2018年4月14日 (土)

相撲の「神事」と「宮中祭祀」

まさに、日本の民主主義が根底から崩れ、国難に瀕している際に、テレビの報道番組では、相撲協会の力士暴行問題、レスリング協会のパワハラ、たけしの事務所独立に続き、土俵女人禁制問題が浮上、いずれも、いわばスキャンダルとして報道し、多くの時間を割いている。少し前までは、平昌でのオリンピック選手、藤井壮太棋士の動向を、アナウンサーは、声を弾ませて報道し、関係者の声や街の声まで拾って時間を引っ張る。最近は、大谷翔平選手の活躍がトップニュースになり、日本のサッカーチームの監督が交代したことを詳しく報じることもある。

 

一方、厚生労働省、財務省、国土交通省、防衛省による、公文書の改ざん・隠蔽の実態が雪崩れ打つように明らかになりつつも、国会の与野党の質疑や証人喚問での質疑はテープレコーダーのように繰り返されるやり取りで、問題の核心に届かない。朝鮮半島の南北融和、米朝韓からは取り残される日本、米の関税引き上げや二国間交渉からも無視される日本である。辺野古での新基地工事が着々と進められ、横田基地への米軍オスプレイの配備を強行されたという、いわばアメリカへの100%従属を公言してやまない無能な外交を展開し続けている。NHK幹部によるニュース番組への圧力を報道する民放のテレビや新聞さえも、大方は、専門家やコメンテイターのコメントのバランスをとることに汲々とし、政府への配慮に満ちた、萎縮や自粛にまみれることになる。

 

こうした状況の中で、静かに、深く、有無をいわせず、潜行している不気味な動きがある。政府が進める天皇代替わりへの準備であり、メディアがこぞって走り出した平成回顧という名の平成天皇夫妻を高く評価してやまない記事であり、番組である。これが、やがて加速度を増し、フィーバーとなりお祭り騒ぎになるのだろう。天皇(夫妻)の「短歌で綴る平成の歴史」などの「切り口」で捉える企画は、歌人や一般読者には情緒的に受け入れられやすい側面を持つ。しかし、そこには、歴史を「事実」で捉えることを回避する陥穽があることを忘れてはならない。

 

そして、さらに問題なのは、天皇がおこなってきた宮中祭祀の宗教的な性格であり、これから行われる退位・即位に関わる儀式やその後に続く祭祀は「神道」に基づくものが多い。となると、天皇制・国家の在り方は、日本国憲法の「宗教の自由」に大きく抵触することになり、今後は、ますます顕在化し、深刻化することになるにちがいない。となると天皇自身が強調するこれまでの「象徴としての務め」が、「国民の象徴」ではあり得なかったことに直面する。しかし、そのあたりのことは、護憲派の政党も、メディアも、論者も、天皇(夫妻)の人柄や心情を評価し、敬意を表し、称揚してやまない。そして、それは、そのことだけで終わらずに、本来、見据えなければならない喫緊の課題への眼を曇らせ、結果的に行政の到らない部分を補完し、体制支援・順応への道を開くことに加担することにならないか、というのが、私の素朴な疑問なのである。

 

 

相撲が「神事」に基づく「伝統」に則って執り行われていることに対しては、メデイアも論者も、時代への即応やジェンダーの視点などからの発言は盛り上がるが、宮中の儀式や祭祀への言及になると、タブーであるかのように口を閉ざす。この国の行方を誤らせてきた歴史を思わないではいられない。

 

 

 

 

 

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2018年3月12日 (月)

近頃の短歌メディア~どこへ行く?変わるのか、変わらないのか

いわゆる短歌総合雑誌や新聞はいくつあるのだろうか。私は、歌壇との縁も薄いし、寄稿などで登場することもめったにない。全部を購読する金銭的な負担や保存・整理する物理的な負担、何よりも全部を読み切れるかという不安もあって、恣意的な選択をしているのが実情である。しばらくあの雑誌を見ないな、と気付いたら半年も前に購読料が途切れていた、なんていうことがよくある。熱心な読者でないことは確かなのだが、そんな読者でも、最近の短歌総合雑誌の一部が、大きく様変わりしているようなのだ。表紙やレイアウトだけなのか。内容はどうなのだろう。私自身は、思想的にも日常生活においても変わることを好まない、というより変わることができない性格と思っているのだが、少しはまじめに雑誌を読んで、その行方を見極めたいと思う。 

ネットの時代、今どきの大学生の本離れ、新聞も雑誌も読まない、テレビも見ないらしい。全国大学生協連による「第53回学生生活実態調査」によれば、1日の平均読書時間が23.6分、一日の読書時間ゼロが53%に及び、初めて50%を越えたという。そんな状況の中で、近年、徐々に増えたという若者の短歌人口を取り込もうとする変化なのだろうか。 

 

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『現代短歌』は1977年7月、短歌新聞社(石黒清介)から創刊、2013年8月終刊。短歌新聞社から引き継いだ現代短歌社は、2013年9月『現代短歌』(道具武志編集・発行)を創刊し、表紙は、上記のような地味なものが長いあいだ続いていた。右が『短歌現代』2011年1月号、左が『現代短歌』2016年1月号。

