最近のNHK、かなり、おかしい!視聴者に何ができるか!
前からおかしいのだが、最近は、とくに安倍政権になって、かなりヤバイのでは。公共放送としてのNHKの責任を放棄して、もっぱら政府広報としての偏向が目立つ。テレビの「ニュース7」を見ている限りでも、その傾向は、ますます著しくなった感がある。
いずれ、報告もしたいと思うが、今回は、1月25日の籾井勝人NHK就任記者会見以降のNHK自体の対応の鈍さというより、相変わらずの閉鎖性が問われるべきだと思う。案の定、いわゆる安倍首相友だち人事と呼ばれる会長と新任の経営委員二人の、メディアの幹部にあるまじき言動がつぎつぎ明らかになり、それらに対する視聴者の反響も大きくなっている。しかし、NHKの対応は、従前のように、コールセンターへの抗議の件数などを会長や放送総局長の定例会見の折、記者に問われて回答する程度でしかない。国会での籾井会長の答弁はシドロモドロの念仏のような繰り返しがほとんどで、会見時のやり取りに輪をかけたような資質の無さに、視聴者は怒った。受信料を支払っている視聴者たちの怒りは広がっている。
ともかく、NHKが何らかの形で発信している「視聴者の反響」を時系列で、表にまとめようとした。NHKの公表資料でたどれるかと思ったが、結構厄介だったのだ。正確を期したいので、その正確な数字の推移と発信源を問い合わせているが、5月7日現在、回答が届かないばかりか何の連絡もない。公表されている数字は概数で、批判的な意見を具体的に紹介したり分析したりすることも極力していない。NHKのホームページには「視聴者対応報告」という、月単位と週単位で、視聴者の声をまとめているコーナーがあるのだが、1月分の報告に、表にあるような数字を発表したが、それ以降の報告はない。会長、放送総局長会見では直近までの数字が報告されるが、それも4月3日以降ストップしている。あくまで概数であって、しかも一覧できる資料はどこにもない。ずいぶんと恣意的な「視聴者の反響」報告なのである。
仕方がないので、NHKのホームページ、新聞記事やネット検索により、ともかくまとめたのが、今回の表である。批判的な意見は、60%から65%へと、徐々に上昇し、肯定的な意見は徐々に下降しているのが見て取れる。さらに、表では、経営委員会の動向などもわかる限り記した。視聴者、市民の動向をみると、NHKへの危機感は募り、その活動も全国的に活発になりつつあるが、主なものに限った。
NHK籾井会長就任記者会見(2014年1月25日)以降の籾井発言などへの視聴者の反響の推移
http://dmituko.cocolog-nifty.com/momiikaikennhankyoitiran.pdf
なお、私が
立音楽大学名誉教授、音楽史専攻)に「これでいいのか、NHK」と題して、お話を聞くことになりました。ぜひお出かけください。
5月10日(土)午後1時30分から4時まで
佐倉ミレニアムセンターホール(京成佐倉駅隣接)
詳細は、以下をご覧ください。
http://dmituko.cocolog-nifty.com/nhkkobayasikoenkaitirasi.pdf
その後の鉄線の花、藤娘ならぬクレマチスの姫?が出てきそうな・・・
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