2019年5月25日 (土)

自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(3)日赤と皇室の関係も改めて考えたい(続)

 日本赤十字社には、年間にして、どのくらいの社資が集まっているのだろうか。平成29年度(2017年度)で日赤本社、千葉県支部、佐倉市地区の単位で調べてみると・・・。

 いずれも決算が出ている平成29年度の数字である。佐倉市地区に関しての歳出歳入などの詳細な数字は、公開されていないことがわかった。

・佐倉市地区では臨時職員を一人置いて、社会福祉課地域福祉班職員がその事務を行っている。なぜ、地方公務員が日赤の業務を行わなければならないのかも大いなる疑問である。佐倉市で集めた社資や寄付金はすべて県支部に送り、県は、毎年、全体の11%ほどを市町村に還元していることがわかった。かつては2200万以上の社資や寄付金が集まっていたが、いまは、1700万円台を推移しているようだ。人口減や自治会組織率が低迷していることも大きく影響しているだろう。

・千葉県支部では、歳入の77~78%が社資となる。前述のように歳出の11%は地元還元、13%程度が日赤本社に収められている。いわゆる運営費は、管理業務、各事業共通管理運営費などを併せてみると1億5000万円前後、歳出総額の20%程度を占める。

・一方、日赤本社では、一般会計歳入の三分の二が社資である。これが、年々確実に減少しているので、広報に努めるとしているが、足元の、地元での社資の集め方に、「自由意思」を標榜しながら、「強制」が伴っている現実を直視し、改革しなければならないはずだ。一般会計歳出を見ると、人件費・事務費などの科目では出てこない。各事業の中に組み入れているのかはわからない。総務管理費45億と、資産管理費12億などを合わせると運営費ということになるのだろうか、20%前後になることがわかった。なお、病院、血液、福祉事業は独立の特別会計とし、退職給与資金特別会計では、平成29年度は288億の積立金、264億の交付金、基金残高は465億を超えていた。

 災害への義援金は、運営・事務費などは差し引かないということであった。団体や個人からの義援金の受け皿になっているのが日赤だといえる。そもそも、戦場で、敵・味方なく負傷者の救護にあたった「博愛」精神を社是とする、1952年に厚生省の認可法人となった民間団体である。現代にあっては、政府を、国を、ひたすら「補完」するのではなく、本来の寄付文化を育て、根付かせてほしいと、願うばかりである。さらに、皇族たちの名誉職は必要なのだろうか。しかも「公務」というではないか。

日本赤十字社HPより作成

一般会計歳入決算のあらまし(平成29年度事業報告及び歳入歳出決算概要・一般会計)

・歳入総額  312億円(←平成28年度351億円)

 社資収入  209億円(←平成28年度228億円)

日本赤十字社千葉県支部HPより作成

千葉県支部の事業・活動(平成29年度事業報告書)

・歳入総額  763,166,654円(←平成28年度783,331,516円)

 社資総額  586,181,949円(←平成28年度613,994,940円)

佐倉市のHPより

平成29年度赤十字事業資金(社資)募集実績報告

・社資総額   17,531,766円 (←平成28年度17,864,541円)

 一般        16,913,966円 (←平成28年度17,249,341円)

 法人          617,800円 (←平成28年度   615,200円)

 皆さまからお預かりした赤十字活動資金(社資)につきましては、全額を日本赤十字社千葉県支部へ送金を行いました。

<問い合わせ>
 日本赤十字社千葉県支部 電話:043-241-7531
 日本赤十字社千葉県支部佐倉市地区 電話:043-484-6135
 (佐倉市福祉部社会福祉課地域福祉班内)

 

 

 

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2019年5月23日 (木)

自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(2)日赤と皇室との関係も改めて考えたい

 昨日5月22日、明治神宮会館で開かれた全国赤十字大会に出席した皇后は「皇后雅子さま初の単独公務」などの見出しで報じられた。皇后は、日本赤十字社の名誉総裁に位置付けられている。日本赤十字社は、その前身「博愛社」を経て、発足したのが1887年なので、名誉総裁は皇后五代により引き継がれていることになる。さらに女性皇族たちが、役職に就き、今回の報道写真にも、何人かの女性皇族の姿が見られた。また、日赤の現在の赤十字社社長は、2005年から近衛忠煇(旧近衛公爵家出身、妻は三笠宮家長女)が就き、1996年からは宮内庁長官だった藤森昭一が務めていたことからも、皇室との関係は深められている。

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 その日赤から、まもなく、私たち自治会員宅に「赤十字活動資金(社資)へのご協力のお願い」という文書が回覧されるはずだ。前記事の社協会費の場合と同じように、当自治会の「補足説明文書」が回覧されるだろうか。この日赤の「社資への協力」も、私たちの自治会は、社協会費、赤い羽根共同募金と同様の扱いで、手渡し回覧袋での集金が行われ、自由意思が維持されている。

 千葉県、佐倉市において、大方の自治会は、強制徴収や自治会会計からの一括納入や自治会費への上乗せによる徴収が実施されている。県の日赤支部や佐倉市地区からの協力依頼の回覧文書のどこかには、必ず協力は「強制ではなく個人の自由意思による」と申し訳のように記されていて、一方では「年500円を目安として」「年に500円以上を目安にして」などとも書かれている。さらに、日本赤十字社のHPには、<よくあるご質問>として次のような質疑を掲載する。

会費の募集に、なぜ町内会の人などが来るのですか? 

