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2018年5月29日 (火)

ミュンヘン、ワルシャワ、気まま旅(10)

ワルシャワ動物園とフィルハーモニー

 今日は、ワルシャワへの移動日で、ルフトハンザ1612便でミュンヘン発1240に搭乗、約一時間半、途中で、サンドイッチ(チーズかチキン)の軽食が出る。空港のシャトルバスで30分ほどで、(ワルシャワ)大学前下車、Sofitel Victoriaは、どこの都市にでもありそうな、細長い大きなビルのホテルで、なんと無名戦士の墓の広場に面していた。ピウツキー元帥の立像も右手にあるはずだ。前回、20105月の宿は、中央駅近くだったが、この広場も8年ぶりである。

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無名戦士の墓からホテル全景

 

  予定通り、車で、あの動物園へむかう。初めてながら、「あの」というも、今年の初めにこのブログでも紹介した「ユダヤ人を救った動物園」の動物園だったからである。

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/01/post-5a36.html201811日)

 

 ヴィスワ川にかかる美しいつり橋様の橋、右手に赤い外壁とポール状のものを巡らしたスタジアムを見て渡り、しばらく川に沿って走ったところが入り口となっていた。

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これは、動物園からの帰り、車で橋を渡った時のスナップです

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行きの橋の右手に見えたのがサッカー専用のスタジアム(2012年オープン)なのだが、写真がとれず、うまく表現できないので、ネットから拝借した

 まずは、動物園の広いメインストリートの奥が深いのに驚く。地図を見ながら、夫は、とりあえずの目標を、一番奥になるライオン、トラと決める。広い道を挟んで左右には緑地や林が続き、一見、どこに動物がいるのかわからない。檻というもの見当たらず、草地や砂地、池などの遠くに姿を見せる生き物がいる。見物の私たちとの境は、鉄柵だったり生け垣だったり、あるいは掘割だったりする。そうかと思えば、鉄柵を隔てながら、まじかに顔を合わせられる動物もいる。また、数々の樹木や植物にも、手入れは行き届いていて、あちこちで自動の散水機が動いていて、思わず飛沫を浴びることもあった。ライオンは、最初どこにいるかわからなかったが、岩山の蔭から悠然と現れたときは、思わず声を上げた。その後は、メスの方が、数人の見物客のためを思ってか、コンクリートの塀の上を行ったり来たりのパフォーマンスを見せてくれた。 

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あちこちで自動散水機が動いていた

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遠くに寝そべっているのはなに?

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普通の馬ではないような・・・

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点にしか見えないが・・・、現れたライオン

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このブロックの上を行ったり来たり、まるでモデルのように・・・

 
 週日のためかお客さんは少ないのだろうが、家族連れの人もちらほら、子どもたちは、動物を見るというよりは、広い公園を走り回ったり、お父さんに肩車をしてもらったり、自分が乗っていた乳母車を押したり、ソフトクリームを食べたりして楽しんでいるようだった。私たちも、別のわき道に入って戻りかけたが、こちらも奥が深い。そんなとき、白い瀟洒な建物が見えてきた。その近くに、何やら、地面にガラスに覆われたものが見えた。説明によれば、トンネル、あの映画でも見た、園長夫妻がユダヤ人たちをかくまう時に使った地下室に連なるトンネルの出入り口だという。白い建物には、当時をしのぶ資料が保管されているというが、見学には予約が必要であって、開館日も限られているらしい。3時間に満たない入園だったが、街中にあったベルリンの動物園とも違った外国の動物園体験をすることができた。

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ユダヤ人をかくまうのに使用したトンネルという

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動物園歴史とユダヤ人をかくまった経緯を記した資料を公開しているというが、予約制とのことだった


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動物園園長夫妻の功績を顕彰するパネル


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きょうばかりは乳母車をひいて・・・



 今晩は、7時半からのフィルハーモニーでのコンサートを予約していたのである。一度、ホテルに戻って、ホテルから10分ほどだという会場に向かった。が、これまた、迷いかけたところで、通りがけの年配の男性に尋ねてみると、自分も向かうところだといい、「コンバンワ」とも。仕事で日本に一度だけ行ったことがあるそうだ。ロビーまで、一緒だったが、友人と待ち合わせのようだった。座席は自由ということであったが、どんどんと聴衆は増えていき、はなやかな女性たちの姿も目立っていた。ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ヤツェク・カスプシク指揮による以下の曲目だった。指揮者は2013年からワルシャワフィルの音楽総監督の由、今年の1月には来日、ファンを喜ばせた由、現地で聴けるのは幸運かもしれない。クラシックに詳しくないながら、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はなじみもあり、真っ赤なドレスのリザ・フェルシュトマンさんの情熱的な演奏はすてきだった。ブラームスのセレナーデも、躍動的な若々しさに惹かれつつ聴き入った。

Koncert symfoniczny

   

Wykonawcy
Program

Felix   Mendelssohn

- Uwertura koncertowa Hebrydy op. 26 [10’]

Felix   Mendelssohn

- Koncert skrzypcowy e-moll op. 64 [26']
Przerwa [20']

Johannes Brahms

- Serenada nr 1 D-dur op. 11 [49’]

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開演前の会場ホールと終了直後のフィルハーモニー

  9時半を過ぎ、帰り道は、さすがに人通りは少なくなっていた。さて、とり損なっていた夕食だったが、ホテルのレストランでのポーランド語のメニューを思うと気が重くなりそうということで、クラブサンドイッチとドリンクのルームサービスを頼むことにした。少し、無駄遣いかなとも思いながらの夜食だったが、「おいしゅうございました」。

 

 

 

 

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