短歌の世界でも、「皇室」利用がまかり通る?
もはや斜陽の週刊誌が、ここぞと攻勢をかけているのが、著名人のスキャンダルと高齢者向けの健康志向・相続対策ネタと並ぶ「皇室ネタ」ではないか。
私が、永らく「下手の横好き」でかかわってきた「短歌」に限ってみても、最近は、いわゆる「お硬い」岩波書店が美智子前皇后の歌集『ゆふすげ』(2025年1月)を出版した。『ゆふすげ』は、歌会始選者で、御用掛でもある永田和宏のぜひにと強い勧めで出版に至ったという、未発表歌集である。また、永田和宏による『人生後半にこそ読みたい秀歌』(朝日新聞出版 2025年4月)は、下記の広告のように「皇室和歌相談役で美智子さまの歌集『ゆふすげ』の解説者による、中高年の日々を楽しく生きるヒント集」との宣伝文句が添えられていた。
ご参考までに
当ブログの過去記事
・岩波、お前もか~美智子前皇后の新刊歌集出版をめぐって(2025年1月23日)
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2025/01/post-93b30d.html
・「美智子皇后の短歌」について書きました。(2024年12月 7日 )
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2024/12/post-a13602.html
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コメント
「皇室」は差別の根源、それ以外にも心ない人間により、強欲な人間により悪用されます。
だからないほうがベターなのです。
投稿: | 2025年5月26日 (月) 00時45分