赤十字の活動は、地域福祉やボランティア活動など地域に根ざした活動を行っており、また、災害が発生すると、自治体や地域住民の方々と協力して救護活動を展開するなど、赤十字の活動は地域と密接なかかわりを有しています。

こうした活動を支えていただくため、地域の皆さまには、会費へのご協力をお願いしているのですが、その際、赤十字ボランティアが直接お宅を訪問しお願いに伺うほか、それが困難な場合には、自治会・町内会の方々にご協力をお願いする場合があります。

  回答の前段は、建前で、本来、赤十字のボランティアがなすべきことを、自治会・町内会に丸投げをしていることを、自ら宣言し、それを自治体が公認しているのが実態である。その町内会や自治会が強制や自治会費への上乗せなどで徴収していることについては、当ブログでも何回も触れているように、最高裁の決定で違憲とされているにもかかわらず、町内会・自治会の総会決議などで、決定した方法ならば違法ではないという見解を表明していることへの異議申し立てには、どの政党も、どの自治体も、どのメディアも深くかかわろうとしない。「福祉」や「皇室」が絡んでいることをもって、いわばタブー視しているかのようである。

 この天皇代替わりの、異様なほど狂騒のなかでは、皇室情報は選別され、皇室批判が葬られていくことに気づく必要があるのだろう。

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昨年、各戸に配布された「日本赤十字社千葉県支部」のチラシ。上段矢印の箇所には「一人ひとりの自由意思で・・・」、下段の箇所には「年500円以上を目安として…」の文言が見える。

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日本赤十字社佐倉市支会のチラシ。矢印の箇所には「強制ではなく、個人の自由な意思、判断にもとづく・・・」、「年500円以上を目安として・・・」とあった。

 

 

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自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(1)社協会費の徴収、「自由」定着への歩み

 年度が替わって4月に入ると、私のブログの自治会と各種「募金」に絡む記事へのアクセスが激増?!する。新しく自治会役員になったり、班長になったりして、多分、募金徴収の仕事がわが身に降りかかってきて、疑問を持つ人が多くなるからではないかとも考えられる。私たちの自治会でも、かつては、役員や班長になって最初の仕事というのが、自治会費の徴収と5月の社協への募金500円の徴収であった。

当ブログでも、何回か触れている、自治会と寄付・募金の問題は、新聞紙上などでもよく記事にもなり、テレビのバラエティ番組の話題になることもあった。各地の自治会・町内会での強制的な寄付集めの実態やそうしたことへの疑問や改革の取り組みが紹介されることもあるのだが、全国的な動きには連動しないのが現実である。

私たちの自治会では、もう20年も前のことになるが、あることがきっかけになって、600世帯規模の10人の役員のうち6・7人が女性であった年が続いた。私もその中の一人だったのだが、社会福祉協議会が「会費」、日本赤十字社が「社資」と称して、500円を強制的に徴収するのっておかしくない?!という声が、役員からも班長からも飛び出した。私も、寄付集めを請負うのは自治会本来の仕事ではないという思いから、とりあえず、「強制」だけはやめて、社協の会員になる、日赤の社資に協力する、共同募金をするのは、あくまでも「自由」であるべきではないかと提案して、運営協議会と呼んでいる班長会の大多数の賛成で決定した。「強制」とならないためにと考えられたのは、B5の茶封筒の右肩の切れ目するから、会員・社資・寄付の希望者は、氏名を記入の上、500円を入れた小袋を、投入方法をとった。あとで、班長さんが、会員証や領収書を届けるという方式であった。封筒には、現金が入っているので、用心のため、郵便受けではなく、必ず手渡しで、ということにもなった。当初は「この町内は、なんと福祉に冷たいのか」などの声も聞かれたが、この20年間で定着した。ときには、社協や日赤の支部の人が、役員会に説得に来たこともあったという。年度初めには、市の自治人権課主催の自治会・町内会長を集めた地区代表者会議が開かれ、相変わらず、社協や日赤の支部スタッフによる協力要請の時間が設けられている。自治体が、こうした民間団体の寄付集めに全面的に協力していること自体も問題なのだが。

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私たちの自治会の方式は、むしろまれで、ほとんどの自治会は、ほぼ強制的に一定額を徴収しているか、それが面倒ということで、自治会会計から、世帯分の会費や社資、募金額をまとめて拠出しているところもかなり多いというのが現況である。

 ところが、昨日回ってきた、その手渡しの集金袋には会長名で「社会福祉協議会(会費募集)に関する補足説明」、という回覧文書が付いてきた。そこには、以下の文章とともに、「社会福祉法第109条」にもとづく、地域福祉の推進役を担う民間法人であることが付記されていた。

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 「まず、当自治会としましては、社協の会費募集に際し、お手伝いはしますが、自治会員に社協会費を強制するものではございません。あくまで、社協の活動趣旨にご賛同いただけた方のみ会費を納入頂き、当自治会はその際に回覧ネットワークを提供するのみとの姿勢です。くれぐれも誤解の無き様、よろしくお願いします」

  前述のように、私は、個人的には、本来、自治会が民間団体への寄付や民間団体の募金を請け負うべきではなく、協力する必要もないと思っているものの、現況にあっては、とりあえず、上記のように、「会費の強制」をきっぱり否定し、確認する文書を回覧に付したことは、至極まっとうなことだと思ったのだった。

 全国各地で悩まれている皆さん、自治会・町内会による社協の会費徴収について疑問を持ったり、戸惑いを感じたりしたときは、寄付や募金の基本に立ち返り、ぜひ「自由意思」によるべきとする改革を提案してみてはどうだろう。

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2019年4月22日 (月)

新緑の多摩動物園の坂もきびしかった!