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『現代短歌』2016年11月号とは一変した12月号(道具武志発行、真野少編集)。同年4月号からは編集・発行人が真野少となり、現在に至っている。この間の<沖縄を詠む>特集(2017年2月)や<震災二〇〇〇日>特集(2017年4月)、<「テロ等準備罪」を詠む>(2018年8月)など意欲的な特集が組まれている。2018年からは、さらに写真による表紙のレイアウトに変った。

 

 私は、1960年、「ポトナム短歌会」に入会、阿部静枝の選歌を受けていた。1974年、静枝の没後は、編集部に送稿していた。その間、結社内の若手グループや東京歌会を通じてできた同人誌、『ポトナム』を離れたものが主宰する雑誌にも参加したが、『ポトナム』には60年近く、作品や文章を発表し続けていることになる。これでよかったのかな、と思うこともあるが、気ままに作歌やブログなどの執筆が続けられればいいと思っている。

   短歌の愛好者には、短歌を作り、それを何らかの形で発表し、お互いに読み合い、楽しむ人々、また、自分では作歌をするわけではないが、新聞歌壇や雑誌を読んでは楽しむ人々、その中間に、ときどき新聞や雑誌、ネット上の歌壇などに投稿しては、その入選や選歌などに楽しみを見出している人々・・・などさまざまな形があるだろう。かつて、作歌の初心者は、老若を問わず、短歌結社誌に属して、特定の歌人に師事して添削を受け、歌会などを通じて研鑽していくというスタイルが大半であった。197080年代頃からは、カルチャー教室や短歌講座の講師や様々な投稿歌壇の選者を通じて結社誌で本格的に作歌を始めるというコースも増えた。現代の若年層は、「短歌」で有名になるのも悪くはないという動機やサークル活動のノリで、とくに結社やグループに属することもなく、ネット上を含めさまざまな「歌壇」に投稿を続け、いわゆる常連になって、短歌メディアがスポンサーの各種の新人賞の入選や候補になって、歌壇にデビューする例も多い。大学歌人会や同人誌などを根拠地として、文学フリマや書店での広報活動を楽しみながら、「有名歌人」になる日を夢見ている人たちも多いのではないか。私にはそんな風な光景にも見える。

 私の知る限りながら、現に、さまざまな発表のメディアやチャンスをすでに持っている人たち、初心者ともいえない人たちが、新聞歌壇の常連になっている例もある。「もういいではないか」と思う人たちを、選者たちも選び続けている。常連の中には、自らのブログやツイッターで、今週は、幾つの歌壇を制覇したとか、短歌メディアへの掲載予告やメディアで取り上げられたことの報告に終始する場合もある。上昇志向というのか自己顕示というのか、その手段として「短歌」が利用されているようにも見受けられるのだ。若年層ばかりでなく、高齢者も多いはずである。かつて、私は、『朝日(新聞)歌壇』における小・中学生の大量入選、固定化について疑問を呈したことがある。新聞歌壇がいささかでも話題性を求めて、購読者をつなぎとめる役割を果たしているのかもしれないが、選歌はあくまでも「作品本位」であってほしい。死刑囚やホームレスの入選が続いて話題になったこともある。新聞歌壇に限らず、短歌メディアにおいても、同様に「話題性」に重きを置いて新人を押し上げたりする。「NHK歌壇」では、視聴率を意識してのことか、選者になる歌人と司会者やゲストにタレントや他分野の著名人を招いたりする。本当に短歌の普及や作歌の向上につながることになるのかしら、と戸惑うこともある。

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『短歌研究』は 1932年10月創刊、発行は改造社、日本短歌社、短歌研究社、講談社傘下の』短歌研究社と変遷したが、昨年2017年8月、1000号を迎えた。今年2018年1月には「新春誌面一新特別号」と銘打って、表紙はレイアウトを変えた。中身をみると、1月号の<現代歌人百人一首>、3月号の<現代代表女性歌人作品集>など恒例の特集が続くようだ。登場する歌人たちの既視感は、他の短歌雑誌と同様ではないか。

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短歌』は、角川書店から1954年4月創刊されたが、ことしの1月号から、やはり、その表紙のレイアウトを大きく変えた。中身としては、昭和の歌人たちが相次いで他界し、その追悼号特集がたびたび組まれ、こうした傾向は続くだろう。初心者向けの短歌入門や作歌法などの特集も繰り返される。これは他の雑誌にも共通するが、子規、晶子、啄木、牧水、茂吉などポピュラーな歌人の生誕ないし没年記念特集なども定番の特集で、困ったときの企画と思われるほどである。

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『短歌往来』は1989年6月、ながらみ書房より創刊以来、編集・発行人は及川隆彦。最近の表紙は、左上の1月号のスタイルが多いが、特定の歌人の特集となると10月号や11月号のようになる。取り上げる歌人は、ポピュラーなというよりやや”専門歌人”向けと言ってもよいかもしれない。一方、「歌人回想録」は、連載も長く、個性的な、マイナーな歌人の評伝を残し、俳人や詩人を動員した「題詠による詩歌句の試み」も恒例となった。

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『歌壇』は、本阿弥書店から、1987年6月創刊、季節の写真をあしらったオーソドックスな表紙に大きな変化はみられない。内容にもバランス感覚が見られる。

 

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2018年3月 8日 (木)

