2018年7月 3日 (火)

日本の空にオスプレイいらない、どこにもいらない、オスプレイ落とすな~7月1日、「オスプレイ暫定配備反対7・1県民大集会in木更津」に参加しました

  関東は、観測史上初めての6月の梅雨明けの由、71日は、朝からもう暑い。「3000万人署名佐倉市民アクション」のチャーターしたバスは、地元の4つの鉄道の駅をめぐって満席となった。一行には、ふだんお目にかかっている人、久しぶりにお会いした方に加えて、初めての方も多かった。 

市原のサービスエリアで、トイレも買い物も最後ですよとの15分休憩だったが、会場の吾妻公園には、予定よりも早く着いた。木更津駐屯地の南の角にあたり、カンカン照りなので、公園内の木陰を選んで、座り込む。こんな時は、シートと小さい携帯用イスがあればと、遠ざかってしまったアウト・ドアの必需品、物置にあったのを思い出す。それでも、風があるので、だいぶ助かるが、地元の9条の会の旗「さくら・志津憲法9条をまもりたい会」をわずかばかり持ったものの、支えるのに苦労する。

 少し早めに始まったオープニング・アトラクション、木更津の方の和太鼓演奏、合唱団とシンガーソングライター大熊啓さんが歌う歌は、正直ほとんど知らないのだが、「沖縄を返せ」を懐かしく聞いた次第。地元4団体の集会実行委員会、代表の木更津の「オスプレイ来るな いらない住民の会」の吉田勇悟さんの挨拶は切実である。普天間基地海兵隊のオスプレイMV22 24機の整備拠点として、千葉県知事も木更津市長も了承し、昨年2月には1機が飛来、その整備が終わらないのか音沙汰がない中、今年の625日突如2機目が飛来した。24機が代わる代わるに整備にやってきて、試験飛行が繰り返される。加えて、自衛隊のオスプレイMV22の、暫定配備が決まってしまったのである。オスプレイ自体の危険性は、本ブログでも何度か記事にしているが、重大事故のいわゆる事故率は324と高く、それに到らない「予防着陸」や部品落下などの事故は、沖縄では数知れず確認されている。原因究明が曖昧なまま、飛行が再開しているのが実態で、防衛省は米軍の言いなりである。

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木陰を求めて、三々五々。右側に交通公園、その奥が駐屯地である

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和太鼓演奏の皆さん

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千葉九区市民連合の人たち

集会は、政党代表6人の「連帯」のあいさつが続いたが、この炎天下、一刻でも早く終わってほしい、というのが正直なところだった。続いて、各地で活動を続けている会の方からの報告と訴えがあった。とくに印象に残ったのは「横田基地撤去を求める西多摩の会」の方が、突然米空軍のオスプレイCV225機、4月横須賀から横田基地に飛来し、6月4日、離陸したのは確認しているのだが、そのうち2機は、奄美大島に緊急着陸、そのうちの1機と合せて計4機は、横田に戻ったのを確認している。もう1機は、行方知らずの疑問を呈していた。どこかの民間の格納庫に隠されてしまったのかとも。報道によれば、奄美空港からは、日を異にして、2機は離陸しているというのだから、ミステリーでもある。CV22は、MV22よりも低空飛行(地形追随)、夜間飛行が強化され、電子妨害機能をももつ特殊作戦機であるという。そんなおそろしい巨大機が一体どこに?という疑惑が深まる話であった。*



* 7月5日付記:その後の報道によると、6月4日に横田を発ち嘉手納に向かう途中、奄美空港に緊急着陸した2機のうち1機が、長期の整備を経て、一カ月ぶりに7月4日に横田に「帰還」した、とある。(『東京新聞』7月5日)1機は、ずっと奄美空港にとどまっていたことになるのだが・・・。

* 羽村市のホームページよりhttp://www.city.hamura.tokyo.jp/0000011168.html

 

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あまりの暑さに、「千葉土建」テント下の空いた椅子をしばらく占拠、一息つく


 また、「パトリオットミサイル入らない習志野基地行動実行委員会」の方からは、習志野駐屯地航空自衛隊第一高射隊に
200711月、ミサイル、パトリオットが突然配備されることになって以来の活動を踏まえての報告であった。編成替えがあって、習志野駐屯地の陸上自衛隊「第1空挺団」と木更津駐屯地陸上自衛隊「第1ヘリコプター団」が連携した飛行訓練がいっそう強化されるとの不安が語られた。

 徒歩で17分ほど、木更津駅まで行進するとのことだったが、駐屯地沿いにしばらく歩いた後、富士見通りに出ての一直線が長く感じられた。解散地点の光明寺前まで、45分近くは歩いたことになるのだろうか。沿道の民家の木戸からお辞儀をし続けている年配の女性もいらしたし、歩道から手を振ってくださる方も何人かいらした。参加者2200人、お疲れ様でした。

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出発まもなく、駐屯地の格納庫、ここに、いま2機のオスプレイがおさまっているのか

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これは何の装備だろう、目にするのは、隊員の住まいの宿舎ばかりだったが・・・

 

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だいぶ大げさな・・・、張り切った千葉県警?


