「自治会と寄付金 一律集金に異議を唱えよう」に関西からの「声」がありました
兵庫県の知人より、朝日新聞、4月17日の「声」欄に、上記拙稿への反響が載っています、とのメールをいただいた。また別の知人からは、全文ではないけれど、朝日新聞デジタルで読めます、とのこと。あわてて検索、下記を見い出した。関西版載ったということだろうか。
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(声)自治会一律集金 異議に賛同
(2014年4月17日08時00分)
無職 藤内一光(愛媛県 75)
「私の視点 自治会と寄付金 一律集金に異議唱えよう」(3月17日)を読み、深く同感した。私の地域の自治会費は1戸年1万2千円。そこから、社会福祉協議会費・日本赤十字社資に加え、赤い羽根共同募金・緑の募金もあわせ、1戸あたり計千円余りが支出される。
本来、自治会は、会員一人一人が、字義のとおり「自らが治める」意識のもとに、会員相互の共益を追求することを目的とした団体であったはずだ。我が会でも自治会費で街灯をつけるなどしている。だが前述のように、外部の、しかも個人の自由であるはずの事項への出費は、本来の自治会活動費がそれに食われて、活動の充実を阻害するとともに、会費が高額化する一因にもなる。
(後略)
(続きは以下の通りです)
本来、寄付とは自由意思でするもののはずだ。各自が自治意識をより一層高め、活動にふさわしい会費の支出かどうか、丁寧にチェックしつつ活動していくことが大事だと痛感する。
4月28日補記
後略部分、まっとうさんのコメントで判明、ありがとうございました
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自治会費が、一年に1万2000円、一か月1000円と、その投稿の方の自治会の実態を知って、その高額なのにまず驚いた。ブログのコメントや友人たち、多くの方々からは、自治会の運営や慣例に理不尽を感じながらも、改善・改革に苦慮している様子が伝わってきます。なかには、面倒やストレスを避けて、自治会自体に参加しないか、退会している方々も多いです。さらに、たかが数百円や数千円のことだし、積極的に悪いことをしているわけでもないし、大した違和感は覚えない・・・、という人たちもかなり多いです。しかし、募金で集められた多額の寄付金が、いつ、どこで、どのように、使われているかを知ることも大事で、それを知ったからには、現状追認するわけにはいかなくなるのではないかと思う。
私たちが、電力会社に支払っている電気料金が、原発立地の見返りに地域振興のためと称する資金や高額の報酬を得ている顧問や役員たち、あるいは学界までにも落とされていた資金になること、NHKに支払っている受信料が、会長や理事、経営委員長や委員たちのとてつもない高額報酬や政府広報のような番組作成やタレントたちに使われていることを、見落としてはならないことと同じように大事なことではないか。
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コメント
愛媛の方の
「声」欄 「自治会一律集金 異議に賛同」
の後半部分を補充しますと↓
・・・(本来、寄付とは自由意思でするもののはずだ。各自が自治意識をより一層高め、活動にふさわしい会費の支出かどうか、丁寧にチェックしつつ活動していくことが大事だと痛感する。)
こういう意識が広がることが大切ですね。一人一人は心では思っていても、自治会という集団になると何も言えずに波風立てずに前例踏襲で通してしまう。
投稿: まっとう | 2014年4月27日 (日) 05時28分