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2018年5月25日 (金)

ミュンヘン、ワルシャワ、気まま旅(8)

510日、自由に使える一日、さて

 大まかな予定としては、夜は、レジデンツでのコンサート、それまでに、まずはノイエ・ピナコテーク、午後からは、きのうは素通りだった市立博物館、ユダヤ歴史博物館はまわろうということになった。ノイエは10時開館ながら、少し早めに出た。きのう、中央駅で乗車券を買うのに迷った。どこでもチケットの自動販売機は見かけるのだが、どうもよくわからないまま、結局チケット売り場の対面で、3日間のグループ乗車券を購入していた。U2therensienstr.駅下車で一直線のはずのノイエ・ピナコテーク、曲がる道を間違えたのか手間取ったのだ。

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 思いがけずさまざまな作品に出会えて、短時間ながら楽しいひとときであった。駆け足ではあるが、思いがけず出会えた作品、私の好きな作品を中心に、紹介して行きたい。

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ハンプトンコートへの道(1874):シスレー(1839~1898)
   

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ゴッホの部屋の正面の作品が次の「織工」だった

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織工(1884):ゴッホ(1853~1890)、ゴッホにもこんな作品があったことを知る

 モネ、マネ、セザンヌ、ルノアールからクリムトまで、魅力的なのだが、私が立ち止まったのは、スイス、ベルン生まれのホドラーの風景画をはじめとする何点かであった。数年前、見逃したのが西洋美術館でのホドラー展だったからだ。

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Genfer湖の風景(1904年):F・ホドラー(1852=1918)、この絵と一緒に写真も撮りました

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水浴びをする少年たち(1904):ホドラー

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生に疲れた人々(1892):ホドラー、上記2枚は、ホドラーが主唱するパラレリズムに基づく構成がとられている

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お土産に買ったコースターなのだが、右は、ボート(1914):マネが描いたクロード・モネ夫妻の絵とのこと、マネは、しばしばボートをアトリエにして絵を描いていたそうだ。左は、シスレーと思って買ったのだが、ただいま確認中

 ランチは、美術館のレストランで、夫は焼き飯、私はボンゴレのパスタ、と飲み物で済ませた。車の往来を遠くに、池を前にして、ゆったりと過ごした時間だった。

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