 選挙の騒音を逃れて、といっては候補者に失礼なのだが、週末は、少し遠出をしての動物園だった。京王線に乗るのも久しぶりで、高尾山の山歩きスタイルの乗客も多い。動物園は、高幡不動で乗り換え、多摩モノレールからは一駅で、日野市に位置する。初めての動物園、シニアは入園料300円にはいささか恐縮、やはり家族連れが多い。

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正門を入って左右に、イノシシ、シカ、ヤギ、ムフロン、ヒマラヤタールなどを見ながら、ひたすら坂をのぼる。広く、工事中のエリアもあって、高い塀が続くところもある。連れ合いが楽しみにしていた、今日のガイドツアーは、ユキヒョウ舎前、11時集合。一番奥になるのか、ゆるやかながら、登り坂がどこまでも続く。途中、シャトルバスにと思うが、すでに満員であった。50ヘクタール余の丘陵地帯を切り開いての開園、1958年だそうだ。日本で初めて柵を設けない動物園だったとのこと。都営ながら、いまは、東京動物園協会が指定管理者になっている。

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この日のツアーは「アジア山岳地帯の動物」ということで、ユキヒョウ、レッサーパンダ、ターキンについて、丁寧でもあり、楽しい説明を聞くことができた。ユキヒョウの絶滅の危惧(4000~6500頭)に関しては、密猟が絶えないのは、山岳地帯の住民たちの経済的な背景、その問題の解決も課題であるとの話にも及んだ。レッサーパンダの背中が茶色、腹部の黒っぽいのは、天敵から身を守るためとか、ターキンなどは、説明を聞かなければ、面白い顔立ちだな、と通り過ごしてしまうところ。

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ツアーの面々・・・

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ツアー参加者に配られた冊子とバッチです。

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何を考えているのか、ユキヒョウ

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右と奥にいる毛の深いのがメスのターキンで、左手前のつるっとした毛並みがオスで、体も大きい。足の二本の太い爪で、どんな岩場でも器用に上り下りするという。

 

オランウータンが、高い綱を渡る、スカイウォークを見上げながら、ぶらぶらと気ままに坂や階段を上がったり下りたりしながら、森林浴も楽しんだ。トラ、ゾウ、サイを経て、フクロウの愛らしい表情に癒されながら、向かいの巨大なケージの天井近くを翼を広げてゆったりと飛ぶワシたちの姿にも見とれてしまう。もっと広い空を飛びたいだろうにと。

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オランウータンの見事な空中演技

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上:アムールトラ、下:シロフクロウ

少し遅くなったが、サバンナキッチンというセルフサービスの食堂でランチを済ませた。見おろす広場で、キリンの群れがゆったりと歩き、ペリカンの群れは細長い池をせわしく行き来している姿は、遠くからでも近くからでも、さまざまなパフォーマンス見せてくれるので、目が離せず、思わず長居をしてしまうほどである。

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上:キリンとペリカン 下:ヒマラヤタール

もう一つの大きな工事現場に近い窪地にはライオンが寝そべり、その隣の池にはフラミンゴが、重なり合うように群れていた。ああもうすぐ入り口に戻る。どっと疲れが出そうなところ、ともかく駅まで頑張って帰路に就くのだった。この日は、家に着くまで13460歩であった。

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上は、タスマニアデビルの絵葉書、買いました。下は、サバンナキッチンのはし袋です。

 

 

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2019年4月15日 (月)

違法ポスターをはずさない、現職市長候補~佐倉市では、また、こんなことが

私たちの佐倉市も、市長選、市議選の選挙が始まった。もう数週間前から気になっていたのだが、現職市長と財務大臣の顔と名前が大きいポスターが、街のあちこちにいっせいに張り出された。大臣の名前の上には「弁士」となっているから、申し訳のような演説会予定みたいなものも刷り込んではいるのだろうが、事前運動にしては半端ではない数なのだ。それも、地元の不動産会社山万のマンションや分譲地の塀にしっかりと結び付けられ、山万所有の空き地には、木枠のついた立て看板が100mいや50mごとに並ぶこともある。買い物や散歩に出るたびにいやというほど目にして、気分が悪くなるほどである。

この間、麻生・安倍の忖度道路スキャンダルもあったし、新札発行の発表を何でこのタイミング?の疑問も残る財務大臣の顔だけに、やりきれない。そのポスターは、告示日が過ぎても、いっこうに撤去される様子もない。

 

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 計画道路沿いの空き地に続く<二連>の立て看板。

 念のため、市の選挙管理委員会に電話をしてみた。そのポスターの存在は把握していて「告示日以降は完全に違法です。事前に指導はしていたのですが」と話していた。「通報もありますので、通告、指導します」とのことだった。どのくらい「本気」でやってくれるのかな。

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なかには、こんなものが。貼り忘れたのか、誰かがはがしたのか。といっても数十メートル先にはたっていました。

 その上、この現職市長候補Wと地元業者には、もう一つスキャンダラスな要素が加わるのだ。というのも、4年前の市長選の<狂騒>を知っている人から見れば、「エッ?!」なのである。4年前の市長選の折にも、ユーカリが丘駅前への順天堂大学誘致をめぐって、市に25億の助成金を伴う誘致に慎重だった現職と推進派の候補者との熾烈な醜い争いだった。誘致推進を前面に押し出した現職の対立候補の後ろ盾は、大学誘致を駅前開発の目玉にしたかった山万で、その選挙活動は、実にえげつないものだったことは記憶に新しい。その一部は、このブログでも10本近い記事にしているので、関心のある方は、参照いただきたい。

 ところがである、前回市長選で、対立候補N陣営は、現職候補についてさまざまな怪文書を街中に配布したり、山万の管理地には対立候補Nと地元の著名人?マラソン指導者Kの顔写真のポスターを張りまくったりしたのである。告示後の選挙運動中にも、そのポスターが撤去されることはなかった。なんとポスターの顔が変わっただけの今回の展開なのである。

 前回、再選された現市長に、そして山万に、「節操」というものがないの? いやはや、現代は、右も左も「節操」なんて死語になってしまった感もある。目の前の「利益」に動かされて身を処することが横行している。今回、山万がかつての攻撃対象の現市長を担ぎ出したのには、あまりにも露骨な経過があった。これもすでに、当ブログで記事にしている。

