2024年10月29日 (火)

ポトナム短歌会の公式ホームページが立ち上げられました。

2024年10月より、新しい編集部により、あらたに「ポトナム短歌会」のホームページが立ち上げられました。ぜひお立ち寄りください。

ポトナム公式ホームページ」で検索してみてください。

https://www.potonam.com/

ロゴマークポトナム.JPG

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2018年8月21日 (火)

元号が変わるというけれど、73年の意味(3)皇室とマス・メデイアとソーシャル・メディアと

 201688日、午後3時、天皇のビデオ・メッセージが、一斉に各テレビ局から流された。その内容も大きな問題を抱えているが、どのテレビ局を回しても同じ画像と声が流れている事態に、驚いたのである。まさにメディア・ジャックではないかと。713日夜7時のNHKテレビ、ニュース7のスクープなのか、リークなのか、いまだ判然とはしないのだけれど、「天皇の生前退位の意向」が報じられ、ことは、ここから始まったことになる。

 

 天皇のビデオ・メッセージは、「平成の玉音放送」ともいわれたそうだが、これが初めてではなかったことを知った。2011316日、午後435分から6分弱のビデオによる「おことば」が、在京テレビのどの局も、それぞれ組んでいた特別報道番組の中で流していたという。不覚にも、私にはその記憶がない。316日当時は、地震の被害、津波の被害、原発事故による被害の全貌がまだわらず、その惨状、広がり、死者の増加が刻々と報道されるなか、その衝撃の大きさもあって、天皇のビデオ・メッセージは、聞いていたかもしれないが、記憶にない。その内容は、下記の資料で見ていただくとわかるが、「見舞いと励まし」の域を出ず、印象が薄く、埋没してしまったのかもしれない。しかし、このときは、テレビ東京を除き、すべての在京テレビ局が放映したという。

 

・東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば(2011316日)(宮内庁) 

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/tohokujishin-h230316-mov.html

 (参考のため) 

・象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(201688日)(宮内庁) 

http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12 

 

  天皇のビデオ・メッセージが、このような形で、いわば非常時の「心構え」や天皇みずからの「個人的な意向」が国民に発せられるということは、憲法上、法律上可能なのだろうか。2011年の場合は、被災地や慰霊の旅、さまざまな行事での「おことば」の延長としての「公的行為」、実質的な効用を持たない「挨拶」のような役割しか果たさなかったと思うが、2016年の場合は、憲法第4条の内閣の助言と承認を必要とする「国事行為」の規定にも当てはまらないし、「摂政を拒む」という皇室典範を明らかに逸脱する意思表示でもあった。その「お気持ちがにじむメッセージ」は、通例の「おことば」でもない「記者会見」でもない方法で発信された。あのメッセージは、もちろん公文書となるわけだから、天皇一人で作成したとも考えられない。となると、宮内庁と官邸が関与して、違憲・違法行為をしていることになりはしないか。その不透明な点を厳しく指摘する論者は少ないが、以下はその一つだろう。
 

・「天皇ビデオメッセージ」15『アリの一言』(20168915) 

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/ffac8315cb4322d232b9dc869befa2a6

 

 私も、当時、手探りながら若干言及しているので、下記のブログをご覧いただきたい。
 
・天皇の「生前退位」の行方~「天皇制」の本質については語られない12 

『内野光子のブログ』(2016112930) 

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2016/11/post-dd45.html 

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2016/11/post-e43f.html

 内容的にも、疑義があるわけだが、その伝達方法が、ビデオ・メッセージによる全テレビ局一斉放映という形、いったい、どこの誰が決めたことなのだろうか。 あの11分の間、テレビ局が他の情報を排除し、一斉放映することになった過程を知りたいと思った。各局、その指示を受け入れる判断をしたのは誰だったのか、どのテレビ局も一斉に放映したということが、私には恐ろしく思えたのである。その過程が曖昧なまま、国民は、有無を言わせず、ビデオだけを視聴させられたことになる。

 