3月8日、参議院予算委員会は、遅く始まり、中断し、自公だけの質疑に終わった

 現在の政局を見ても、自浄能力を失ってしまった、政府・官僚たち、そして議会・政党・議員たち、メディア・・・、例を挙げればきりがない。一体何を信じていいのかわからず、内部からの抵抗の形が見えてこない。 

 そんな中で、財務省による森友決済文書の改竄疑惑という朝日新聞のスクープは、衝撃的だった。おそらく、内部通報の可能性が高いのではないか。その後の政府与党は、何のための時間稼ぎをしているのか、何も出てこないのが38日午前中の状況だ。疑惑はますます深まるが、野党の勝負どころでもある。 

 財務省は「告発を受けて、大阪地検で捜査中のため、捜査に影響を与えるから公開できない」の一点張りだが、ある元検事の弁護士は「検察は、財務省から依頼があれば、資料貸出しもコピーも可能である」とも述べていたし、刑事訴訟法からも「公益上必要があれば」可能なのである。また、野党議員もメディアの後追いをするのではなく、独自の調査を進めて欲しい。憲法62条国政調査権の観点からも、議会に報告された文書と改竄疑惑のある元の当該文書の有無、原本を明確に提示させるべきである。 野党やメディアも総力をあげて取材の上、さらなる事実を突き止めて欲しい。

 

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2018年3月 5日 (月)

3月3日、モリ・カケ追及!緊急デモに参加しました

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  お雛さまを飾らくなって何年になるだろう。なんとか内裏様だけはと飾っていた時期もあったが・・・。今年の
33日の東京は、二日前からの風雨や風もおさまり、あたたかい、穏やかな一日となった。

このブログでも予告の「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」による「モリ・カケ追及!緊急デモ」第2弾の日、事務局スタッフの手伝いでもあるので早めに、家を出た。集合場所は、日比谷公園の西幸門のかもめの広場で、スタッフの方々と会場に届いたばかりのチラシの配布準備や、プラカードづくり。自慢ではないが、私の手際の悪さは・・・。参加者が集まり始めると、プラカードを持っての案内係となった。野音でのイベントはないらしいが、週末の散策を楽しむ人らも増えてくる。地下鉄の虎ノ門や霞が関の出口からの参加者に、財務省前へ進むように案内、この間、知り合いの何人かにお目にかかることができた。地元の9条の会のメンバーや他の活動でご一緒した方々、かつての職場の友人、どなたもお仲間と連れ立っての参加は心強く、熱いものがこみ上げる。連れ合いのかつての職場の方々も、旗を持って参加されていたので、思わず声を掛けていた。

216日、確定申告開始日の第1弾のアピール活動では、野党六党そろっての国会議員の各スピーチも力強いものだったが、今回は、双葉町から避難して東京の仮設で生活されている方、障害のあるお子さんを抱えた母子家庭の方は、自らの苦しい体験から誰もが責任を取ろうとしない行政や税金の使い方の不合理を訴えた。文京区で子ども食堂を運営されている方は具体的な窮状と行政の在り方を、年金者組合で活動をされている方、生活保護世帯の支援活動をされている方は、苦しい生活を強いられている多くの人々の実態を、訴えるスピーチが続いた。なのに、なのに、ウソをつらぬき通した佐川元局長がこともあろうに国税庁長官、任命権者の麻生財務大臣、佐川人事を適材適所と言ってのける安倍首相のだれもが、保身一途に責任を取ろうとしない。なかったはずの文書や音声がボロボロと出てくるのだから、彼らを許すわけにはいかない。

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経産省側の車上からのアピール、車窓に映ってる参加者。「街宣車」を持っていない市民団体は、レンタル料金を払って使用していますョ、麻生さん!

主催者側からは、前日の国会でも論議された、朝日新聞のスクープで森友問題関係文書が改ざんされていた事実があきらかになり、もはや組織ぐるみの犯罪行為であること、佐川国税局長官が、いまだに、就任記者会見もしないまま逃げ隠れするような生活をしていることに触れて、佐川長官、麻生大臣、安倍首相の責任追及と辞任に追い込むのも国民一人一人の行動が問われることを強調していた。その一つの形が、今日の財務省・国税庁包囲行動であり、銀座を経て、鍛冶橋解散のデモ行進、頑張りましょうと、デモ出発点の日比谷公園に集結した。

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経済産業省側に集まる参加者たち、通行の人に道を開けて。若いお母さんの参加者も目立つ。

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経産省側から財務省を望む。

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日比谷公園西幸門、デモ隊第一梯団出発も近い、2時30分。

17キロのデモコースは、4梯団で進んだが、包囲行動参加者、デモの参加者、スタッフ、いずれかの参加者をもふくめて、主催者発表1500人とのことであった。主催者スタッフには、もっと多かった、もっといたはずだなど、参加者からのブーイングの声が届いていたという。さらに、私は、一応、腕章を巻いていたためか、佐川罷免の署名はどこでやっているのかと尋ねられた。署名は、昨年、8月と10月の第二次署名まで実施し、2万筆を超えたものをすでに届けている旨を伝えると、こういう人の集まるところでやらなきゃだめじゃないか、とお叱りを受ける場面もあった。もちろん、当時は種々の集会に出かけて行ってお願いしたこともあるし、支援者の多くが、身近な集会で署名集めをしてくださった結果でもあったのだ。署名は時間をかければかけるほど集まるというものでもない。タイミングと署名する者の意識と提出先へのインパクトが重要なカギとなる。署名を呼びかける者は、用紙署名のほか、インターネット署名の場合は、その利点を生かしつつ、プライバシーにも十全の配慮しなければならない。その広報と集約、署名の不備や二重署名のチェック、提出先・要請先へきちんと手渡す交渉、その逐次報告など、事務局の負担は大変なものになるからである。