・佐倉市は、不動産屋に?山万の空きビルの一部を借り上げて、貸室業をやるらしい!
(2018年12月10日)
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/12/post-2945.html

 佐倉市が、国から補助金約5000万を引き出した上、駅前の山万のビルの空きスペースを「スマートオフィススペース」と称して、年間840万円の賃料で借り、起業家などの市民に貸し出すという計画、予算が、市民の知らない内に議会を通ってしまったのである。山万は少なくとも、佐倉市という安定したテナントを10年間確保したことになるし、市長は、地元業者の支援を確実にすることになった。その互酬関係のために、国の税金と佐倉市の税金が投入されたことになる。貸しオフィスの利用がフルに稼働しても、元が取れるのは5年先だという。もし、利用者が少なかったら・・・、なんとも心もとない計画である。納税者の市民は、もっと怒ってもよいのではないか。

 現職市長の選挙事務所に「あのポスターは公職選挙法違反ではないですか」と電話すると、「すぐに撤去します、徐々に撤去しているところです」とはいうが、前回は、投票日の翌日に撤去するまで、放置された。警察は、「適切に処理する」と、どこかの総理大臣みたいなことを繰り返している。日本は「法治国家」なんですよね。選管や警察は何をしているのだろう。

 

ご参考までに、4年前の市長選の記事の一部を紹介します。佐倉の懲りない面々・・・。

◆2015年4月25日 (土)

明日が投票日だというのに~佐倉市長選挙、あふれる違反ポスター、虚偽中傷ネット広告を取り締まらない、取り締まれない?!

ネットの広告は、煩わしく、うるさいのだが、ブログなどただで使えるのだからとスルーするし、自分の検索ワードが自動的に反映されるのも気味の悪いものだが、それも受忍してきた。

しかし、2日ほど前から、「公式佐倉市民の皆様へ 順天堂大学からの公式発表です。」という動画広告が出るようになった。「公式発表?」動画を見てみると、当ブログでも触れた「順天堂大学の誘致を実現する集い」(4月16日開催)の、佐倉市と交渉にあたったというこの3月末日、その職を退いたS学部長のスピーチだったのだ。現在は何の責任もない大学退職者のスピーチが公式見解などとはとても思えない。その“公式見解”とは、現市長の中傷に終始するものであった。これって、対立候補妨害情報なのではないか。公職選挙法でネット上の活動が緩和されたからと言って、このスポンサーは誰なのか、これほどの費用を投入しているのは誰なのか。順天堂大学の学部の担当者に尋ねてみても、いまの時期、そんな「公式見解を大学は出すはずがありません、出していません」ときっぱり言っていた。少し驚いた展開となった。大学の担当者は、さらに「S前部長は、学部スタッフのOBではあるが、個人的な発言にすぎない」と明言していた。まさに虚偽広告を流すのは、だれなのか。

それに、これも前の記事でも触れたが、佐倉市内にやたらと貼られた、新聞全紙4枚ほどの大きなN市長候補とマラソンの小出監督とのポスターは、やはり公職選挙法違反ポスターだった。小さい字で書かれた講演会通知を標榜するこのポスター、告示後は完全なる違反ポスターなのだ。市の選挙管理委員会は、4月19日告示前も告示後も、候補者にはただちに撤去するよう、警察署には取り締まるよう通知している、とはいう。警察も、民有地に貼られている以上、撤去は出来ない、という。選挙管理委員会は、「通知しかできないで、歯がゆい」とまで言う公職選挙法って?

25日朝現在、私の知る限りユーカリが丘近辺の違反ポスターは野放しだ。N候補の選挙事務所は、違反ということなので「回収中」「撤去中」というのみで、まるで蕎麦屋の出前が遅れたときのセリフ「今出ました!」ではないか。明日が投票日、事務所では、200枚中30枚回収したと言っているそうだが 

◆2015年4月28日 (火)

佐倉市長選挙余話~N候補の違反ポスター撤収は、投票日の翌日27日だった!

きのう、ある交差点で小学校の下校時交通見守りに参加していると、この記事でも何度か触れた、N市長候補の公職選挙法違反ポスターを撤去している人に出会った。「大変ですねえ、何枚くらい回収するの」と尋ねてみると、「200枚かな」とあっさり答えていた。「これって違反じゃない?」といえば否定もせず、ポスターを留めてあるテープをカットしながら、ポスターに候補者と並んだ、例の小出監督を指して「このヒゲ面と酒ヤケの顔がイケなかった」(それが敗因?)とブツブツといいつつ、車に運んでいた。支持者か業者だったのか。投票日の前日、選挙事務所が回収中と答えていたのは、方便だったのだなあ。翌日撤収の200枚という枚数は信憑性があるかもしれない。それにしてもそのポスターの下に小さく記してあった5月30日の二人のユーカリ駅前の演説会は中止なのかしら。

告示後の当ブログへのアクセス件数は、日ごとに増えて、投票日翌日の27日には普段の5倍を超えたのには驚いている。ネット上でも、違反ポスターと虚偽バナー広告の動画はかなり話題になっているようだった。どう始末をつけるつもりかしら。

 

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 2019年4月、芽吹きの良い季節なのに。東側のモクレンが頑張っていました。

 

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2019年2月 9日 (土)

直近のスーパーが撤退、コンビニと空き家が増えてゆく街

 

店に入って、すぐ、売り場が、やけに広々としているな、と思っていた矢先、近くのスーパー、マックスバリュが、2月いっぱいで閉店するという、小さな「お知らせ」の看板が目についた。10年間の感謝も述べられていたが、そう、20094月、地元のディベロッパー山万とイオンの鳴り物入りでオープンしたスーパーだった。 