一斉放映後のマス・メディアは、少しの戸惑いを見せながらも、高齢化した天皇の任務の重さを理解した心情的な記事が溢れ、国民の多くも同調するという流れができ、世論調査などにもその傾向は色濃く反映された。

 

この一連の流れを見ていると、かつての旧憲法下には「勅令」という法形式があった。今回のメッセージは、個人的な「お気持ち」というソフトな表現が使われた。しかし、その内実は、丁寧で、やさしい言葉と映像につつまれた超法規的な言説ではなかったのか。しかも、その伝達力の速さと広さは、かつての官報や新聞、ラジオ放送などとは比較にならないほどのものとなった。さらに、いつでもどこでもインターネット上では繰り返し視聴できる。それに加えて、多くのマス・メディアは、記事や番組において、法律家や歴史家、さまざまな論者が入れ替わり立ち代わり、慣れない敬語をもって、解説やコメントをしていたことは、記憶に新しい。その一方で、政府や国会は、メッセージに応えるべく「静かな環境」でという建前で、立法の準備を進め、結果的に、論者や政治家による検証や議論をけん制した。

 

現憲法下での天皇の在り方について活発な議論がなされるべき、絶好のチャンスのはずだった。野党もマス・メディアも、有識者会議での論点の限りの整理のみにとどまり、あるべきアジェンダの設定を怠ったと言わねばならない。

ただ、玉石混交、フェイク情報が前提とされるインターネット情報や週刊誌情報ではありながら、私が、かすかに期待をするのは、節度を持った情報交換や意見交換が活発になることであり、皇室・天皇への国民の関心が高まり、そこから課題が生まれることである。(つづく)

 

 

 

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2018年3月 5日 (月)

3月3日、モリ・カケ追及!緊急デモに参加しました

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  お雛さまを飾らくなって何年になるだろう。なんとか内裏様だけはと飾っていた時期もあったが・・・。今年の
33日の東京は、二日前からの風雨や風もおさまり、あたたかい、穏やかな一日となった。

このブログでも予告の「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」による「モリ・カケ追及!緊急デモ」第2弾の日、事務局スタッフの手伝いでもあるので早めに、家を出た。集合場所は、日比谷公園の西幸門のかもめの広場で、スタッフの方々と会場に届いたばかりのチラシの配布準備や、プラカードづくり。自慢ではないが、私の手際の悪さは・・・。参加者が集まり始めると、プラカードを持っての案内係となった。野音でのイベントはないらしいが、週末の散策を楽しむ人らも増えてくる。地下鉄の虎ノ門や霞が関の出口からの参加者に、財務省前へ進むように案内、この間、知り合いの何人かにお目にかかることができた。地元の9条の会のメンバーや他の活動でご一緒した方々、かつての職場の友人、どなたもお仲間と連れ立っての参加は心強く、熱いものがこみ上げる。連れ合いのかつての職場の方々も、旗を持って参加されていたので、思わず声を掛けていた。

216日、確定申告開始日の第1弾のアピール活動では、野党六党そろっての国会議員の各スピーチも力強いものだったが、今回は、双葉町から避難して東京の仮設で生活されている方、障害のあるお子さんを抱えた母子家庭の方は、自らの苦しい体験から誰もが責任を取ろうとしない行政や税金の使い方の不合理を訴えた。文京区で子ども食堂を運営されている方は具体的な窮状と行政の在り方を、年金者組合で活動をされている方、生活保護世帯の支援活動をされている方は、苦しい生活を強いられている多くの人々の実態を、訴えるスピーチが続いた。なのに、なのに、ウソをつらぬき通した佐川元局長がこともあろうに国税庁長官、任命権者の麻生財務大臣、佐川人事を適材適所と言ってのける安倍首相のだれもが、保身一途に責任を取ろうとしない。なかったはずの文書や音声がボロボロと出てくるのだから、彼らを許すわけにはいかない。

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経産省側の車上からのアピール、車窓に映ってる参加者。「街宣車」を持っていない市民団体は、レンタル料金を払って使用していますョ、麻生さん!

