「これでいいのか!?TPP 12.8大行動」に参加しました~寒かった野音、にぎやかな銀座デモ
12月8日、青空は広がっていたが、空気は冷たい。日比谷野外音楽堂の集会に出かけた。とき、まさにシンガポールでは、閣僚会議が開かれている。
TPPに反対する弁護士ネットワーク、TPP参加交渉からの即時撤退を求める大学教員の会、主婦連合会の3団体の呼び掛けにより、156団体の賛同を得、3000人近い大集会となった。佐倉からも、地元9条の会などから4人、会場でお会いした。農業団体、医療団体、生協、民間・公務員労組、さまざまな市民団体が、幟、横断幕、ゼッケン、帽子、プレートなどに思い思いのスローガンを掲げて席に着く。日の丸がはためく一画もあった。山根主婦連会長の開会、共産党紙智子参院議員と生活の党鈴木克昌衆院議員のメッセージはともに力強く、長野県中川村の曽我村長は「TPPは日本中を限界集落にしかねない」、JA全中の馬場参事は「重要5品目は不退転の決意でまもらねばならない」、伊沢弁護士「ISD条項の怖ろしさに」を力説・・・、リレートークは続いた。 マハティール元マレーシア首相からも「TPP不要」のメッセージが届けられた。2時過ぎから、順次隊列を組み、銀座へと向かう。
「食の安全を壊すTPPは、イラナーイ」「農業をつぶすTPPは、イラナーイ」「医療を壊すTPPは、イラナーイ」「地域を壊すTPPは、イラナーイ」・・・・と、誘導車からの大音量のシュプレヒコールにならって、久しぶりに声を張り上げる。5人で3メートルの横断幕を持つのは結構つらかったが、いつの間にか有楽町ガード、いよいよ銀座である。脚立を持ったカメラマン、隊列の前からの撮影が入ったり、立ち止まる街の通行人たちもなんとなく応援してくれそうな・・・。
お疲れ様でした。呼びかけ団体から実行委員会に参加していた連れ合いは、先頭で頑張っていたらしい。準備の2か月間、傍らで見ていてもシンドイ仕事だった。ご苦労様でした。街路樹の黄葉が舞い散るなかでの流れ解散。解散地点で、続くデモ隊を迎えていた連れ合いと別れ、会場で待ち合わせ、一緒に動いていた娘とも別れ、私は、老犬の待つ家へと急いだ。
翌日12月9日は新聞休刊日、以下の新聞のHPの記事が一番詳しかった。
(農業協同組合新聞)
http://www.jacom.or.jp/news/2013/12/news131209-22958.php
チラシの表、裏には賛同団体が並んだ
閉会の挨拶
三々五々解散へ
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