このスーパーの入るビルの建設・開店にあたっては、当時、地元住民との間で、24時間営業の是非、屋上の駐車場の是非が問われていた。一戸建ての住宅街と300世帯余りの高層マンションに挟まれた、住宅街の真ん中での24時間営業の悪影響が懸念されたが、採算が取れなかったのだろう、開店7か月後の200911月には9時~24時営業に短縮、現在では、さらに9時~22時に短縮されている。それでも、マンション前のスーパーは、マンション販売の「売り」でもあった。 

 我が家からも、あるいて56分のところなので、週に1度ほどは出かけていたが、レジで、お客さんが並ぶことはめったになく、「トップバリュ」というプライベートブランドの品ばかりが目立ち、品数がめっきり減ってきたことが気になっていた。「間に合わせ」の買い物も用が足りなくなってしまった。加えて、最近、何棚かの百均コーナーのようなものができたり、売り場がちょくちょく変わったりしていて、戸惑うこともあった。 

 折しも、ユーカリが丘駅から123分以上歩いたところに、2016610日、イオンタウンがオープン、ユーカリが丘駅近くの、山万所有ビルのイオン跡(元サティ、1992年3月6日開店、イオン2016年6月5日閉店)の1階の一部に生鮮食品中心のオーケーストアが、20171128日にオープンした。マックスバリュの客足は、ますます遠のいたのだろう。 

 イオンタウンとても、1階部分のイオンスタイルというスーパーこそ、それなりの賑わいを見せているが、23階の専門店街は、閑散としていて、たまに出かけると、どこかの店が閉店セールをしているような有様である。私も、オープンしたばかりのころ、眼鏡を新調した店は、1年少しで撤退してしまった。
 

 マックスバリュの跡はどうするつもりだろう。イオンと山万は、一体何を考えていたのだろう。山万は「千年優都」とか銘打って、ユーカリが丘一体の「まちづくり」を目指しているというが、順天堂大学誘致を前提にしてのユーカリが丘北口開発は、市長選までからめてのなりふり構わない様相を呈したが、とん挫したばかりだ。10年先も読めなかったことになる。それに前述のイオン跡の1階は、オーケーと数店舗で埋まったが、この1月には、オープン間もない水産会社が撤退している。2階はいまだ、がらんどうだ。3階の半分は、これも下記の当ブログでもふれたが、佐倉市が年間賃料80万で、10年間借り受け「スマートオフィススペース」として、貸し出すそうだ。佐倉市の皮算用では5年で採算がとれるというが、借り手が思うようにつかない場合の損失は、納税者市民の負担になる。国からの交付金と山万の提案に乗った形の市長提案は、最大会派とすったもんだがあったが、どういうわけか、最終的には、そのための予算は成立してしまったのだ。
 この街に、いつの間にか増えたのが、コンビニと空き家だ。路地では、食材や総菜・食事の宅配業者の車をよく見かけるようになった。我が家では、生協での買い物が増えるだろう。電動自転車での買い出しも増えるに違いない。

 

佐倉市は、不動産屋に?山万の空きビルの一部を借り上げて、貸室業をやるらしい!

 20181210日)
 
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/12/post-2945.html

<参考> 

スーパー、マックスバリュの進出が決まったころ、当時発行していた地域のミニコミ誌に書いた記事です。近隣の自治会員も参加しての対策協議会のメンバーとして、山万や市役所、県庁、幕張のイオン本社などに何度か話を聞きに行ったことを思い出します。

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2018年12月17日 (月)

あの、巨大な飛行機は!その正体は?下総基地(航空自衛隊)、市役所、習志野空てい団(陸上自衛隊)に電話する

きょう1217日、雨も上がり、昼過ぎに買い物に出た。すると、頭上に大きな爆音がと思って、空を見上げると、家一軒分くらい?!の飛行機が現れて、北の方に去って行った。23分後にはもう一機が同じコースで飛んで行ったと思ったら、また2機が繋がって現れた。旋回をしていたのだ。下総航空基地の訓練機は、見慣れてしまったのだが、少なくとも、高度はかなり低く、500mもないのではないか。。明らかに下総基地のものとは機種も違う。最近、家の中で、大きな爆音を何度か聞いたような気もするが、窓からはいつも機影が確認できないでいた。

近くを歩いていた男子小学生、制服制帽を身に着けていたので、私立の児童なのだろう。マンションの屋根すれすれにも思える機体の大きさに驚いていた。「なに?こんなの見たことない」と見知らぬ私に話しかけてきた。 

下総航空基地では

ともかく、家に帰ってから下総基地の広報に電話を入れたところ、「通常の訓練はしているが、そんな訓練はしていない」という。「明らかに自衛隊機と思うが、どこの所属の飛行機でどんな訓練をしているのか」と尋ねても「自分たちには分からない、たぶん、入間からきているC1ではないか」とのことだった。

それでは入間の基地の連絡先はと聞いても、当方ではわからない、というつれない返事。自衛隊の基地同士で連絡先が分からないなんていうことあり得ないと思うのだが、本当だとすると日本の防衛はどうなっているのか!? 

