「<朝日歌壇>、小学生短歌の入選について(2012年4月29日)」への反響
表題のブログ
(http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2012/04/post-8723.html)
へのアクセスが、じわじわと増えてきている。私のブログのテーマは、歌詠みのブログにしては、無粋なテーマが多い。アクセスの上位といえば、社会福祉協議会や日本赤十字社の実態、集まった募金の使い方、地域の自治会と種々の寄付の関係について書いたいくつかの記事である。これは数年前からの傾向で、アクセス全体の2割以上を占める日が多い。自治会で強制的に徴収される寄付を違憲とする判決が最高裁で確定した以後、全国各地で、自治会と各種寄付の関係を見直す機運が高まっているのだろう。アクセスも増え、コメントも増え、私の記事にたどり着いた複数の人々との情報交換も可能になった。また、いくつかのブログやHPでリンクしてくださっているからでもある。
そんな中で、最近、日によって、上記表題「朝日歌壇の小学生短歌」の記事へのアクセスが、トップになる日が多くなったのである。私は、朝日歌壇の40首の入選作のうち、10首以上が小学生などの短歌で占められることに異議を申し立て、短歌の普及のためならば、新聞歌壇や短歌コンクールでは大人とジュニアとの住み分けが必要ではないかとする「時評」を私の参加する結社誌に書いた。それをブログに再掲したのだ。ブログへの検索キーワードは様々で、「朝日歌壇・小学生」「朝日歌壇・小学生短歌」「小学生短歌」などにはじまり、「松田わこ」「松田姉妹」などというのもある。私の周辺にも、作歌の有無にかかわらず「朝日歌壇」に関心を寄せる人は多い。東日本大震災関係の入選作が話題になったこともある。小学生短歌の入選については、作歌をしない人たちには「かわいいよね」「面白いよね」などの感想が多い。今年久しぶりに結社誌の全国大会に参加した折には、初めてお会いする参加者の方々から、くだんの「歌壇時評」には「共感した」「はっきりした主張にすっきりした」「まだ続いていますねえ」など、率直な感想もいただいた。
また、歌友の阿木津英さんが「歌会スクランブルはなぶさむら」というブログで、上記記事を紹介してくださったこともあって、そこから飛んでくるアクセスもある。 http://hanabusamura.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8338359
新聞社には読者担当の窓口に同趣旨の意見を伝えた。今のところ、状況は変わりそうにもない。
最近、こんな話も聞いた。「朝日歌壇」の東日本大震災関連作品の入選について、歌壇の読者から、大震災関係の入選作が多すぎないか、他のテーマの作品がおろそかにされていないかの声も多かったそうで、「朝日歌壇」としてもある程度のバランスがとられはじめたとも。
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