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風があったので、旗持ちも、楽ではなかったようだ

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懐かしい、昭和の銭湯の風景に思わず、シャッターを切る。調べてみると「宮の湯」さん?行商の女性のかごには「マンゴーアイスクリーム」ともあった。風呂上がりのお客さんを待つのか。一人振り返っている男性は千葉県警のようで、その視線が鋭い

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正面に木更津駅、左手に光明寺、「切られの与三郎」の墓があるという。DJポリスの女性は、「ここが解散地点です。早く解散するように」と繰り返す。右翼の車がかなり結集していたとのことだったが、何事もなく無事解散、帰りのバスは、彼らの車と並走することもあり、かなり遠くの他府県のナンバーもあった。相当な渋滞もあって、予定より遅れた 

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光明寺、広い境内のようだったが・・・


 習志野の方の訴えにあった、第1空挺団と第1ヘリコプター団との連携について、調べてみると、2007年、第1空挺団及び特殊作戦群が中央即応集団隷下に編成替えになったが、今年の3月には中央即応集団廃止に伴い第1空挺団・特殊作戦群が陸上総隊隷下に隷属替えになっていた。いまどき、「隷下」「隷属」なんていう公用語があるんですね。

 ついでに、以下の防衛省のそれぞれのホームページを読むだけでも、日本の防衛政策の過剰なことと広報活動の活発さと米軍との関係では、いかに「隷属」的な関係、まさに言いなり、植民地化していることが分かる。私たちの税金が、これほどまでの防衛費、日米の軍需産業に費消されていることが明確にもなるだろう。たとえば、次のような文言を読むと、日本政府の危うさが浮き彫りになるだろう。

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北関東防衛局「CV22オスプレイ横田飛行場配備について」(2018531日)より

 CV-22の配備先については、米側から、CV-22の任務や役割を踏まえた上で、
 運用や訓練上のニーズ
 機体整備のための施設が活用できること
 10機のCV-22及びその要員を受け入れるためのスペースを有していることなど、様々な点を総合的に勘案した結果、横田飛行場を選定したとの説明を受けています。
 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、高い性能を有するCV-22が我が国に配備されることは、米国のアジア太平洋地域へのコミットメント及び即応態勢整備の観点から、日米同盟の抑止力・対処力を向上させ、日本の防衛及びアジア太平洋地域の安定に資すると考えています。

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陸上自衛隊第一ヘリコプター団http://www.mod.go.jp/gsdf/crf/heridan/topics170911/index.html#wrap


陸上自衛隊第一空挺団

http://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/index.html

北関東防衛局>オスプレイ関連
http://www.mod.go.jp/rdb/n-kanto/kichi-syuhen/ospray.htm

防衛省・自衛隊>CV22オスプレイについてhttp://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/osprey/yokota/cv22.html

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2018年6月29日 (金)

千葉の空がアブナイ!ますます危ない!~<安全保障環境>が変わったのに(4)

 

下総航空基地の哨戒機PCの飛行訓練は、いま

  梅雨アケかと思うほどの好天が続き、と思ったら、本日関東も梅雨が明けたそうだ。一気に真夏の暑さに、我が家の居間は、南の掃きだしと西の出窓を開け放つ。この季節までは、気にならない航空機騒音が、否応なしに、また、飛び込んでくるのだ。これまでの三つの記事では、羽田着陸便の騒音とその要因、木更津駐屯地への米軍オスプレイの整備拠点、自衛隊オスプレイの暫定配備に伴う危険について報告した。今回は、これまでも、当ブログでは、毎年のように、主に海上自衛隊下総航空基地(柏市)からの哨戒機PC3の低空飛行、騒音についてレポートをしてきた。昨日628日、居間でパソコンに向かっていても、この騒音に悩まされた。午前中の9時台か10時台にかけてと、この日は、午後2時台、そして日没後の夜間飛行による騒音であった。この時間帯は、午前中は訓練のため館山沖に向かい、午後は、基地に戻る時間であり、夜間は離着陸の訓練であるということを聞いていた。自衛隊機は、ほぼ、我が家の真上を通過する。その時は、人の話し声、テレビの音はかき消されるが、とくに、静かな夜間は、窓から見上げたときの音と両翼、尾翼の強烈な灯りの近さには恐怖さえ覚える。350m以下は飛べないことになっているというが、高度500mそこそこではないかと思われる。ここでは、繰返さないが、かつて、2011年~13年にわたって、基地広報担当には、そっけないながらも、教えてもらったこともあった。佐倉市の総務・広報担当の対応は、まさに、ミもフタもないものだったことを思い出す。一連の報告は、以下のブログ記事を見てほしい。

 

あらためて、きょう、629日、下総基地のHPを見てみた。そして驚いたことに、かつて公表していた飛行訓練計画カレンダーがない。消えている。探し方が悪いのか問い合わせてみると、なんとそんなことはしてません、1週間分の予定なら教えますよ、という広報の返答だった。数年前には訓練計画のカレンダーが月単位で公表されていたのである。信じがたいのだが、なぜ公表しなくなったのかを尋ねると、遠方から基地周辺までやってきた飛行機マニアが「カレンダー」と違うではないかと文句をつけてくるから?!ともいう。軍事情報でもなんでもない、こんな情報まで隠蔽するんだ、と少し怖くもなった。かたや、情報公開をうたいながら、特別秘密保護法や公文書管理法によって情報隠しを合法化しようとする行政、政府の在り方に恐怖さえ覚える。いつの間にか、こんなことになっているとは、知らなかった。知る権利を行使しないとこうもなるのだ。下総基地の担当者は、1週間分をお知らせすれば、皆さん納得されて、文句を言う人もいませんよ、との発言。それではファックスによる情報提供をお願いします、と言えば、それはできない、とのことだが、近隣の自治体にはファックスで知らせている由。いずれ情報公開請求によって、一年間分くらいの飛行実態を知りたいと思っている。