佐倉市役所では

仕方がないので、佐倉市役所に電話をすると、生活環境課が出た。ともかく、とても不安で、危険に思うので、佐倉市として至急調べてくださいと依頼すると、こちらではわからない、直接自衛隊に聞いてくれ、調べた後どうするのか、ともいう。そこで、市民が不安に思っているのだから、ともかく調べてくれるよう依頼した。その返事によれば、「習志野空てい団の訓練で、123日から始まって、今日17日が最後ですよ、そういう連絡は貰っています」という。ついでながら、これは以前からも市役所に要望していることなのだが、「佐倉市上空を通過する、自衛隊の訓練日程を広報してください、隣の八千代市では、広報誌にちゃんと載せていますから」「オレオレ詐欺や行方不明者のお知らせも大事だけれど、今回のような訓練日程は、防災放送で知らせしてもいいのではないか」と再び要望しておいたのだが。

習志野空てい団では

 そのあと、習志野空てい団に電話してみると、広報担当に回された。「それは、C2という大型輸送機です」という。それにしてもこんな低空での訓練は初めてのような気がするけど、恐ろしいですね、といえば、「実は、来年113日の空てい団公開日のための訓練を124日~21日までやってます。普段の訓練とは違う訓練で、低空での訓練は、今日17日が最後です。お正月から13日のイベントに向けて、また始めます、一般市民に公開しますからぜひ」とまで言われる。どの基地でも行っている、いわゆる航空祭のようなイベントで、私も下総基地のイベントに出かけたこともあるが、基地周辺の家族連れやどうもオタクぽい人たちが詰めかけているのを目の当たりにしたことがある。ちなみにC2という輸送機はどのくらい大きさですか、と尋ねると「C1の1.5倍くらいのパラシュート隊員が乗れます」とのことで、先は教えてもらえなかった。なお、空てい団は、陸上自衛隊なので、航空機は所有していないので、下総か入間の基地の軍用機と滑走路を借りて訓練ををしているという。さらに、今日の訓練はどこから離着陸しているのかと聞くと「下総だと思いますよ」とのこと。広報担当から適当にあしらわれているとしか思えなかった。むかしから、陸軍と海軍の権力闘争みたいなことは聞いていたが、いまだに、イージス艦の対空ミサイル(海上自衛隊)とイージスアショア(陸上自衛隊)との対抗関係が取りざたされているのも記事で読んだことがあるが、あの莫大な防衛予算がそんなことのために使われているのかと思うとやりきれない。

 ともかく、低空飛行の経緯はわかったが、あの低空による不安感と住宅街の真上の飛行の危険性は、拭いようもなかった。米軍、自衛隊による航空機事故はあとを絶たないのだから。

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<参考>

習志野空てい団訓練日程表201812月/191

http://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/img/file21.pdf 

 

一機230億円もするそうだ、これも言い値?

 これを機に、少し調べてみた。C-2は、C-1の後継機として防衛省と川崎重工業が2000年から開発し、2017327日完成と公表され、川崎重工業が製造している。すでに鳥取県境市の美保基地に8機配属、事故も起こしている。17年度18年度で5機の製造も計画されているというが。長さ43.9m、巾44.4m、高さ14.2mというから2階建ての一戸分というのも大げさではなかった。最大搭載量、約30トン、人員にすると110人まで乗れるそうだ。まだ、完成して間のない新型機である。あれが、住宅街に墜落したらどうなるのだろう。

パラシュートの降下訓練は340mからということは聞いたことがある。今回、空てい団の広報の話によれば、低空と言っても、飛行は、340m以下になることはないといい、むずかしい計算の上、高度というのは、半径600m圏内の一番高い建築物から、150m上空を飛行することになっているそうだ。ということは、佐倉市のユーカリが丘には、高層マンションが何棟かあるので、あの150m上空を飛んでいるということなのだろう。それにしても、頭上の、あの機体の低さと重量感からくる恐怖を拭い去ることができない。

なお、メーカーの川崎重工は、機材高騰などを理由に、一気に70億円値上げの価格230億円を要求しているという。競争原理が働かない防衛産業、これも、もしかして川崎機重工業の言い値?イージス・アショアやF35戦闘機がトランプの言い値で購入を決めている防衛省とも報じられるように、国内でも・・・。内外から、日本の防衛予算はいいカモにされているのではないか。専守防衛などといかがわしいお題目のもと、国民の安全・安心などは、どうでもよいのだろう、日本の政府は。

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出典:朝日新聞デジタル(2018年66月22日)「空自C2輸送機、価格高騰に疑義 1機あたり70億円増」

 

 

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2018年12月16日 (日)

高校前で、チラシを配布しました

1213日、県立佐倉東高校近くで、高校生にぜひ読んでもらいたいの思いで、「イージス・アショアって、なに?」のチラシを配布した。佐倉市内にある4つの県立高校前で、私たちの会がチラシを撒き始めて、何年になるだろうか。すでに4巡目にはいった。今回、事前の教頭先生への挨拶の折は、1212日までは、中間テストだということだったそうだ。 

この寒空にコートを羽織るでもなく、今どきの高校生は、制服の上にマフラーを巻いて、ながらスマホ、おしゃべりをしながらの登校である。 

生徒たちは、試験も終わって、ほっとした表情だ。なかには、楽器を背負って登校する生徒もいる。正門近くと裏門に、私たちは3人づづに分かれた。和服の女生徒たちは。服飾の授業の一環で、今日は着用での登校らしい。そういえば、東高校は、元もと女子高で、家政科、いや食物科と被服科が、あったはずである。いや今は、服飾デザイン科と調理国際科というらしく、対外的にも様々な活動を続けている生徒たちである。 

チラシを受け取った生徒も、ちゃんと読んでくれているだろうか、私たちの思いは届いただろうかと、不安は尽きないが、まあ、いいか。 

わたしは東高校は初めてで、高校は佐倉中学校と向かい合っており、近くには佐倉市立体育館もある。ちょうど佐倉城址、佐倉市役所の南に位置するあたりで、途中「ひよどり坂」の表示も見えた。この辺もゆっくり歩いてみたいな、とも思うのだった。

 

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 このチラシの作成後には、自衛隊は、ステルス機、F35の100機、アメリカの言い値の1兆円での購入を決めた。護衛艦「いずも」の空母化も確実となり防衛費は、拡大の一途をたどることになった。

 

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2018年12月10日 (月)

佐倉市は、不動産屋に?山万の空きビルの一部を借り上げて、貸室業をやるらしい!