今回のデモ終了後の事務局には、夕方6時のラジオで聞いた、NHKテレビで見た、次のデモは何時やるのか、などの電話が入ったそうだ。また、経理担当のスタッフからの報告によれば、前回に勝るカンパが集まったそうで、「市民の会」の責任はさらに重くなったのではないかと思った。

当日のテレビニュース、翌朝の購読新聞4紙の報道記事は好意的ではあるが、書きぶりは様々であった。知人からの情報やネット上の検索によれば、いまのところ以下の通りであった。

(テレビ・動画ほか)

2018.3.3NHK18時の全国ニュース

<「佐川長官喚問を」「徹底捜査を」森友学園 文書問題で抗議デモ>

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180303/k10011350611000.html

(上記とほぼ同じ内容、3.3NHK18時ラジオニュース、3.4NHK4時ラジオニュース)

20183.3テレビ朝日スーパーJチャンネル(ANNニュース)

<デモ隊「佐川氏を罷免しろ」怒りの訴え> https://news.google.com/news/video/BSXLhU4Mdyk/dlwbJf-9bs7MCkM_qKT3ntBJ_YxyM?hl=ja&gl=JP&ned=jp

◆東京新聞チャンネル(34分)

<森友問題「納税者一機」デモ、第2弾>

https://www.youtube.com/watch?v=dTlKE8nlIOQ&feature=youtu.be

3.3 国税庁包囲行動&デモ フルバージョン(1時間3908秒)

https://www.youtube.com/watch?v=7RgSiuseAHQ&feature=youtu.be 

(新聞ほか)

◆2018.3.2 litera(リテラ)

<公文書偽造の財務省に再び怒りのデモ! 麻生財務相の『デモ隊は普通じゃない』発言にも主催者が真っ向反論>

http://lite-ra.com/2018/03/post-3838.html
 

201833日朝日新聞デジタル

<土地の賃貸と売却契約の決裁文書、書き換えか 森友問題>

https://www.asahi.com/articles/ASL325G3ZL32UTIL049.html?iref=pc_extlink

2018/3/3 17:21 KYODO 

<森友問題、千人が抗議活動 国税庁前で長官罷免求める>

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018030301001716.html

 東京新聞、静岡、山形、信毎、岐阜、京都新聞、河北新報ほかに配信

201833 1804分毎日新聞

<森友問題 1000人が抗議活動 国税庁前で長官罷免を>

https://mainichi.jp/articles/20180304/k00/00m/040/026000c

201833 1838 産経新聞(web

<国税庁前に約700人 「安倍、佐川はやめろ」と気勢 麻生太郎財務相指摘の「街宣車」も2台登場し、デモ隊を先導>0人「安倍やめろ」

http://news.livedoor.com/article/detail/14381966/

201834 948 しんぶん赤旗  

<もり・かけ”封じ 許すな/市民1500人が集会・デモ 財務省前など>

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-03-04/2018030401_04_1.html

その他、さまざまなニュースのサイトで、上記のニュースを拡散しているのにも接することができた。ただ、無責任で、事実にもとづかない書き込みも氾濫しているのは、残念でもあった。

 

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2018年2月18日 (日)

2・16、納税者の怒り爆発!

                逃げるな!佐川、昭恵出て来い、麻生・安倍ヤメロ!

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プラカード満開、レイバーネットから

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日比谷西幸門、出発午後2時30分、鍛冶橋へ

 2月16日、午後130分、財務省を囲む人々の声が霞が関の官庁街に響いた。国税庁の通用門からびっしりと財務省前には千人以上の人々が、さまざまなプラカードやゼッケン、横断幕をもって、抗議の声を上げた。「逃げるな佐川」「ウソつき佐川」「昭恵出て来い」「麻生、安倍ヤメロ」など、もっと過激な言葉も飛び交う。主催の「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」の醍醐聰呼びかけ人のスピーチに始まり、要請に応えた各野党から1名のスピーチが続いた。飛び入りで街宣車の壇上に控えている議員もあらわれた。京都から駆け付けた、湯山さんの力強いコール、杉浦ひとみ弁護士からの、次回33日のデモに繫げようとの挨拶が終わると、日比谷公園西幸門からデモの出発である。隊列の前と後には、車が配され、コールが繰り返され、銀座を経て、鍛冶橋で流れ解散となった。 

 札幌、さいたま、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、福岡などでも、各地の国税局前で抗議行動が同時進行しているはずである。 

 西幸門では、地元の佐倉の知り合いの方々、知人のご夫妻での参加も多く、声を掛けていただいた。友人を誘って参加してくださった昔の同僚、甲府から参加された方、久しぶりにお目にかかれた方もいらしたのもうれしいことだった。 