主催者側からは、前日の国会でも論議された、朝日新聞のスクープで森友問題関係文書が改ざんされていた事実があきらかになり、もはや組織ぐるみの犯罪行為であること、佐川国税局長官が、いまだに、就任記者会見もしないまま逃げ隠れするような生活をしていることに触れて、佐川長官、麻生大臣、安倍首相の責任追及と辞任に追い込むのも国民一人一人の行動が問われることを強調していた。その一つの形が、今日の財務省・国税庁包囲行動であり、銀座を経て、鍛冶橋解散のデモ行進、頑張りましょうと、デモ出発点の日比谷公園に集結した。

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経済産業省側に集まる参加者たち、通行の人に道を開けて。若いお母さんの参加者も目立つ。

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経産省側から財務省を望む。

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日比谷公園西幸門、デモ隊第一梯団出発も近い、2時30分。

17キロのデモコースは、4梯団で進んだが、包囲行動参加者、デモの参加者、スタッフ、いずれかの参加者をもふくめて、主催者発表1500人とのことであった。主催者スタッフには、もっと多かった、もっといたはずだなど、参加者からのブーイングの声が届いていたという。さらに、私は、一応、腕章を巻いていたためか、佐川罷免の署名はどこでやっているのかと尋ねられた。署名は、昨年、8月と10月の第二次署名まで実施し、2万筆を超えたものをすでに届けている旨を伝えると、こういう人の集まるところでやらなきゃだめじゃないか、とお叱りを受ける場面もあった。もちろん、当時は種々の集会に出かけて行ってお願いしたこともあるし、支援者の多くが、身近な集会で署名集めをしてくださった結果でもあったのだ。署名は時間をかければかけるほど集まるというものでもない。タイミングと署名する者の意識と提出先へのインパクトが重要なカギとなる。署名を呼びかける者は、用紙署名のほか、インターネット署名の場合は、その利点を生かしつつ、プライバシーにも十全の配慮しなければならない。その広報と集約、署名の不備や二重署名のチェック、提出先・要請先へきちんと手渡す交渉、その逐次報告など、事務局の負担は大変なものになるからである。

今回のデモ終了後の事務局には、夕方6時のラジオで聞いた、NHKテレビで見た、次のデモは何時やるのか、などの電話が入ったそうだ。また、経理担当のスタッフからの報告によれば、前回に勝るカンパが集まったそうで、「市民の会」の責任はさらに重くなったのではないかと思った。

当日のテレビニュース、翌朝の購読新聞4紙の報道記事は好意的ではあるが、書きぶりは様々であった。知人からの情報やネット上の検索によれば、いまのところ以下の通りであった。

(テレビ・動画ほか)

2018.3.3NHK18時の全国ニュース

<「佐川長官喚問を」「徹底捜査を」森友学園 文書問題で抗議デモ>

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180303/k10011350611000.html

(上記とほぼ同じ内容、3.3NHK18時ラジオニュース、3.4NHK4時ラジオニュース)

20183.3テレビ朝日スーパーJチャンネル(ANNニュース)

<デモ隊「佐川氏を罷免しろ」怒りの訴え> https://news.google.com/news/video/BSXLhU4Mdyk/dlwbJf-9bs7MCkM_qKT3ntBJ_YxyM?hl=ja&gl=JP&ned=jp

◆東京新聞チャンネル(34分)

<森友問題「納税者一機」デモ、第2弾>

https://www.youtube.com/watch?v=dTlKE8nlIOQ&feature=youtu.be

3.3 国税庁包囲行動&デモ フルバージョン(1時間3908秒)

https://www.youtube.com/watch?v=7RgSiuseAHQ&feature=youtu.be 

(新聞ほか)

◆2018.3.2 litera(リテラ)