12月9日は、町内自治会の大掃除だった。家の東側の側溝の隙間に、なんとスミレが・・・。

 

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 佐倉市のユーカリが丘駅前と言えば、11月下旬、タワーマンションの最上階での殺人事件が報道されて以降、犯人もいまだ捕まらず、住民の不安が募っている。あのマンションを含む、一帯のマンションのオーナーで、開発業者の山万と佐倉市が絡む問題が浮上した。

佐倉市ユーカリが丘駅前の山万の商業ビルから、スーパーのイオン(元のサティ)が抜けて、がらんどうになった跡に、201711月、ようやく1階に、スーパーのオーケーが入った。しかし、2階の通路は、白い壁のトンネルで、少々気味が悪いほどだ。3階へのエスカレーターは運転がストップしたままで、いったいどうなるのだろう、山万は何を考えているのかと、余計な心配もしていた。 

そこから5・6分ほど歩いたところに、バカでかいイオンタウンを誘致、20166月にオープンしたが、専門店の入れ替わりが激しいというか、この間まであった店舗がなくなっている?移動している?ということが何度かあったし、食料品売り場以外は、客がまばらなので、他人事ながら、先行きが心配だったのである。 

 

佐倉市が、商業ビルの3階をフロアごと借りて、大改装の上、部屋を貸すんだって?

 そんなとき、えッ?というような、ニュースが飛び込んできた。それが上の情報である。9月から、佐倉市議会で取りざたされていたらしいのだが、私は、少々忙しい時期でもあったためか、見過ごしていたというか、知らずに過ごしていたのだった。 元サティのあった商業ビルはスカイプラザモールと呼ばれ、その3階の一部を、佐倉市が、ほぼ借りて、幾つかに区切って事務所用の部屋を貸し出そうという事業を始めるというのだ。そのための補正予算が9月市議会に提案され、成立してしまったのだ。 

その中身は、テレワーク・シェアオフィスをスカイプラザモールの3階に開設するための、総額1億1,1384,000円の補正予算組んだことに始まる。そのうち、国からの交付金が約5,100万円(拠点整備費:4178万+推進交付金925万)、佐倉市分は約6,000万円で、そのすべてを、改装のための工事に当てようというものである。山万への賃借料が年間840万の10年契約、年間の人件費、光熱費、清掃費など維持費が、あわせて2040万、合計3000万近いランニングコストがかかる事業のための補正だったのである。

  その国からの交付金というのは、舌をも噛みそうな「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2017改訂版)及び平成30年度予算・税制改正(地方創生関連)について」(平成30213日内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局)の一環としての「平成29年度生産性革命に資する地方創生拠点整備事業」のための総額約650億交付金であった。第2回目の募集が57日にあり、佐倉市は621日に応募、83日に決定が降りたという経過があったらしい。要するに、私には、「キラキラネーム事業」のバラマキの一環のようにも思えた。市議会では、市民ネットワーク、日本共産党、新社会党の計6人が、計画そのものが拙速で、ずさんであるとして反対していた。

 

 そもそも、テレワーク・シェアオフィスって何?

  テレワークとは、わずかなスペースに机、パソコン、電話、コピー機などを備えたオフィスを貸し出して、勤務先に通わずに働いたり、そのオフィス限りで個人やベンチャー起業家として働いたりすることだ。シェアオフィスとは、複数の利用者が同じスペースを共有して、自らのオフィスにすることらしい。設備投資や維持の削減ができ、多様な働き方ができると、話題になっている。東京から離れた佐倉市などで、その需要が呼び込めるのか、となると、不安要素は多いだろう。それに、レンタル料の設定が、10人用会議室で月額20万、6人用で12万というから、便利な都心の相場と比べて、あまり差がないというのだ。フルに稼働した皮算用でも5年間は赤字だというのだから、自治体が手掛けるにはアブナイ事業ではないか。赤字続きだったら、どうする気なのだろう。そんな心配の中、早くも、都心の賃料と比べて気が引けたのか、すでに値下げが提示されているという。採算がとれない、そのリスクは、納税者の国民が、市民が負う。なかなかテナントが入らない空きビルを、佐倉市がフロアごと借りてくれるのだから、オーナーにとってはこの上もない事業だったのである。 

 そういえば、11月下旬に、これまで、ユーカリが丘駅のコンコースに隣接した通路にあった佐倉市ユーカリが丘出張所が、上記のスカイプラザモールの3階に移転したのも、その布石であったのだ。駅からは、数分歩くことになり、不便になってしまったのだが。 

佐倉市役所の建て替え問題が浮上した時、私はかねてより、一層市役所全体を、駅前のビルに移転してもよいと思っていた。人口から言えば、志津地区の人口が最も多く、その真ん中に位置するのがユーカリが丘だと思うからだ。ガラガラにも近い駅近のビルに、市役所がよく似合うと思う。莫大な建築もいらない。 

旅行中に知ったのだが、宮城県石巻市は、石巻駅の真ん前のデパートの跡がそっくり市役所になっていた。

 

あれは、四年前、思い起こすのが「市長選」~ 

前回、2015年春の佐倉市長選挙の際の、現役の蕨(わらび)市長に対して、山万がバックアップした某候補者が仕掛けた醜い選挙戦を思い起こす。某候補の公約は、山万が提供するというユーカリが丘駅前の3000坪の土地に順天堂大学のある学科を誘致するために、佐倉市から24億円の補助金を出すというものだった。24億円の根拠を示さないまま、補助金は出せないと慎重だった現役市長を糾弾するもので、違反ポスターやチラシ、怪文書が乱れとんで、大学を誘致して、若者が行き交う街にするのは、いいじゃないかと、単純に考える市民を巻き込む勢いだった。 

 