 

ちなみに、口頭で確かめた、来週の予定と今週分の実績は以下の通りだった。昨夜の低空飛行と騒音の原因を追認した形である。50年目から続いていると豪語するのだが、住民としては、これ以上の騒音被害や低空飛行の恐怖は、何としても阻止しなければと思う。71()は、木更津で「オスプレイ配備に反対する!県民集会」が開催される。佐倉からは、バスで出かけることになっている。ぜひとも県民の力を結集したいものである。

 

20186月~7月(2週間分)飛行訓練時間の実績と予定(広報からの聴取)

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25/

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27/

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30/

1/

 

10∼15:00

10∼15:15

10∼16:15

10∼19:30

10∼16:00

なし

なし

7

2/

3/

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5/

6/

7/

8/

 

なし

14001600

なし

なし

なし

航空機騒音等のお問い合わせ先:海上自衛隊 下総航空基地
04-7191-2321(代)

 

参考:当ブログの関連記事をどうぞ 

2012411
〇自衛隊機、500メートルの低空飛行~50年も続いている

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2012/04/50050-5a56.html

 

2012819
佐倉市の航空機騒音、その後

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2012/08/post-bd02-1.html

2013713
〇自衛隊機の夜間演習飛行、日没から夜8時までの2時間!

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2013/07/82-f987.html

 

20139月29
〇下総航空基地へ~佐倉の航空機騒音の原因の一つ

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2013/09/post-d7df.html

 

2014425
〇340mの恐怖~習志野第一空挺団の軍機飛ぶ佐倉市上空 
 http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2014/04/340m-6c9c.html

2014531
〇佐倉市上空の自衛隊機航空機騒音、その後

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2014/05/post-7d69.html

2016610()
あの低空飛行の軍用機は何だ

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2016/01/koukakukakunnre.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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千葉の空がアブナイ!ますます危ない!~<安全保障環境>が変わったのに(3)

陸自購入のオスプレイの配備が、急きょ木更津に決まったわけは

 アメリカから、1機100億以上もするオスプレイMV2217機もアメリカから買うなどということはいつ決まったのか。といえば、201312月、5年毎に策定される「中期防衛整備計画」(2014年~2018年度)が閣議決定されていた。そして、当初は、その17機は、佐賀空港に配備の予定であった。それが、201825日、佐賀県神埼市に、自衛隊の戦闘ヘリコプターAH64Dが点検後の試験飛行中に民家に墜落、乗員二人が死亡する事故が起きたことは記憶にも新しい。その事故により、オスプレイの配備が住民の反対により困難になったため、急きょ、暫定配備先として、木更津駐屯地が決まり、この秋にも5機が配備されることになったのである。木更津駐屯地は、すでに米軍のオスプレイ整備拠点であったことと無関係ではなかったはずである。木更津にとっては、二重の負担にいたった。

 なお、佐賀で墜落した自衛隊機AH64Dは、曰くつきの機種であったことを初めて知って驚いたのである。

陸上自衛隊は、2005年からAH-64D(アパッチ・ロングボウ,ボーイング社製)の導入を開始した。しかし、富士重工業のライセンス生産により、当初62機が調達・配備される予定だったが、2013年度まで9年をかけて、わずか13機で調達を中止した。富士重工は、初期投資が回収不能になったとして、国を相手取り351億円の支払いを求めた訴訟で、最高裁は富士重工側の訴えを全面的に認め、国に対し全額の支払いを命じる判決が確定した、という機種だったのである。国の選定の失敗の本当の理由は、新しい機種の開発を知りながら、価格には見合わない高い買いもの、コストパフォーマンスがあまりにも低い機種を調達してしまったということであった。下記の資料では、2015年度の実働機は、11機であったことも分かり、さらに今回1機を失ったことになる。乗員2名のみの対戦車用の高性能の「戦闘機」という触れ込みであったが、「調達」の失敗で、二人の自衛隊員を失い、民間人の命を奪いかけたのである。

ところが、今回の佐賀の自衛隊機墜落報道において、機種やその性能の高さや原因究明に言及する記事は散見したが、上記の調達ミスによる訴訟で国が全面的に敗訴したことを報道した記事を見いだせなかった。私が、たまたま機種名でネット検索したら、Wikiでもこの経緯は記されていたのである。報道関係者が知らないわけはないだろう。2002年からから予算計上され、2005年から導入していたのであるが、一機の平均購入額は68億と高額なものであった。その後の自衛隊からの原因究明の中間報告によれば、整備不良や操縦ミスは認められなかったという。こうした、不良兵器・装備の購入は莫大な無駄遣いと人命にかかわるということを、強調しておきたい。