<公文書偽造の財務省に再び怒りのデモ! 麻生財務相の『デモ隊は普通じゃない』発言にも主催者が真っ向反論>

http://lite-ra.com/2018/03/post-3838.html
 

201833日朝日新聞デジタル

<土地の賃貸と売却契約の決裁文書、書き換えか 森友問題>

https://www.asahi.com/articles/ASL325G3ZL32UTIL049.html?iref=pc_extlink

2018/3/3 17:21 KYODO 

<森友問題、千人が抗議活動 国税庁前で長官罷免求める>

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018030301001716.html

 東京新聞、静岡、山形、信毎、岐阜、京都新聞、河北新報ほかに配信

201833 1804分毎日新聞

<森友問題 1000人が抗議活動 国税庁前で長官罷免を>

https://mainichi.jp/articles/20180304/k00/00m/040/026000c

201833 1838 産経新聞(web

<国税庁前に約700人 「安倍、佐川はやめろ」と気勢 麻生太郎財務相指摘の「街宣車」も2台登場し、デモ隊を先導>0人「安倍やめろ」

http://news.livedoor.com/article/detail/14381966/

201834 948 しんぶん赤旗  

<もり・かけ”封じ 許すな/市民1500人が集会・デモ 財務省前など>

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-03-04/2018030401_04_1.html

その他、さまざまなニュースのサイトで、上記のニュースを拡散しているのにも接することができた。ただ、無責任で、事実にもとづかない書き込みも氾濫しているのは、残念でもあった。

 

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2017年5月 7日 (日)

近頃はやる言葉と消えた言葉

私はブログの記事を書く時も、短歌関係の文章を書く時も、過去の事実、目前の現実からものごとを考え、動きたいと思っている。短歌を詠み、短歌史や女性史をたどるときも、政治を語るときも、地域や旅先での出来事を書くときも、自分自身の耳目で、身体で確かめられる事実からスタートしたい、と思っている。こんな物言いも、抽象的なこと、この上ないのだけれど、つたないブログ記事ながら、そんな思いで書き続けてきた。

 表現する者にとっての想像力や創造力の源は、「事実」に違いない、との思いからである。ありふれる情報と自らの限られた体験の中から、なにが「事実」なのかをみきわめる能力を身に着けることが、市民として、表現者としての責任でもある。その事実を確認するための手立てや作業には、大変な労苦が伴うこともある。あふれる情報の表面を撫でて、都合のいい情報を集めただけの物言いが横行し、しばらく盛り上がることがあっても、長続きしない。いわゆる「ポピュリズム」とか、「同調圧力」とも呼ばれる現象なのかもしれない。 

 2チャンネルまがいは論外として、インターネット上の世界でも、論壇という堅い世界でも、近年、明確な物言いや持論を展開すると、「こだわりすぎる」「そう単純には割りきれない」「狭量」とかいう俗語や妙なレッテル貼りで返されることが多いようだ。昨年、このブログ記事で紹介もした、ある歌人との論争をめぐってのわずかな体験でも、そんな現象が見て取れた。これらの評語は、やや「堅気」を装った世界でも、「解決しがたい難題」を目の前にすると、 

「<地平>や<時空>を超えて、<通底>した、<通奏低音>のように問いかけられている課題だけに、<複眼的><重層的>な<視座>が必要で、<二項対立的>な考え方では、容易に結論が出せるものではない。多様な選択肢を踏まえ、バランス感覚をもって向き合うべき課題である・・・」

  のように、すべてを「相対化」して、結局、自らの結論を先送りするような論調が目立っている。さらに、「良心的な」論者は、「苦渋の選択」を披露することもあるが、一時期、若手論者の間で流行していた「差し違える」「切り結ぶ」覚悟は、どこかに消えてしまったようなのだ。

  私は、遠い学生時代、その後もいささか「判例集」、裁判官の判決文を読むことがあった。あの難解な言い廻しはなじめるものではなく、何が結論なのかが一読ではわからないことが多かった。機会があったら、裁判官の用語や用法にも触れたいのだが、また、手に負えなくなるかもしれない。余談ながら、裁判における判決直後の報道で、勝訴側の喜びの声とともに、敗訴側の「まだ、判決文をくわしく読んでいないので、コメントは差し控える」と報じられるだけである。その後「コメント」が報じられることは、まずない。重要な判決に限っては、少し時間を経た「解説」報道になることはあっても。

