残暑お見舞い申し上げます~根性スイカと犬の快癒に励まされて
立秋を過ぎてからの猛暑がきつかったが、我が家では故障者続出してしまった。
まず17歳の飼い犬が、エサも水もまったく受けつけなくなって、丸4日、動物病院に往診をお願いした。紙おむつをあてがったりしたが、マットの上で大小の用をたしたりするので、夜は添い寝が続いた。夜啼きをするわけではなかったが、ときどき悲しそうに一声張り上げる。3日ほど点滴をやってもらい、あとはご自分でもできますよ、といわれ、連れ合いが担当した。500㏄の点滴剤を2回に分けて3日ほど続けた。やはり熱中症だったらしく、点滴後は、スポイトからだとわずかに水を飲むようになり、太い注入器に、ペースト状のえさをさらにお湯で薄めていれて、口にあてがうと、ぺろぺろと舌を出して食べ始めた。ただ息苦しさは相変わらずで、はあはあと絶え間なかったが、口元が震え出したのは、見ていて辛かった。が、この頃から、ペースト状のえさと普段のえさのご飯や白身魚、ささみ、牛肉、卵、 カボチャなどをいつもより小さくちぎって混ぜ合わせると、器から自力で食べるようになった。いつもはよく食べる野菜は苦手だったらしい。足が弱り、長い間立っていられず、ぺちゃんこに座リ込んで平らげることもあった。一段落して、連れ合いが使用済みの点滴の空き袋や針、注入器を動物病院に返却にいくと、主治医は「お年なのに、よく頑張りましたね」とその立ち直りの速さに驚いていらしたそうだ。いまでは、食欲の秋を先取りしているかのように、用意していると台所まで催促に来る。
この犬の介護の途中で、私は、腰痛に見舞われ、整形外科へ駆け込んだ。レントゲンでは確かに背中がカーブを描き、椎間板の一番下の部分がつぶれているのがわかったが、痛さの原因は、支える筋肉の疲れ?でしょう、ということで、バンドを正しい位置で着用する指導、筋肉弛緩剤と鎮痛剤の処方がなされた。かつてのぎっくり腰のようなことにはならずに済んだのは幸いだった。一難去って一難。 続く猛暑に、犬は口もきけないし、暑がり屋だからしっかり冷房してください、との獣医師の言葉もあって、昼は犬と一緒の居間は、24~25度くらいに設定していた。タダさえ冷房に弱い私はよく26~27度に設定し直しての、攻防戦であった。8月下旬になっても続く猛暑、ある日、左耳周辺がひりひり痛い、そしてその夜、ズキンズキンと痛みが続いて、眠れないほどだった。あわてて翌日、近くの医院にいくと、先生は、発赤が出ればヘルペスだし、難聴や顔面のこわばり・歪みの症状が出たらすぐ大学病院に行ってください、取り返しがつかなくなることがある、と脅かされた。血のめぐりをよくするビタミン剤と神経の傷を修復するという薬の処方が出た。幸い、鎮痛剤は2回飲んだだけで、以後、痛みも違和感もなくなって今に至っている。私は、冷房の当たり過ぎが原因の神経痛ではなかったかと思っている。
連れ合いが唐津での講演のため一泊で出かけ、ホテルのレストランから、窓辺の海岸線や唐津焼の器などの写真がメール添付で届いたりした。うらやましいなあ、と思っていた矢先、帰宅するなり、ぐったりの様子、38度台の発熱にあわてる。不規則な生活が続いていたから疲れが出たのか、熱中症なのか、市販の風邪薬を飲んで、眠りつづけた。口にするのはお茶と果物だけだったが、翌朝には37度台、午後には平熱に戻って、ほっとする。
一方、決断するという安倍首相は外遊の中、消費税についての集中点検会合での60人のヒヤリング、その人選がおかしい。適宜「反対派も混ぜておきました」というアリバイ工作、慎重姿勢の演出が見え透いている。国民の声を届けるには。
ブルネイでのTPP交渉、アメリカ主導が顕著になり秘密裏に進む。大挙してヴェノスアイレスへ出かけたオリンピック東京招致の面々、利用されているアスリートたち、オリンピックより先にやることがあるのではないか。福島原発での放射性物質汚染水の流出が続く。国が乗り出すということは? シリアに対して「いかなる化学兵器も許されず・・・・」と言いながら、「いかなる核兵器も許されず・・・」とあったから調印しなかった日本の外交・・・。
体力を温存しなければの思い頻りだった。そんな中で、ますます元気なのは、家の前に実っていた根性スイカだ。このブログでも何度か登場願ったが、ますます大きくなってきた。
<元気になった飼い犬とのツーショット>
↑ どれどれ、こんなに大きくなって!
↑ ここでは決して用は足していません
↑この猛暑には勝てず、つい寄りかかって・・・
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