<陸・海・空の各自衛隊別、機種別の機数>

https://flyteam.jp/news/article/53415

 もしかしたら、知らないのは国民だけで、氷山の一角だったのかもしれない。そんな失敗をも省みず、オスプレイの選定にも、同様の不安を覚える。だが、それにもまして、日本をとりまく安全保障環境は、大きく変わりつつあるなかで、防衛関係費の推移をあらためてたどっておこうと思う。

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上記の数字には、以下の経費を除いたものであり、平成2930年度に限り、(  )内の数字はそれを含めたものになる。
SACO関係経費として、平成29年度:28億円、平成30年度:51億円
米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分として、平成29年度:2,011億円、平成30年度:2,161億円
新たな政府専用機導入に伴う経費として、平成29年度:216億円、平成30年度:312億円
<我が国の防衛と予算 平成30年度予算の概要>よりhttp://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/yosan.pdf

 

 防衛関係費の「平成30年度予算の概要」で、今回のテーマと関連して、私が注目したのは、

・戦闘機(F-35A)の取得(6機:785億円)その他関連経費(整備用器材等)として、別途293億円【30予算までの整備数/中期防内の整備数:28機/28機】

・ティルト・ローター機(V-22)の取得(4機:393億円)

輸送ヘリコプター(CH-47JA)の輸送能力を補完・強化のため。その他、関連経費として323億円【30予算までの整備数/中期防内の整備数:17機/17機】

 
 ということは、5年間で戦闘機F35A28機、MV22ヘリコプターは17機が発注されたことを意味し、そして、毎年、関連経費として、かなりの額の予算に組まれていることが分かる。これまでは、「北」の脅威、南西諸島にかかる中国への抑止力を口実に、防衛関係費は、近年0.8%の上昇率をもって増額してきたのである。しかし、在日米軍の経費の4分の3は日本が負担している現状にもかかわらず、トランプ大統領は、自国の負担の軽減を主張する。さらに最近では、米韓の合同演習も中止、在韓米軍の撤退すら言い出したのである。日本としては、在日米軍縮小のチャンスではないのか。今後は、イージス・アショア2基の買い付けなどは、もはや必要性を失いつつあるのではないか。日本の軍拡によって、誰が得をするのかをたどってみると、アメリカの軍事産業であり、日本の軍事産業ではなかったか。少なくとも、2019年から5年の「中期防衛整備計画」では、当然見直されなければならない。災害救助に重点を置いた「自衛隊」で、良いではないか。国民は、自らの安全・安心のために何を優先すべきなのか自身の意識を変えていくべきではないか。

(つづく)

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2018年6月28日 (木)

千葉の空がアブナイ!ますます危ない!~<安全保障環境>が変わったのに(2)

 

2.木更津が米軍オスプレイの整備拠点となったわけは 

625普天間基地の米軍海兵隊のオスプレイMV22 2機目が、整備のために木更津駐屯地に到着し、26日は、要員輸送のためか、3機目が飛来したが、当日離陸したという。いま2機のオスプレイが、格納庫にあるということだ。普天間の海兵隊は24機のオスプレイを持つので、以下、下記の防衛装備庁の資料によれば、整備は5年に1度必要で、その工期は34か月を要し、試験飛行を経て終了することになる。こうした頻度でのローテーションでオスプレイの飛来することになる。整備を請け負った企業は、入札によって「技術力の高い」とされた富士重工と決められている。



オスプレイ整備が日米共同でなされることになったのは、 

①「我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中」、20154月策定の新たな日米ガイドラインに基づき、日米協力の実効性向上のため 

②陸上自衛隊のオスプレイの導入の円滑化と日米オスプレイの整備の効率化のため 

③沖縄の負担軽減実現のため

 であるとその意義をうたうが、着目すべきは「日米協力」の証であること、さらに「沖縄の負担軽減」を標榜していることである。しかし、一方、日本政府は、沖縄の北部のヘリパッド新設を強行し、辺野古新基地建設工事は、土砂投入を目前に強行している現状は、軽減とはまさに裏腹のことを実施している。たとえ、縮小と称して、若干の用地返還があっても、使い放しの原状回復には程遠い状態なのである。各地の基地では「日米共同」「日米協力」の名のもとに、市民にさらなる負担を強いているのが実態である。 

さらに、整備拠点として、なぜ、千葉の木更津駐屯地が選定されたのか。オスプレイ離着陸に適した滑走路があり、海に面しているので市街地を飛ぶことが少ないからだと言い、木更津駐屯地の陸自ヘリコプター整備隊が立ち会うことで知見を得ることができるから、というのが理由だった。とくに2番目の理由は、まさに、原発立地をも想起させ、リスクを前提に、周辺住民を不安に陥れるものである。

そもそも、オスプレイMV22のデメリットに関しては、当ブログでも何度か指摘してきた。メリットと称して、垂直の離着陸、高速、航続距離、ホバリングにおいて他のヘリコプターより優れているとされているが、部品落下も続き、名護市の海岸に、空中給油中のオスプレイが墜落したことも記憶に新しい。2016416日、熊本地震の災害救助に沖縄海兵隊のオスプレイが出動したが、25メートルプールにも入りきらない巨大すぎる機体、離着陸時の熱風、機内構造から大量物資輸送の不適が明らかになり、短距離移動には小回りの利く、異機種ヘイコプター、例えば、CH47Jの自衛隊機の方が効率がいいことも分かった。災害出動にどちらが優れているかは、その機動力の比較でも明らかであろう。オスプレイの出動は、自衛隊のオスプレイ導入のための政治利用のパフォーマンスであったとの見方も取りざたされた。 

