「貞明皇后の短歌」についてのエッセイを寄稿しました
「新・フェミニズム批評の会」が創立30年になるということで記念論集『<パンデミック>とフェミニズム』(翰林書房 2022年10月)が出版されました。私が友人の誘いで入会したのは、十数年前なので、今回、創立の経緯など初めて知ることになりました。毎月きちんと開かれている研究会にも、なかなか参加できないでいる会員ですが、2012年以降の論文集『<3・11フクシマ>以後のフェミニズム』(御茶の水書房 2012年)、『昭和前期女性文学論』(翰林書房 2016年)、『昭和後期女性文学論』(翰林書房 2020年)には寄稿することができました。30周年記念の論集は、エッセイでも可ということでしたので、「貞明皇后の短歌」について少し調べ始めていたこともあって、気軽に?書き進めました。ところが「査読」が入って、少し慌てたのですが、何とかまとめることができました。
執筆者は、30人。表紙は、鳩の下の羽根には花畑が、上の羽根には、ブランコに乗った女性いる?という、やさしい装画(竹内美穂子)でした。
「貞明皇后の短歌が担った国家的役割――ハンセン病者への「御歌」を手がかりに」
1.沖縄愛楽園の「御歌碑」
2.「をみな」の「しるべ」と限界
3.届かなかった声
4.変わらない皇后短歌の役割
以下で全文をご覧になれます【12月11日】
ダウンロード - e8b29ee6988ee79a87e5908ee381aee79fade6ad8c.pdf
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