 デモから帰宅して、夕方のテレビをみていると、オリンピックの話題で持ち切りだったが、6時台のTBS、NHKの7時のニュースで、抗議行動やデモの報道をみることができた。主催者発表参加者1100人ということであった。会場で配られたシュプレヒコール集のチラシの裏には、次回33日(土)ひなまつり抗議行動の予告があった。

 

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  翌朝の朝刊の報道は様々であった。参加者1500人という報道もあるが、少なすぎるんじゃない?という、地元の方の声もあった。野鳥の会の人に来てもらって、正確なところを知りたいところでもある。以下はネット上で確認できた報道や動画である。すでにリンク切れがあるかもしれないけれど、一つ二つ、一度、訪ねてみて欲しい。 

2・16行動の報道(ネット閲覧に限る)

*「『納税者をバカにしている』国税庁・佐川長官に抗議デモ」
TBS, NEWS 232018216日)554
https://www.youtube.com/watch?v=WWViQSuSkFk
 (札幌、大阪の抗議行動も紹介されています)
*「確定申告デモ」(東京新聞チャンネル、2018216日公開動画、252秒)https://www.youtube.com/watch?v=toML3r7fZ3A

20180216 UPLAN モリ・カケ追及!緊急デモ 悪代官安倍・麻生・佐川を追放しよう!検察は財務省を強制捜査せよ!安倍昭恵さんは証人喚問に応じなさい 納税者一揆の爆発だ! - YouTube]  
https://www.youtube.com/watch?v=ECxGAC0yAWs
(1時間3321秒 包囲行動+デモ行進) 

*「佐川国税庁長官の罷免求め抗議 確定申告の人からも不満」
 
 (NHK 2018216日、ニュース7) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180216/k10011332011000.html

 *「『納税者の怒り知れ』国税庁長官に罷免デモ (東京都)」
 
 (日本テレビ、NEWS24216日、1942 ) http://www.news24.jp/nnn/news890167291.html

*「国税トップ・佐川長官を追及 国税庁前でデモ」 

  (FNNニュース、2018216日、1857
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00385066.html

*「怒る納税者 国税庁長官罷免求め、街頭行動」
 (毎日新聞、映像ニュース、2分、2018216日、最終更新1845) https://mainichi.jp/articles/20180217/k00/00m/040/039000c 

 

「確定申告開始も国税庁・佐川長官に抗議デモ」 (TBS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3294295.html

 

*「確定申告開始で納税者が佐川長官に怒りのデモ 籠池家は競売『あまりに不公平だ』」(AERA dot、西岡千史 018.2.16 )
 https://dot.asahi.com/dot/2018021600106.html?page=1

「『納税者一揆』確定申告初日に佐川国税庁長官を批判」

(『日刊スポーツ』[201821619時15分)  https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201802160000699.html

*「納税者一揆、国税庁を包囲 佐川長官は税務署回りで不在」
 (田中龍作、20180216 2027) http://blogos.com/article/278276/

*「『佐川はやめろ!』?財務省・国税庁前で怒りの納税者一揆」
 (レイバーネットTV,2018216日、7分間動画)

 http://www.labornetjp.org/news/2018/0216kokuzei

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018年2月 8日 (木)

最高裁は「受信料が義務」とは言ってはいない~あやまった広報とNHKニュースの偏向ぶりが見ていられない

 昨年の126日、最高裁は、テレビを持った時点でNHKとの受信契約を義務付けている放送法が合憲との判決を出した。しかし、それが即、受信料の支払い義務を生じる、ということにはならない点に、注意しなければならない。判決は、NHKが国民の知る権利応える放送をしていることが前提になっているのである。受信料制度は「国民の知る権利を実質的に充足する、合理的な仕組み」であるかどうかが問われたことになる。

衆参の本会議中継や予算委員会の中継を見た後で、7時のニュースを見ると、実に見事に安倍首相へのエールのストーリーが出来上がっているのである。都合の悪いテーマの質疑は最初からすべてスルー、どうしても伝えなければならないと思う質疑では、首相や閣僚の、どうでもいいような読み上げ答弁のみを“しっかりと”と取り上げて、“自由自在に”編集する。野党議員の質問部分はカットして、何を質問しているかがわからいときもあるし、アナウンサーのナレーションで質問の要旨のみが読み上げられる形をとるのが常套手段だ。

  さらに安倍首相の議会内外の行動に密着している記者もいて、要所、要所では必ず登場し、これまた、“ていねい”に解説がほどこされる。いま政府は、世論操作に必死で、NHKに限らず、メディア戦略に力を入れ、安倍首相は、しきりにメディアの幹部やタレントやアスリート、学者などを取り込むために「会食」などを続けている。

第一に、政治のニュースそのものが、努めて短縮されるのだ。国会中継も視聴者の関心の度合いなどと言いながら恣意的である。このところの雪の気象情報などは、末尾の「気象情報」以外にも別枠を取る。北朝鮮のミサイル情報ほか、日本の危機を煽るような動向も丁寧な報道がなされる。相撲協会のスキャンダル、オリンピック、スター選手の動向などに長い時間を割く。火山噴火災害など大きな災害事故はもちろんだが、地方の災害・事件・事故もこと細かく報道して、30分の大半を占めることもある。加えて、緊急とは言えない、先端医療、IT・ロボット、宇宙、自然の生態などのテーマを好んでニュース項目として取り上げ、それが自局の特集番組の番宣の役割を果たすこともある。