                             

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後方に停まるのが米軍海兵隊のMV22オスプレイ、回転翼の角度が変えられ、巾17.5×長さ25.5×高さ6.7mの巨体ながら、乗員2+24名、搭載重量9070㎏、航続距離3590km(ボーイング社製)。米軍は普天間に24機所有。写真は 4月19日午後、熊本県南阿蘇村(宮沢宗士郎撮影)産経WEST2016.4.21より

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自衛隊のCH47Jチヌークは、巾4.7×長さ15.8×高さ5.6m、乗員5+53名 、搭載重量22680kg、航続距離1000㎞(ボーイング社開発、川崎重工製)。陸上自衛隊に60機、航空自衛隊に15機合計70機以上所有。写真は航空自衛隊のHPより

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この写真は2013年9月の下総航空基地航空祭に地元の9条の会のメンバーと出かけたときのもので、説明のパネルを見ると、なんと「CH- 47J」とあるではないか。何の気なしに説明を聞いていたと思う。詳しくは、
当ブログの「下総航空基地へ~佐倉の航空機騒音の原因の一つ(2013年9月29日)」を参照http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2013/09/post-d7df.html

 CH47の歴史は古く、米軍では、ベトナム戦争、フォークランド紛争、湾岸戦争で、活用された機種であったという。日本では、福島第一原発事故の際にの放水作業にあたっているし、これまでも災害出動の実績は大きい。それにしても、自衛隊が70機以上持っていたということに驚いてはいる。

参考:
<木更津駐屯地における日米オスプレイの共通整備基盤について>

防衛装備庁(201510月)

http://www.mod.go.jp/atla/soubiseisaku/osprey/h28_seibikiban.pdf#search=%27%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E6%95%B4%E5%82%99%27

 

 

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2018年6月26日 (火)

千葉の空がアブナイ!ますます危ない!~<安全保障環境>は変わったのに(1)

 きょう626日の各紙朝刊・千葉県版には、見出しの違いや大小はあっても、6月25日に「木更津にオスプレイの2機目が飛来した」という記事が載った。

これまで、このブログにも、千葉の空に、佐倉の空に、なぜこれほどの頻度で民間機が飛行するのか、自衛隊の低空飛行の実態はどうなっているのかなどについては、できる限り調べてはレポートしてきた。さらに、2015年、沖縄、普天間基地のオスプレイの整備拠点に木更津の自衛隊駐屯地に決まったこと、そして、昨年の2月以来、1機がすでに整備を受けているはずが、そのまま、どうなっているのか、その上、今年2月になって、佐賀県神崎での陸上自衛隊ヘリコプター墜落事故に伴い、アメリカから購入のオスプレイ17機のうちの5機が配備先の佐賀空港から木更津駐屯地に「暫定的」に決まり、秋にも配備されることになったこと、が報道されても、千葉県民すら、どこか他人事であったような気がする。さきに、佐倉市地元の有志で、55日、「木更津にオスプレイ要らない!」のチラシを、最寄りの駅頭で配布したこともお知らせした。 

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/05/55-ec07.html201856日)

その時の反応が「え?そうなの?」「怖いね」といって、中には、飛び入りでチラシを撒いてくださった方もいた。

千葉の空が、佐倉の空が危ないのは、根っこは、日米安保条約、日米地位協定に由来すると考えられるのだが、様々な状況を、大きく分けて整理した方がよいのかもしれない。それほど、千葉の空は危ない。 

 

木更津市オスプレイ飛来情報等についてhttp://www.city.kisarazu.lg.jp/14,56737,50,447.html

 

羽田着陸便が千葉の空に集中するわけは

いま、佐倉市の上空を、ひっきりなしにかなりの頻度(35分に1機、午前11時台、夜8時台など)で飛んでいるのは、羽田空港への北からの着陸便で、今日は南風好天なので、北から南へ千葉市上空に向かいそこで西に向きを変え、東京湾を横断して羽田に着陸する。ちなみに千葉市内上空は、南からも飛来した着陸便も西に旋回し、羽田に向かい、離陸便の一部も旋回するので、佐倉市の上空の約2倍以上の、より低い飛行がなされているのが実態である。

夏は、家の窓を開けることが多いので、航空機騒音は、いっそう身にこたえることになる。佐倉市上空は、1000mから1200mというのが平均的な高度ではないか。

なぜ、民間機の羽田着陸便が千葉の空に集中するのか。これは、もっぱら、米軍横田基地空域という広い範囲の日本の空に日本の航空機の飛行ができないという、日米地位協定に基づく日本の航空法の特例に由来しているからだ。

最近、羽田空港の国際化、増便に伴い東京都心の新しい飛行ルート案が浮上し、住宅密集地の低空飛行による騒音や危険性が問題化している。千葉の空の危険性が東京都心にも及ぶことになるのだ。

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日本の空でありながら、上図の横田空域は、関東甲信越にわたり、実質的に日本の航空法は及ばない。

