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2025年9月30日 (火)

『比翼の象徴』(井上亮)を手掛かりに<平成流>を考えてみた。

 知人に勧められ、雑誌『反天皇制市民1700』に『比翼の象徴』を手掛かりに、明仁・美智子夫妻による<平成流>の30年余についての拙稿をまとめてみたのが、以下である。この雑誌の由来は、表紙裏の「反天皇制市民1700ネットワークとは」に掲げられている。昭和から平成への代替わりの際の即位の礼・大嘗祭違憲訴訟で、1995年3月、大阪高裁で敗訴したものの「政教分離違反の疑いがある」という画期的な判決を確定させると同時に、原告市民1700人を中心に天皇制を廃止するために何が必要か、何ができるかを考える一助としてこの雑誌を発刊したとある。

 『比翼の象徴 明仁・美智子伝』の著者は、日本経済新聞皇室担当記者であった。1500頁に及ぶ3分冊をともかく読み終えて、思ったのは、日経に限らず、現在の大手メディアと皇室との関係、皇室報道は似たりよったりだということがわかる。拙稿を読んでくださった方々から、岩波がこのような本を出していたのを知らなかったとか、岩波書店、朝日新聞、東京新聞の親皇室、親天皇への傾斜、報道は目に余るといった感想が多く見られた。

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続きは以下をご覧ください。

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<関連過去記事>

『比翼の象徴』を読み始めた~(2025年7月 9日)
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2025/07/post-6fff14.html

 

 

 

 

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コメント

 明仁・美智子夫妻が「象徴」を形作ってきたことは象徴天皇制における「革命」であったと、『比翼の翼』著者が美化しているのを、内野氏は次のように評しています。
 〈夫妻による「天皇制」延命の軌跡にも思えたのである。現代日本のあるべき姿の選択を鈍らせる一つの要因にも思えたのである。〉
 それを拝読した瞬間、ぼんやりと思ったのです。戦争責任を曖昧にして、内省と批判精神を欠如させたまま、わたし(たち)が「形作ってきた」戦後80年が高市翼賛体制を生んでしまったのではないか。
 また、〈夫妻の言動の評価を、著者の見解や他者からの引用によるのではなく、典拠がないまま、「国民」を主語ないし目的語にした断定的な評価〉をも丁寧に批判しています。言葉を大切に読み取る視点に目を開かされました。遅ればせながら感謝いたします。(2026/02/23 天皇誕生日に)

投稿: 門外漢 | 2026年2月23日 (月) 22時11分

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