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2016年1月 1日 (金)

新年のご挨拶申し上げます。

 ブログをお訪ねくださいまして、ありがとうございます。

何から手をつけていいのか分からなほどの難問に直面した一年でした。多難な日々が待ち受けていると思います。ブログを始めて10年となりました。一日、一日を大切に、発信を続けることができればと思います。お気づきの点などご教示いただければうれしく存じます。 

 皆さまのご健康、ご活躍を祈ります。

 

 201611日  

                                         内 野 光 子

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  なお、1230日に、「澤藤統一郎の憲法日記」に直近記事4本をご紹介いただき、また、それを受けて「ちきゅう座」にも転載され、31日には、通常の倍以上のアクセスがありました。ありがとうございました。またNiftyのアクセス解析によれば、昨年1年間のアクセスの多かった記事と訪問組織20位は、以下の通りです。短歌関係の記事が3本と、少しい寂しい気もいたしました。どれほどお役に立てたのかわかりませんが、これを励みとして、調査、検証にもとづいた発信を心掛けたいと思っています

1月9日補記:blog「みずき」の1月1日、1月9日にて、以下の記事が紹介されました。
2015年12月29日 (火)
ことしのクリスマス・イブは(4)~歌会始選者の今野寿美が赤旗「歌壇」選者に

<アクセスの多かった記事20位まで>

1「自治会費からの寄付・募金は無効」の判決を読んで―自治会費の上乗せ徴収・...

2 赤い羽根共同募金の行方~使い道を知らずに納めていませんか、情報操作のテク...

3 自治会の募金・寄付の集金の問題点~やっぱりおかしい、全社協や共同募金会の...

4 住んでいる町の「社会福祉協議会」の実態を調べてみませんか

5 「奇跡の街、ユーカリが丘」、開発の基本に立ち戻ってほしい~「カンブリア宮殿」...

6 NHKスペシャル「密室の戦争~発掘・日本人捕虜の肉声」をみました

7 新松戸、「関さんの森」へ行ってきました

8 「朝日歌壇」、小学生短歌の入選について~『ポトナム』5月号「短歌時評」に...

9 佐倉市の大学誘致はどうなるのか~順天堂大学のおかしな動き、その蔭に

10 赤い羽根募金、社協の会費って、個人の自由ですよね!「希望ヶ丘自治会、募金...

11 ユーカリが丘、順天堂大学キャンパス誘致、見送り?

12 ユーカリが丘駅前の大学誘致をめぐるおかしな動き、やっぱり、山万が~第3...

13 「生協」の民主的な運営とは~生活クラブ生協で体験したこと~

14 佐倉市、順天堂大学誘致をめぐる「選挙戦」 ~誘致の効果は机上の空論、得を...

15 TBS「噂の現場」を見ましたか~再び佐倉市へ、志津霊園問題

16 中学校国語教科書の中の近代・現代歌人と短歌作品~しきりに回る「観覧車」:...

17 内野光子のブログ: 寄付・募金

18 藤田嗣治、ふたたび、その戦争画について

19 明日が投票日だというのに~佐倉市長選挙、あふれる違反ポスター、虚偽中傷ネ...