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横田空域を立体的に見ると、いくつかの区域に分かれ、飛行高度にも制限があって、民間機は、米軍の完成区域を避けて飛んでいる。離陸は、東京湾上空、千葉市上空を旋回し、着陸も図にはないが、千葉市上空で旋回して羽田に向かうことになり、複雑な航路は、CO2 排出も、危険度も高くなる。

日米地位協定第3 条[施設・区域に関する合衆国の権利]により、日本の航空法の重要部分は、ほとんど適用外とされ、米軍軍用機は以下の義務が免除されている。 夜間飛行の際の灯火義務、 飲酒・麻薬・心身障害の操縦禁止、 出発前の安全確認義務、 離着陸場所の特定、 飛行禁止区域の遵守、 最低安全高度の遵守、 巡航高度の遵守、 速度制限の遵守、 衝突予防の義務、 編隊飛行の禁止 粗暴操縦の禁止、 爆発物の輸送禁止、 物件の曳航・投下、落下傘降下の禁止、 曲技飛行の禁止、などに及ぶ。もはや無法地帯、空域ではないか。

沖縄県民の怒りの声と千葉県以上に危険にさらされている日常を思うといたたまれない気持ちである。日本周辺の安全保障環境が激変している中で、日米地位協定を変えずして、なんで国民の安全・安心を守れるのか、声を大にして言いたい。

 

参考:
<日米地位協定の改定を求めて>

-日弁連からの提言-201410

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/nichibeichiikyoutei_201410.pdf#search=%27%E6%A8%AA%E7%94%B0%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E7%A9%BA%E5%9F%9F+%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%B3%95%E7%89%B9%E4%BE%8B%27

 

<当ブログの関連記事>

2011727

この夏、航空機騒音、気になりませんか~佐倉市上空は、5分に1機の低空着陸飛行!

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2011/07/51-563f.html

 

2011114

羽田空港の国際化から1年、佐倉上空の騒音は

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2011/11/1-9441.html

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2018年5月 6日 (日)

5月5日、「木更津にオスプレイ要らない!」のチラシを配布しました

  4月27日、地元の9条の会の高校前でのニュース配布に続き、5月5日には、ユーカリが丘駅前で、午後の約1時間、会特製?のチラシを配布しました。「木更津にオスプレイ来るな、オスプレイ要らない!」自衛隊の木更津駐屯地が沖縄米軍オスプレイ24機の整備基地となり、さらに急きょ、陸上自衛隊がアメリカから購入のオスプレイ5機が、この秋にも配備されることになったことを、千葉県民は意外と知らないのではないか。そんな会員の思いで、作ったチラシでした。

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 会員ほかあわせて10人以上で休日の駅頭を行き交う人たちに訴えました。受け取りは意外に良くて、「え?そうなの」「怖いね」「頑張って」などの声に励まされながら、北口・南口と立ちました。折しも、5月4日・5日の『東京新聞』の千葉中央版に、木更津のオスプレイについて「高まる不安 オスプレイ暫定配備か」の記事が連載されたのです。「事故起きてからでは遅い」の見出しを頂戴して、慣れないながら、以下のようなトークとなりました。

