。そこを、安全性を確保した上で、説得するのが市の仕事ではないのですか。放射能は見えないからと言って、市民には随分と過酷な仕打ちをするのですね。

 

2.読めない地図、意味のない色分け、何とかならないの

 市のホームページでは、これまで、道路側溝の放射線量測定結果は、2度ほど発表している。

11報(2012319日発表)は、昨年の1027日~1124日までの測定結果であり、第14報(201245日発表)は、2012123日~22日までの測定結果である。発表がこんなにも遅いのも大いに問題なのであるが、いまはさておき。測定した地点の番号を各ブロックごとに地図上に落とし、3枚のマップが発表されている。我が家のあるブロックをクリックすると、小さな地図に小さな赤い丸、これは高いのかも・・・と眺めてみるが、番号の数字が読めない。いくら拡大しても、数字がかすれて見えない。測定結果一覧表の一連番号と地図で示された測定地点の番号とが連動しているというのだが。それに、測定地点は赤い点、緑と黒色の点で示されているらしいが、色分けは何を意味するのか。凡例を探してみるがどこにも見当たらない。仕方なく、市役所の環境保全課に電話をしてみて驚いた。「番号の読めない地図があるんです。読めるところと、読めないところと・・・」とのこと、読めない番号など打たないでください。さらに、赤・緑・黒色の点の意味や違いは、どこに説明があって、どういう意味かを聞けば、「その説明はありません。色の違いに全く意味がありません」という答えであった。そんな紛らわしいことはしないでください。

 この顛末にも呆れたが、ことほど左様に、ホームページは、アクセスする市民の目線に欠けていることこの上ない。アップした後、点検しないのだろうか。それにこんなことも言っていた。「パソコン環境の悪い市民の場合は、見られないこともあるんです」

 市政情報の公開性を問えば、ホームページで公開している、「こうほう佐倉」で公表しているという答えが返ってくるが、パソコンを日常的に見ている市民の数は?莫大な予算をとって新聞に折り込んでいるいるという「こうほう佐倉」、新聞を購読している世帯は激減している状況をどうとらえているのか。

http://www.city.sakura.lg.jp/0000004099.html(第11報2012年3月19日付)

http://www.city.sakura.lg.jp/0000006016.html(第14報2012年4月5日付)

4月25日補筆:

ホットスポットと言われている野田市では、昨年、市役所配布の袋で汚泥回収を実施していたが、最終処分業者の受入れが出来なくなって、11月以降、回収を中断していた。今朝4月25日の新聞報道によれば、側溝汚泥を脱水処理後、市役所敷地内に設置した鋼鉄製タンクに入れ、仮置き場とすることで、側溝汚泥の回収を再開したという(毎日新聞千葉版、東京新聞千葉中央版)。二歩も三歩も遅れている佐倉市、どうするのか。

 

 

 

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