そして、受信料を取って流す番組かと思うような番組もある。タレントやお笑い芸人を使った旅番組、まるでファッションを誇示するような女優を登場させる語学番組、民放で人気を得たタレントを起用する医学や科学番組だったりすると、もうそれだけで、見る気もしなくなる。もし、そんなことで、視聴率が取れると思っているのだったら、大きな間違いである。TV視聴者の大半は、いまや高齢者で、私の周辺にも、芸人が並んで、ガハハと笑いころげたり、安倍首相の顔がクローズアップされたりすると、見たくもないと、テレビを切る、という人が多い。また同時に、「いい番組もあるんだよね」という人もいるのだが、それだからと言って、帳消しにはならないのである。いわゆる、歴史の検証番組やドキュメンタリーで、丹念な“独自取材”を強調するものだとわかっても、現代の課題に直接切り込むスタンスが見られない。NHK幹部の高給取りの実態や番組の捏造、職員や記者、アナウンサーらの不祥事が後を絶たず、自局職員の過労死についての報道が遅れたことなどを知ると、まずもって受信料は払いたくないという思いに駆られるのである。

ふれあいセンターなどに集まる視聴者の声を自らは「録音を取ります」などとけん制しながら、その声を、どう反映させているのか、反映するつもりがないのか、知らせようとしないのが、≪皆さまのNHK≫の視聴者対応なのである。しかし、新聞の投書欄には、NHKの受信料についての意見と提案が多く寄せられている。たまたま、1月~2月にかけて東京新聞「発言」欄には、いくつかの投書が続いた。

123日「NHK映らぬ テレビ開発を」(男性無職 67歳)「勝手に送り付けられた商品に対して、受け取りを拒否する権利が私たちにはあるはずです。NHKが写らないテレビがあればいいと思います。特定の周波は受信できないテレビを作ることは可能なはず」

23日「督促より番組の充実を」(主婦 42歳):「放送内容の捏造や度重なる不祥事、私事的中立を欠く番組構成など、公共放送とは程遠いNHKの在り方に疑問」を抱き受信料支払い手続きをしていない。「NHKはストーカーまがいの執拗な督促をを続けるのではなく、視聴者に進んで契約をしたいと思わせる番組作りにまい進するか、(受信量未払いだと見られない)スクランブル(暗号)放送への切り替えを進めてほしい」

23日「NHK受信は選択希望制に」(パート女性 69歳):「ニュースやドラマは他局で十分、若者にこびているとしか思えない番組や出演者が楽しんでいるとしか思えないバラエティー番組が目につきます」「今の技術があれば、スクランブル(暗号)放送が可能なはずです。機器(テレビやスマホ)を購入したからと言って有料にするのではなく、NHKの受信は選択希望にすべきだと思います」

私も「公共放送の中立公正」、「公共性」を標榜するならば、他の水道・電気・ガス料金などと同様に、「見た分だけの料金を支払う」という受信料制度を取り入れるべきだと思っている。NHKは、これらの意見にどう応えるのか。

最高裁判決で「NHKの受信料が義務」となった、などという誤報に、惑わされてはならない。


Img363

毎週火曜日のNHKの短歌番組の第4週目の「短歌de胸キュン」。若者をターゲットにした番組で、お笑い芸人とタレントをゲストに競詠させる番組で、出演者同士は実に楽しそうではある。上記写真の左下が選者の佐伯裕子、今年の4月からは栗木京子だそうだ。栗木は再度の登場か。一年に数回見る程度だが、歌人のお二人の奮闘がどこか痛々しいような・・・。2012年4月から始まっているが、同じころ始まったTBS系でのプレバト「俳句コーナー」の方が、娯楽に徹した感がある。この違いって何だろう。
他の3週は3人の選者が登場、それぞれゲストを迎えるが、どうも、そのゲストが選者の交友や好みが反映されているようなのだ。

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2018年1月 3日 (水)

2018年1月1日の歌人たち

今年の1月1日の新聞に登場した「短歌」について、記録にとどめておきたい。もちろん、私の知る範囲のことで、他のメディアの様子はわからない。 

どこの新聞もほぼ同じなのだが、毎年1月1日に宮内庁から発表される、天皇・皇后の短歌である。どういうわけか、天皇5首、皇后3首が定着していて、この5首、3首の差はどうしたわけなのだろう、夫婦茶わんや夫婦箸の感覚なのだろうか。天皇の短歌は、例年、全国植樹祭、国民体育大会、全国豊かな海づくり大会の式典に出席して、その開催県に贈ることになっている作品で、昨年は以下の富山、愛媛、福岡県であった。他は、ベトナム国訪問、タイ国前国王弔問の2首が加わる。今年が最後の三式典出席となるはずである。

 

(第六十八回全国植樹祭) 

・無花粉のたてやますぎ植ゑにけり患ふ人のなきを願ひて

 

(ベトナム国訪問) 

戦(いくさ)の日々人らはいかに過ごせしか思ひつつ訪(と)ふべくベトナムの国

(

 また皇后の短歌から2首をあげておこう。

 (旅)
・「父の国」と日本を語る人ら住む遠きベトナムを訪(おとな)ひ来たり

(

(名)
野蒜(のびる)とふ愛(いと)しき地名あるを知る被災地なるを深く覚えむ

 