 途中、ご近所の知り合いとも久しぶりにお会いして、しばらくおしゃべりをしたりすることも二度ほどありました。

 

~~~私のトーク~~~

みなさん、事故が起きてからでは、遅いのです。

木更津が米軍のオスプレイの整備基地になるのをご存知ですか。沖縄の普天間配備の24機が、かわるがわる整備のために木更津の自衛隊駐屯地にやってきます。整備直後の点検・試験飛行も続きます。図体ばかり大きく、非常に危険なオスプレイであることは、沖縄の名護の海岸に墜落したり、伊計島に部品を落としたり、事故が続いていることでもわかります。沖縄のオスプレイ配備をとめましょう。木更津の整備基地化を止めましょう。

事故が起きてからでは遅いのです。
 みなさん、私たちは、さくら志津憲法9条をまもりたい会です。10年にわたって憲法9条をまもりたいとの思いで活動してきました。木更津の自衛隊駐屯地に、陸上自衛隊が購入した、あの事故率が極めて高いMV22というオスプレイ、その配備が決まりました。今年の秋には5機配備されます。

 一機100億円もするオスプレイですが、その性能や危険性については悪名高く、未亡人製造機とも呼ばれています。佐賀空港の整備直後の点検飛行中の自衛隊ヘリが墜落しましたね。機種は違いますが、その原因がわからないので、オスプレイの配備予定も立たなくなって、急きょ、佐賀空港から木更津に変更されたのです。佐賀でダメなものは、木更津でもダメなのです。

事故が起きてからでは遅いのです。

 千葉の空は、米軍のオスプレイ、自衛隊のオスプレイが、飛び交うことになります。千葉の空、木更津の空、佐倉の空も危ないのです。千葉県や木更津、森田知事や木更津知事は、米軍のオスプレイ整備基地化は認めてしまいました。自衛隊オスプレイは、あくまでも暫定だとしていますが、国からの、防衛庁からの情報はほとんどありません。

事故が起きてからでは遅いのです。

 木更津に米軍のオスプレイ来るな、自衛隊のオスプレイ要らない、沖縄にオスプレイ要らない、日本にオスプレイ要りません。

 わたしたちの意思を、防衛省に、森田千葉県知事に、木更津市長に、佐倉市長に届けましょう。

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5月4日の『東京新聞」千葉中央版から

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2017年3月30日 (木)

二つのドキュメンタリーを見た~アウシュビッツと沖縄と(2)

「いのちの森 高江」(謝名元慶福監督作品 2016年)

 最近、友人からDVD「いのちの森 高江」を借りて見た。沖縄の基地闘争のドキュメンタリー映画は、いくつか制作されているようなのだが、私は、森の映画社のニュースリールを見る機会が何回かあった程度である。

 米軍の基地、北部訓練場の長い歴史、高江の住民たちの長い闘争の歴史と現状を怒りを込め、だが、 淡々と綴る。あわせて、アキノさんという蝶類研究者の女性が多くの小さな命の営みを求めて、高江の森を案内するのだった。

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1970年代、米軍がベトナムの密林に見立てた訓練がなされていた

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北部訓練場だけでもヘリコプター事故がこれだけ起きている。さらに、オスプレイの飛行・離着陸の危険は計り知れない

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高江の森の生態系のすべてを破壊する工事は許せないとするアキノ(宮城秋乃)さん

 

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高江の住民たちは、工事差し止めの訴えを起こしたが

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映画の中には、こんな映像もあった。生活道路が封鎖され、今はこの石碑に近づけない、との解説があった。1916年(大正5年)、大正天皇即位を記念し造林地に建てらえた石碑は傾いている

 

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2017年2月27日 (月)

オスプレイ、千葉の空にもやって来た

 穏やかな日曜の午後だったが、地元の9条の会で、ユーカリが丘駅頭でチラシを撒く宣伝を行い、参加した。参加者11人、1時間で、何枚撒けたのだろう。私は、北口で10枚、南口で15枚ほど、手渡すことができた。

 千葉県木更津市の自衛隊基地に、この1月から米軍のオスプレイの整備拠点が置かれ、すでに房総の空を飛んでいる。昨年12月13日、沖縄県名護市海岸に墜落した、あのMV22オスプレイである。 空中給油中に、プロペラがホースを切断したとか、12月19日には、飛行を再開、日本政府は、原因究明も情報公開もできずに、早々と容認した。佐倉の空に、いつ飛んでくるのか、墜落するか、わからないのだ。25メートルプールに納まらないほどの巨体、製作試乗中に30人もの死者を出し、本格飛行後も各地で事故が続発、8人もの死者が出し、負傷者は数知れない。事故率の高い、このオスプレイを、自衛隊も17機の購入を決めている。

 このオスプレイのなにが問題、何が危険なのか、知らなければならない、と今回の学習会を企画した。近くにお住まいの方は、ぜひご参加してみてください。

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~~~~~~

 なぜ房総の空に飛行が集中するのか

 以下は、民間機の話だが。

 先日、千葉市内に所用があって出かけた。新京成千葉寺駅から青葉の森公園手前のハーモニープラザまで、歩いて5・6分の間になんと着陸態勢の低空飛行機が6機も確認できたのである。午後1時過ぎのことである。1分間に1機の割合の上、佐倉で見るよりかなりの低空で、高度は1000mはないだろう。騒音も大きい。羽田空港への着陸機であろう。自宅の佐倉市上空での飛行状況については、このブログでも何回か報告しているが、それでも、佐倉の場合は、北方からに着陸便だけなのだから。千葉市上空となると、西からの着陸便もだから、相当の数になるはずだ。

 というのも、羽田空港の西側の空は、米軍の横須賀、横田基地があるので、米軍の制空権の下で、民間機が飛べないのである。だから、房総半島上空に集中し、羽田空港のハブ化にともない東京区内の低空飛行も問題になっている。

 日本の空が、日本の空ではなくて、米軍機しか飛べないなんていう、理不尽があっていいのだろうか。住宅地の上を避けてコースを変えたり、高度を上げたりしても、根本的な解決にはならない。日本の空を取り戻すためにも、日米安保、地位協定の見直しが迫られているはずなのに、より強固にする?アメリカが、本気で日本を守ってくれるとでも思っているのだろうか。

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2016年1月10日 (日)

あの低空飛行の軍用機は何か!?