20 節度を失くした歌人たち―夫婦で選者、歌会始の話題づくりか

<訪問の多かった組織20位まで>
マス・メデイア:朝日新聞社、NHK、東京放送、博報堂、新学社~5
省庁・自治体等公共機関:都市再生機構、千葉県教育ネットワーク、厚生労働省、和歌山県~4機関
大学:順天堂大学、千葉大学、放送大学、慶応義塾大学~4大学
情報通信:東日本電信電話、空港情報通信、フリーセル~3
メーカー:日立製作所、日本電気~2
サービス業:日本郵政、三省堂~2

 

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2015年10月20日 (火)

「公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れ」賛同署名が始まりました。10月27日まで。

1011日に参議院のホームページに、917日に開催された安保特別委委員会の議事録が公表され、安保関連法案等をいずれも可決すべきものと決定した、との文言が速記録に追加されました。また、〔参照〕として、横浜地方公聴会速記録が追加されました。

  925日に32千余の賛同署名を添えて、山崎参議院議長と鴻池特別委委員長宛に「安保関連法案の採決不存在と法案審議の続行を求める申し入れ」を提出しましたことは、このブログの記事でもお伝えしましたが、そもそも存在しない安保関連法案の「採決」「可決」を後付けの議事録で存在したかのように偽るのは許せない気持ちです。

そんな気持ちの一端でも、意思表示することも大事かなと思っています。

申入れの(骨子)
 
 1.今回、公表された議事録の追記が作成された経緯(誰の、いかなる指示・判 断で作成されたも のか)を厳密に検証し、その結果を公表すること。
 
 2.事実に背き、参議院規則にも反する議事進行を正当化しようとするまやかしの議事録を撤回す ること。
 
 3.安保関連法案の採決・可決の不存在を直ちに認め、法案の取り扱いを至急、協議するよう、各党会派に諮ること。私たちは法案の段階に立ち返って言えば、違憲の法案を廃案とするよう、求めます。

 

「公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れ」への賛同署名のお願い
 http://netsy.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-8d84.html

公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れ」(全文)
 
 http://netsy.cocolog-nifty.com/Tekkai.pdf 
 
 
 
 <賛同の方へ>
 
 1. ネット署名:次の署名フォームの所定欄に記入の上、送信して下さい。
 
  http://goo.gl/forms/B44OgjR2f2
 
 2. 賛同者のご住所とメッセージを次の専用サイト(google spreadsheets)に公開しています。
 
   https://bit.ly/1X82GIB 
 
 3. 第一次集約日 1027日(火)22とします。

<ご参考までに>

2015/09/25 安保法案「採決不存在」に賛同署名が3万筆超え! ~呼びかけ人の学者ら、署名受け取り拒絶の「自民・鴻池事務所」を厳しく批判 | IWJ

 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266904

9.17を忘れない⑩ - Mootan's Blog ①-⑩

http://mootan.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95%E5%88%B6/9-17%E3%82%92%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E2%91%A0/

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2015年1月 1日 (木)

新年のご挨拶申し上げます

いつも当ブログをお訪ねくださいまして、ありがとうございます。

政治やメディアの動向を思いますと、重苦しさを覚える昨今です。

昨夏は、17歳の犬との別れがありましたが、10月には、ドイツを再訪、フランクフルト、ライプチヒ、ベルリンの街を歩きました。主に戦跡やドイツ統一の歴史をめぐる旅となりました。11月には、知事選最中の沖縄を訪ね、戦争の傷跡と基地の実態を目の当たりにしました。いずれも私にとっては 、遅すぎた修学旅行の感がありました。感じたこと、学んだことを大切に、息苦しい時代を少しでも切り開く一助にしたいと思っています。201511

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なお、当ブログは開設して9年になりますが、記事数は総計607本となりました。昨年、一年間の閲覧数の多かった記事は以下の表の通りです。

「自治会と寄付」をテーマにしたものが13位、91115位を占めていました。あらためて、その関心の高さに驚いています。

4は、地域の開発会社の社長がテレビ「カンブリア宮殿」に出演したときのレポートであり、地域の実情を踏まえない、社長ヨイショ番組に腹を立てたときのものです。6は、佐倉市の志津霊園問題が全国的にも知られるようなった頃のテレビ番組で、蕨市長が追っかけ取材から逃げようとしている場面が滑稽だったのです。道路土地収用に際し、市は、予定地のお寺の宗教法人と墓地移転に係る石材屋にまんまと騙されたケースで、昨年11月、ようやく157メートルの道路が開通しましたが、その総工費はかさみにかさみ、484100万、道路1mに308万もかかったことになり、その行政の責任が全くもってあきらかにされないままなのです。