(

 来年に迫った生前退位を前に、様々な形での「平成回顧」報道は激しさを増すだろう。そして、天皇夫妻の短歌の登場の場も増えるだろう。いま、「生前退位」という日本近代史初の体験をするわけだが、平成晩年に至って、「右翼」ならずとも、保守は「尊王」を、リベラル派と言われる人たちも天皇期待論を、躊躇なく口にするようになった。これからは、天皇夫妻が、戦死者や遺族、被災者はじめ国民に寄り添い、平和を願い、祈り続けるメッセージを短歌に読み取り、思いを寄せ、期待する歌人や論者が続出するだろう。 

11日の『朝日新聞』は、朝日歌壇・俳壇の選者の新春詠を掲載した。馬場あき子、佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏の4人が2首づつ発表しているので、その1首目を記す。


・柊(ひひらぎ)に花咲きからたちも実りたりはるかなる齢(よはひ)にわれは入りたり(馬場)

(

・戌年の初日の出なり多摩川の霜の河原に犬と見ている(佐佐木)
・長城も長江も見て島国に戻り、みそひと文字を愛せり(高野)
・鶴見俊輔二年参りを教えくれき火を囲み人ら年を迎ふる(永田)
 

また「歌会始の選者」を持ち出すとは、とクレームがつきそうだが、永田は、歌会始の選者だ。ほかの三人は、オファーはあったと思うが、踏みとどまっている歌人たちではないか、と私は推測している。ちなみに、永田の2首目は、以下の通りであった。

・媚びることなさず生き来し七十年おのづから敵も多くつくりて

 11日の『赤旗』の「文化学問」欄は一面全部を使って、詩人・俳人・歌人・画家の作品が並んだ。歌人は、何と穂村弘の「ゆで卵」と題する5首で、そのうちの2首を記す。 

・食べようよ塩を振ってと誘われてシロツメクサにきらきら座る 

・正午なり 財布は空でSUICAには12150

 

穂村は1962年生まれだから、50代後半だろう。いまや「歌壇」をけん引する歌人でもある。ナンセンスにも近い印象が先に立ち、私は、短歌としての魅力を感じないのだが、エッセイやトークでの出番が多いらしい。三枝昂之とともに『日本経済新聞』の「歌壇」の選者も務める。穂村の起用で、『赤旗』が若い読者を増やせるとも思えない。短歌に限らず、最近の『赤旗』の「有名人縋りつき作戦」には、いささかゲンナリしている。

 

 

 

 

 

 

 

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2017年12月 2日 (土)

12月2日の新聞は、天皇の生前退位をどう報じたか

 

一つ前の記事では、退位の日、2019430日をどう表現したかについて触れた。ネット上での検索も含めてまとめると、読売、朝日、毎日、東京は、「2019年」であり、NHKは「再来年(2019年)」であったが、産経が「平成31年」であった。産経がスジ?を通していると言えば言えるか。 

沖縄における、琉球新報、沖縄タイムズでは、関連記事自体が極端に少ない。122日の社説は、二紙とも昨年、うるま市の女性が米軍属に殺害された事件の那覇地裁の判決についてであった。
 

琉球新報:社説・元米軍属に無期懲役 地位協定の改定が急務だ
 

沖縄タイムス:社説・[元米兵に無期懲役]なおも残るやるせなさ 

 

手元にある朝日、毎日、東京の三紙を読んでみると、まずは、今回の退位日程の政府と宮内庁の駆け引き、新元号や即位の儀式や日程についての記事が圧倒的に多い。同時に、社説とあわせ天皇30年間の足跡をつぎのような記事で報じている。

毎日:社説・天皇陛下の退位日決まる 国民本位を貫く姿勢こそ
               
苦楽国民に寄り添い おことば世論を動かす(付年表)


朝日:平成史 お二人の足跡「差別解消に力」「被災者に寄り添う」(付年表)

東京:社説・国民の理解とともに 天皇の退位と即位
      
慰霊の旅 平成築く 前侍従長川島さん象徴天皇制の意義語る

 

朝日の社説はまだ出ていないが、「耕論」欄において、「天皇と政治」のテーマで御厨貴「退位 官邸と宮内庁のバトル」、河西秀哉「能動的象徴 利用される危険」と語らせている。もっとも朝日は、かねてより「皇室と震災」のシリーズで、連載をしている。 

うねりのような、こうした流れの中で、少しでも異議をさしはさむことが困難な時代になった。1977年生まれの河西秀哉は、慎重な言い回しでつぎのように語った(上記「天皇と政治」『朝日新聞』2017122日)。

 

「天皇が進んで被災地を訪れていますが、政治がそれを利用しようとする気になれば、結果的に被災者の政治への不満を天皇が和らげ、政治の不作費を覆いかくしてしまうことにもなりかねません」 

「昨年8月の『おことば』にこめられた今上天皇の思いは、半分は政権に受け流された感じがします。国事行為の縮小や摂政の設置を否定するなど政治性を小保田『おことば』は結局、政権によって政治的に処理されたのかもしれません」

 

 また、原武史は、「連休で<歓迎>演出か」の見出しで、日程についての政府の思惑、皇室会議の議事録非公開、「おことば」の政治性、上皇設置による二重権威化を指摘していた(『東京新聞』2017122日)。 

