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2014年5月28日 (水)

側溝清掃の朝~空き家にハクビシン、捕獲のニュース

先の日曜は側溝清掃の日だった。 311以降、佐倉市の町内一斉の側溝清掃は2年間中止となり、昨年から再開した。側溝の土砂は放射線量が高く、集めても保管するところがないので、除染をせずに放置するというのが、佐倉市の言い分だった。放射線量が特別高いところは再測定後、個別に対応するということだった。

我が家の家周りの側溝も一時は1マイクロシーベルトを超えていた。この2年は測定していない。家周りのグレーチングの土砂は、今年はほとんど堆積しておらず、見送って、もっぱら路傍の草取りに終始した。集積場所にゴミ袋を運ぶ近所のご主人が通りかかり、ついでだからとわが家の分も運んでくださるという。「いまね、カルガモの赤ちゃんが見つかってね、3匹はどうも猫にやられたらしい。3匹を、いま、○さんが公園の池に運ぶところ」との話。親は?どこで生まれたのだろう?近くの公園の池、溜池までには直線で400m近くはある住宅街なのだ。うまく育ってくれるのだろうか。「ハクビシンも▽さんの庭で、市役所に捕獲されたんですよ」とのニュースも。珍獣ではないけれど、街で見かける生き物ではない。▽さんのお宅は、2区画の立派な家で、庭木が鬱蒼としているのだが、この15年ほど空き家のままなのだ。隣の八千代市に住んでいるというが、手入れは行き届かず、枯れ枝や虫の被害がご近所を悩ませているのは聞いていた。が、ハクビシンとは。「なんか、<野生の王国>状態ですね」といえば、「ソウソウ、八木治郎ね」と返ってきた。ひとしきり、八木アナウンサーの話になって、井戸端会議は続く・・・。

ああ、八木治郎、久しぶりに聞く名前だった。NHKでは地味で誠実そうだったけれど、フリーになって、かなりムリをしていないかな、と思っていたときに急逝された。次兄が就職活動をしている1950年代後半、八木アナウンサーが、母の実家のある佐原の出身と聞いて、母は知り合いを辿り、紹介してもらい、NHK受験の次兄は一度だけお会いしたようなことを言っていた。そんなこともあって、フリーになっても気になるアナウンサーであったのだ。調べてみると、1949NHK入局、1965年にフリーとなって、1983年に57才で亡くなっている。次兄は、中学校の英語教師を定年まで務め、62才で急逝した。

私たちの住宅地は30年前に開発され、その後も区画整理などによる開発で、周辺の緑地や雑木林はほとんどなくなってしまった。雑木林のそばに住んでいた町内の友人は、「昔は、タヌキもキジも出没してたんだけどね」という土地柄だったのだが。

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今年のヤマボウシ

 

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