 今日の午前中、ユーカリが丘の志津コミセンの会議室で、柔らかい日差しを受けながら話を進めている最中に、大きな窓に、低空飛行の軍用機が、何度も何度も巡ってくる。おかしいぞ、今日は日曜日だし、下総基地からの訓練機は飛ばないはずだし、何事かと、少し不安にもなった。その低空が、半端ではない低さなのである。メンバーの一人が、とりあえず、下総基地に電話をすると、きょうの飛行は、習志野第一空てい団の「降下訓練始め」でしょうとの情報が得られた。

 帰宅後あらためて、私も習志野第一空てい団に電話をしてみた。ホームページにもあるように、きょうの午前中11時から12時まで「降下訓練始め」で、その訓練ぶりを市民にも公開していたらしい。

 人騒がせな訓練ではある。習志野の第一空てい団の日常的な訓練では、佐倉市上空を飛行することはあまり多くはないようだが、コースにもよる。超低空と思ったら空てい団の航空機による降下訓練と思っていいだろう。習志野基地には、滑走路がないので、航空機の発着は下総基地を使用しているとのことだ。末尾の以下の過去記事にもレポートがあるのでご覧ください。

 今日のような、イベントの情報は、佐倉市には伝えているのか、と尋ねたところ、隣接の三市だけには伝えているが佐倉市には伝えていない、という。あの低さは、どのくらいなのですかと尋ねれば、演習地以外は、340m以上と決められているので、それより低いことはありません、ということは、400mを切っているということ。ユーカリが丘付近の戸外で目撃したひとは、きっと恐ろしい思いをしたことだろう。 下総基地発着のP3c哨戒機は、佐倉市上空を500~800mで飛ぶことはとザラだというが、400mと言えば、スカイツリーの634mよりかなり低いことになる。

  いわば出初式みたいな、余分な訓練飛行はやめてほしいし、上空を飛ぶ自治体には、情報を流し、市民にもきちんと広報するように、とだけは伝えておいたが、さて。

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平成28年 第1空挺団 降下訓練始め  
 
                                                                    

   

 

   
   

平成28年1月10日(日)

   
   

 

   
   

習志野演習場

   
   

 

   
   

訓練及び装備品展示、模擬売店   

   
   

その他

   
   

公共の交通機関をご利用下さい。
 
(駐車場の台数には制限があります。)
 
天候等により、訓練の一部又は、全てを中止す

る場合があります。 

   
 

 

http://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/images/spacer.gif

 
 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以下の過去記事もご覧ください。

2014年4月25日:

340mの恐怖~習志野第一空挺団の軍機飛ぶ佐倉市上空
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2014/04/340m-6c9c.html

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2015年1月 1日 (木)

新年のご挨拶申し上げます

いつも当ブログをお訪ねくださいまして、ありがとうございます。

政治やメディアの動向を思いますと、重苦しさを覚える昨今です。

昨夏は、17歳の犬との別れがありましたが、10月には、ドイツを再訪、フランクフルト、ライプチヒ、ベルリンの街を歩きました。主に戦跡やドイツ統一の歴史をめぐる旅となりました。11月には、知事選最中の沖縄を訪ね、戦争の傷跡と基地の実態を目の当たりにしました。いずれも私にとっては 、遅すぎた修学旅行の感がありました。感じたこと、学んだことを大切に、息苦しい時代を少しでも切り開く一助にしたいと思っています。201511

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なお、当ブログは開設して9年になりますが、記事数は総計607本となりました。昨年、一年間の閲覧数の多かった記事は以下の表の通りです。

「自治会と寄付」をテーマにしたものが13位、91115位を占めていました。あらためて、その関心の高さに驚いています。

4は、地域の開発会社の社長がテレビ「カンブリア宮殿」に出演したときのレポートであり、地域の実情を踏まえない、社長ヨイショ番組に腹を立てたときのものです。6は、佐倉市の志津霊園問題が全国的にも知られるようなった頃のテレビ番組で、蕨市長が追っかけ取材から逃げようとしている場面が滑稽だったのです。道路土地収用に際し、市は、予定地のお寺の宗教法人と墓地移転に係る石材屋にまんまと騙されたケースで、昨年11月、ようやく157メートルの道路が開通しましたが、その総工費はかさみにかさみ、484100万、道路1mに308万もかかったことになり、その行政の責任が全くもってあきらかにされないままなのです。

7の「関さんの森」では、都市計画道路が関家所有の広い森を分断する計画だったのを、所有者、地域住民、自然保護団体そして行政らの長い間の協議の末、森をベターな形で残し、道路を開通させた経緯を知ってほしかったからです。時間はかかったが、道路開通後も所有者と熱心なボランティアたちが中心に、都市における環境保全を支え、市民の憩いの場や環境教育の場を提供していることを実感する場所でもあります。

13は、航空機騒音の問題、14は、新聞の写真におさまる森田健作千葉県知事と言えば、表敬訪問のタレントやスポーツ選手とVサインかガッツポーズをとる姿でしかない、ちょっと恥ずかしいような知事の話です。

8では、「生協」という、本来民主的であるべきはずの組織の独善的な姿勢を質したかったのです。

また、歌詠みの端くれとしての記事、だいぶ書いているつもりですが、15位までに登場するのがたった3本でした。5は、小学生、中学生短歌の入選がつづく朝日新聞歌壇についてですが、これは歌壇全体の現況を象徴的に表しているように思えたからです。新人賞などでは、若手歌人を育てたいあまり、迎合していることはないのかも心配だったのです。10は、暮にも書きましたように、いわば、私自身がこだわっているテーマでもあるので、アクセスしてくださる方が多いのはうれしいことです。12は、中学校国語教科書に登場した「短歌」に焦点を当てたものです。すべての教科書に登場した栗木京子は昨年の秋に紫綬褒章を受章しました。これについてはいずれ書きたいと思っています。

多くの読者とリンクを張ってくださっている方々に支えられ、歩むことができた9年間でした。やはり地域に根差した問題に着目し、面倒くさがらずに、書きつづけられたらと思っています。10年目の今年もどうぞよろしくお願いいたします。今後とも、お気づきの点やご意見を伺えましたら幸いです。

「内野光子のブログ」2014年アクセスランキングベスト15

                                                                                         
 

 
 

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