今回の衆議院選挙においても、若年層の保守化が著しい傾向が明らかになった中で、上記のような中堅世代の活発な発言を期待したいし、私たち高齢者も戦中戦後の体験と天皇の果たした役割を、きちんと整理して伝えていきたい。

 

 

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生前退位とオリンピックと~2019年、2020年はどうなる

 きょう、121日のNHKは、テレビの「ニュース7」を一時間に延長して、その大半を、天皇の退位関連情報に費やしていた。安倍首相が議長の皇室会議で、採決を経ずに「2019430日退位に決まった」と、各紙の夕刊も伝えた。いずれも「退位19430日」(毎日)「194月末退位」(東京)「天皇陛下194月退位」(朝日)が見出しで、ここでは「平成」の元号は使用されてないことが共通している。「平成314月」とは、表現していないのはなぜか、不思議でもあった。ずばり19年の方が、明確でわかりやすかったからだと思う。NHKは、「再来年(2019年)」との表現をとっていた。

ことほど左様に、元号表示は、明確さを欠き、継続性を損なうことは明らかである。しかし、再来年の5月まで、「平成30年の歴史」は繰り返し、繰り返し語られるだろう。多くの国民は、自分の暮らしの先行きの方が不安で、「静かな環境」で「代替わり」を見守るしかないと思っているに違いないのに、政府やそれに追随するマス・メディアは、目くらましのように、大々的に平成回顧を展開するだろう。天皇の退位表明が政治的関与とならない配慮どころか、「代替わり」は、まさに「政治的利用」されていると言ってよい。今回の退位・改元日程も、政府の政治日程から割り出されたようだ。役所的な発想でも、41日が、順当のような気もするのだが。

いまの日本で、元号でくくられる歴史に、どれほどの意味があるのだろうか。グローバルな思考や「地球規模の歴史」が問われる中で、まさに真逆の方向としか言いようがない。

東京オリンピックまで1000日を切ったというから、あわせての二重の狂騒曲を聞かせられることになりそうだ。東京誘致が決まる過程も不透明であり、安倍首相の虚言のプレゼン「原発事故による放射能はコントロールされている」も今では問われないまま、国を挙げての盛り上げに懸命である。その一方、スポーツ界と競技者たちの事件が続く。オリンピックでメダルを何個という発想が、指導者とアスリートをむしばみ、暴力事件や往年の選手の不祥事が絶えない。

平成回顧、オリンピックの狂騒にうつつを抜かし、日馬富士引退などと騒いでいる間に、政治の私物化、森友・加計問題の幕引きも、原発再稼働も、北朝鮮脅威論による改憲問題も一気に進んでしまいそうな、憂鬱な日が続く。

(日付は変わってしまったが)

 

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2017年11月11日 (土)

11月9日NHK「ニュース7」、会計検査院院長インタビュー放映の意味(2)~NHK「ふれあいセンター」の対応~

 きのうの続きだが、NHKふれあいセンターとのやり取りでは、おかしなことがいっぱいあって、また怒りがこみあげてくる。録音をとっているはずなのに、オペレーターたちは、記録に余念がなく?こちらの話に全くの無言、無反応で、電話が切れたのではないかと「聞こえていまずか」と確認することも何度かあった。電話の受け手は、「ハイ」くらいの返事をしたらどうなのか。とくに、代わって出てくる「上司」というのが、態度が悪い。今回の場合もそうなのだが、視聴者の話をさえぎって、NHKの代弁者、防波堤の如くしゃべるのだ。正直言って、その「上司」の個人的な意見など聞きたくない。

 今回のやり取りで、こんなこともあった。私が、NHKが前川元文科省事務次官のインタビューを放映していないことと今回の会計検査院長のインタビュー報道には、共通する問題があると、言いかけると、「え?今度は前川さんの話?、別件ですね」というから、「最後まで聞いてください」と。両者に共通するのは、あまりにも恣意的で、政府への偏向が著しい報道姿勢ではないかと、つい力が入ると、「前川さんの件、報道局に伝えるのか」、気のない返事、「伝えるも伝えないも、あなたが選択することではなく、すべて伝えるのが仕事でしょ」といえば、「私は混乱してしまった」とのこと。なんとも情けない「上司」ではあった。

「ふれあいセンター」なのだから、できれば担当者とのやりとりが望ましい。もしそれが無理なら、担当者からの意見や声を、後刻でもいい、視聴者に伝えるシステムが必要なのではないか。さらに、すぐにでもできる提案をしたい。「ふれあいセンター」の仕事を、NHKの下請けのアルバイトに丸投げをするのでなく、担当でなくてもいい、NHKの現場担当者を含めた職員自らがローテーションで、視聴者のナマの声を聞くチャンスを設けるべきだと思う。「みなさまのNHK」をいうならば、何よりも「ふれあい」の一歩であり、職員の「研修」にもなるのではないか。「ふれあいセンター」が、むしろ、NHK職員や現場担当者(これもかなり下請けが多いらしいが)と視聴者とのバリアになっている現実を十分承知しながら、視聴者の意見を聞くふりをしているのが実態なのだろう。

各地で開かれる「経営者と語る会」も、もっと回数を増やし、各地でトラブルになる参加者の人数制限など撤廃すべきである。受信料から、高額給料を払っている経営委員であり、大会議室くらい難なく用意できるだろうに。

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