久しぶりに駅頭でのビラまきでした
今日は、地元の幾つかの9条の会の連携で、日弁連作成のチラシ「憲法96条改正に異議あり!!~憲法って簡単に変えちゃってもいいの?」を、ユーカリが丘駅頭で、皆さんにお渡ししました。土曜の午後ということで、心配ではありました。あさの通勤時間帯は、人通りは多いけれど、受け取ってくれる人が少ない、との嘆きを聞いていましたので、この時間帯になりました。19人の参加者で、350枚は、1時間もしないうちに配り終えました。私は、南口担当で、このチラシとまだ手元に残っていた私たちの「さくら・志津憲法9条をまもりたい会ニュース」23号もあわせて渡すことにしました。受け取ってくれる人は、声をかけた人の三分の一以下ですが、20枚弱でしたでしょうか。一組みのご夫婦と女性お二人とは、少しだけ話をすることができました。
ご夫婦の奥さまの方が「憲法96条そのものがどういう条文なのか、テレビなどよく見ていない人は分かりにくいのでは。このチラシにも書いてないですよね」としきりに心配していました。あらためて眺めてみると、96条の5つのポイント①憲法は国の権力者からが私たちの人権を守る ②国の権力者は憲法を簡単には変えられない ③今、96条を変えて憲法を変えやすくする動きがある ④憲法が変えられて人権が守れなくなる ⑤しかも国民投票の手続きにも問題は沢山ある、ということがケンちゃんという男の子とノリちゃんという女の子との対話をしているイラストで語られている。受け取ってくれる人はほとんど高齢者である。マンガにすれば分かりやすいのか、の疑問は去らない。いかにも”啓蒙的”なスタンスでの呼びかけで、これでいいのかな、とも思いつつ、手渡したのだったが。
お一人は、「ニュース」にも視線を落として、「そうなのよね。9条は守りたいですよね。頑張ってください」とのことばに「毎月、コミセンでの定例会では勉強会や情報交換、ときにはこうしたビラを撒いたり、講演会を開いたり、イベントもあるんです・・・」と答えれば、「どんな方の講演会でした?」と・・・。話が弾みました。
もうひと方は、「あの人は、何でも約束するけど、どこまでやるのかしらね」と安倍批判が始まり、「憲法はまもりたいのに、困ってしまう」と去って行かれました。週末のためか大きな旅行カバンを引きずる人やカップルには、飛行機の中で読んでみませんかと差し出すが、受け取ってはもらえなかった。
久しぶりにお会いしたメンバーのお一人は「今度の選挙では、わざと焦点をぼかしているので、このままでは自民が勝ってしまう。9条の会が全国の護憲団体に呼び掛けて、大胆なことをしないと。たとえば、東日本は共産党、西日本では社民党という風に少数野党が選挙協力をしないとまずいのではないか」と思い詰めていらした。私も思う、なぜ少数野党が連携して、協力して、共闘できないのだろうかと。憲法9条改正、反原発再稼働・輸出、反消費税増税、反TPP参加・・・。厳密な党是を守っても議席が取れなかったら、元も子もなく与党が喜ぶだけではないかと。もちろん、死票が多い小選挙区制の見直しや一票の格差是正も何としても進めながら。地域で、方向性を求めている市民の一人として力を結集するにはどうしたらいいのだろうかと。
今日配布した日弁連作成のリーフレットです。↓
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/constitution_201306.pdf
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