7の「関さんの森」では、都市計画道路が関家所有の広い森を分断する計画だったのを、所有者、地域住民、自然保護団体そして行政らの長い間の協議の末、森をベターな形で残し、道路を開通させた経緯を知ってほしかったからです。時間はかかったが、道路開通後も所有者と熱心なボランティアたちが中心に、都市における環境保全を支え、市民の憩いの場や環境教育の場を提供していることを実感する場所でもあります。

13は、航空機騒音の問題、14は、新聞の写真におさまる森田健作千葉県知事と言えば、表敬訪問のタレントやスポーツ選手とVサインかガッツポーズをとる姿でしかない、ちょっと恥ずかしいような知事の話です。

8では、「生協」という、本来民主的であるべきはずの組織の独善的な姿勢を質したかったのです。

また、歌詠みの端くれとしての記事、だいぶ書いているつもりですが、15位までに登場するのがたった3本でした。5は、小学生、中学生短歌の入選がつづく朝日新聞歌壇についてですが、これは歌壇全体の現況を象徴的に表しているように思えたからです。新人賞などでは、若手歌人を育てたいあまり、迎合していることはないのかも心配だったのです。10は、暮にも書きましたように、いわば、私自身がこだわっているテーマでもあるので、アクセスしてくださる方が多いのはうれしいことです。12は、中学校国語教科書に登場した「短歌」に焦点を当てたものです。すべての教科書に登場した栗木京子は昨年の秋に紫綬褒章を受章しました。これについてはいずれ書きたいと思っています。

多くの読者とリンクを張ってくださっている方々に支えられ、歩むことができた9年間でした。やはり地域に根差した問題に着目し、面倒くさがらずに、書きつづけられたらと思っています。10年目の今年もどうぞよろしくお願いいたします。今後とも、お気づきの点やご意見を伺えましたら幸いです。

「内野光子のブログ」2014年アクセスランキングベスト15

                                                                                         
 

 
 

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7.新松戸、「関さんの森」へ行ってきました:内野光子のブログ
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2013年11月 1日 (金)

ありがとうございます。きょうで、私の記事も500件を越えました

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
前の記事が、2006年、ブログを開いて以来、501件目の記事になりました。
ここまで、続けて来られましたのは、読者の皆様のアクセスとコメントのおかげでした。
折り返しで、あとどれほど書きつづけられるか、日々研鑽と思っています。
先般の拙著『天皇の短歌は何を語るのか』の紹介や書評の記事がわずかながら
届き始めております。近く紹介できればと思います。
どちらを向いても、明るいニュースはないのですが、細々ながら書きつづけたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2013年3月27日 (水)

お詫びとお知らせ

本日、日付が変わったころから、午後3時半くらいまで、当ブログへのアクセスが出来ない状態が続いていました。ご迷惑をおかけしました。原因が定かではありませんが、復旧しましたので、お知らせいたします。

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2011年4月13日 (水)

「ポトナム短歌会」のホームページが開設されました

今年2月末、私が学生時代から所属している「ポトナム短歌会」のホームページが立ち上がった。いわゆる結社誌・同人誌を発行している短歌会や研究会ががホームページを持つようになったのは1990年代後半からだと思うが、「ポトナム」は遅いくらいかもしれない。管理人さん、あまり頑張らずとも、ぜひ「持続可能性」を目指していただけたらありがたい。私などが手伝えることはわずかだが、頑張ってください。私の短歌も1・2紹介されていた。

↓ご覧ください。

http://www4.ocn.ne.jp/~potonamu/index.html

せっかくだったのですが、現在、閉鎖されています。

急告

2024年10月:ポトナム短歌会の公式ホームページが立ち上げられました。

ぜひお立ちより下さい。

https://www.potonam.com/

 

 

 

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