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2012年7月22日 (日)

いよいよ、おかしくなったNHK日曜討論~意見殺到か、回答を読み上げる視聴者センター

きょうの朝9時からの「日曜討論」が始まって驚いた。「延長国会のゆくえ~民主党・自民党にきく」だったのだ。「え?!」各党の討論会だと思っていたところ、司会者は民主党城島、自民党岸田国会対策委員長に、両党の段取りや駆け引きを引き出すのに懸命なのだ。これっておかしくないか。三党合意に与した自民党が、いま政府与党に言えることは、政策ではなくして、まさに政局における損得でしかありえない。民主党のマニュフェスト違反の暴走は犯罪的だが、それを鋭く衝ける身の自民党ではない。その政党としての機能がまったく果たせていない、政府与党と野党第一党に「ゆくえ」をきいてどうなるのか。

公共放送としてのメデイア、NHKは、常々、国民の生活に関係のない「政局」に傾く政治の行方に警鐘を鳴らしていたのではなかったか。少なくともそんな「ふり」を見せていたが、今日の「日曜討論」は「討論」なき討論番組だった。

そこで、とりあえず、視聴者の意見をつたえるべく「ふれあいセンター」に電話をすると、相変わらずしばらくは通じなかったが、ようやく出た係員に上記の趣旨を伝えると、ホイ来た!とばかりに、この件につき番組担当者からのメッセージがあるから読み上げるといって女性係員は読み上げ始めた。なんの事はない、この延長国会に至って、山ずみの重要法案にどう対処すべきかを与党民主党と最大野党自民党に聴くことがメデイアの任務だ、みたいなことを、るる述べるではないか。

十分聞き取れないままさらに意見を言うわけにはいかないので、私は、その内容をファックスしてください、と言えば、そういうサービスはできない、との繰り返しである。

ふれあいセンターではいつも視聴者の声は録音しますと言っているのに、なぜファックスできないのか、それができないというなら、ホームページ上の番組サイトか視聴者の声の欄でただちに公表されるべきだと伝えた。

もし、録音を起こしている方があればぜひ公表してほしい。

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