現役市長の市政の志津霊園問題をはじめとする都市計画、企業誘致政策、防災、福祉、教育政策には、合理性に欠ける施策が多く、私などは、事あるごとに異を唱え続けてきていたのだが、この24億円の補助金に待ったをかけていたことだけは、その一点で評価していた。選挙終盤戦には、その市長が「順大誘致に反対しているわけではない」などのチラシを撒いたりし始めて、がっくりしたのだった。ともかく、現役市長の勝利に終わり、某候補応援、市長攻撃のネット情報は、翌日すべて削除されたという顛末もある。その後、愛媛県の加計学園獣医学部問題が表面化して、愛媛県と今治市の補助金が問題になっただけに、市長はほっとしているだろう、と思っていた。

その市長を落選させる勢いで、企業ぐるみで選挙戦を展開していた、開発業者の山万が、今度は、現市長と手を組んだのである。実にキナ臭い話ではある。当初、市議会の最大会派、さくら会は、市長提案のこの事業には反対だったそうだ。それが、何があったのか、一転して賛成に回ったという経緯も後になって知った。市議会で、件の補正予算に最後まで反対した会派の一つの機関誌には「市長と民間業者の間で何があったのでしょうか?」と報じていた。その先について、市民は蚊帳の外というわけなのか。

 

前回の市長選挙の顛末は、以下をご覧いただきたい。

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「嵐のような、あの佐倉市長選は、何だったのか」『すてきなあなたへ』(70201568日)より

現在は、この順大誘致ありきのユーカリが丘北口再開発の都市計画は、取り下げられ、新しい
再開発計画が発表されている、と言っても、高層マンション、オフィスビル、商業施設など、相変わらずの、あまり特色のない構想で、いまの商業ビルさえ持て余しているのに、大丈夫なのか。これについては、以下を参照。

・ユーカリが丘駅北口、あたらしい街づくりというが (2018年7月15日)
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2018/07/post-4502.html

2015年の市長選の顛末について、くわしくは、以下の過去記事をご参照ください>

・佐倉市の大学誘致はどうなるのか~順天堂大学おかしな動き、その蔭に 
201538日)
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2015/03/post-5d0f.html

 

・「順天堂大学誘致」はどうなったか、佐倉市議会の質疑からみえるもの
 
2015316日)

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2015/03/post-2f8b.html


・佐倉市、順天堂大学誘致をめぐる「選挙戦」
 
~誘致の効果は机上の空論、得をするのは誰なのだろう 
2015414日)

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2015/04/post-5c84.html


・市長・市議選の争点は「大学誘致」ばかりではない~やっぱり出た”怪”文書「順天堂大学誘致の会ニュースレター」
2015418 

http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2015/04/post-7056.html

 

 

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2018年10月 2日 (火)

わたしはだまされない~特殊詐欺のさまざま

 市の防災無線放送は、このところの災害情報伝達で忙しかった。一方、毎日のように、行方不明者の捜索協力と特殊詐欺の新手への警告を呼び掛けも続いている。同じ高齢者でも自分より若い年齢の方の「体型は・・・、頭髪は・・・、着衣は、・・・」などとくわしい容貌を知らされると、気が滅入る。さらに「オレオレ詐欺」に始まるさまざまな方法による詐欺は後を絶たないようなのだが、私自身は「私は大丈夫」みたいな無関心さがあった。 

 ところが、妙な電話やはがきが続いて、正直、一瞬戸惑ったのである。これまでも、短歌などに関わっていると、その関係の名簿からの情報なのか、「先生のお作品に感動しました。作品を集めて、ご本にされたらいかがでしょう。お手伝いさせて下さい」みたいな電話は何度か受けている。「そんなつもりはない」と直ちに切るが、「この電話番号はどこで知ったか」と尋ねると「名簿屋から買った」と開き直られたこともある。

 

その1)デパートで、あなたのカードが使用されようとしている 

 しかし、今回の1件は、少し手が込んで?いた。電話は、私の名前を確認した後、 

■こちらは、船橋の東武デパートですが、いま、あなた名義のクレジットカードで、6万円ほどのコートをお買い上げのお客様がいらっしゃいますので、確認の電話です。 

①はあ?どんな人ですか。 

40歳代の女性の方です。 

②全く心当たりありません。私はふだん東武で買い物することもないし、カードで支払う習慣もありませんし、失くしたこともないです。 

■おかしいですね。 

③どういうカードなんですか 

■今から3週間前ほどに発行されています。 

④そんな事実はないので、断ってください。こういう時は、どうしたらいいのですか。 

■銀行協会に問い合わせてください。電話は××・・・・。 

➄調べてみます。そちらの連絡先は 

■東武デパートの総務課の○○で、××・・・・。
 

電話番号は、いずれもデタラメだった。それにしても、後から考えると、私の②の応対はいただけない。余分なことなのだ。すぐにでも電話は切るべきであった。ちなみに、東武デパートに電話をすると、何件か同様の電話が入っていますとのことだった。念のため、銀行や郵貯の係に電話を入れると、通帳上の異常はなかったとの回答や、時間外でいまは調べられないので、明日一番で確かめられては、などの対応であった。係の方は、いずれも「そんなに簡単に、カードは作れるものではありませんから、ご心配なく」ともいわれた。これが、いわゆる詐欺の予兆、前触れ電話であったのだ。家族からは、「結構、本気で、動転していたよね」とか、「個人情報は一切漏らしてはいないだろうね」とか、念を押されたりした。アブナイ!恥を忍んでの報告ではある。そして、あれから3カ月もたっているというのに、いまだに、同じ手口の電話が、この街に横行しているらしく、いまも以下の無線放送が流れていた。

「本日、佐倉市内において、デパート等を騙り、 貴方名義のカードが使われている。 全国銀行協会へ確認して下さい。といった電話de詐欺の予兆電話が相次いでいます。 この様な電話がありましたら、直ぐに佐倉警察署もしくは110番通報をして下さい。」

その2)「法務省管轄支局 国民訴訟お客様管理センター」から

 続いてのもう1件は、例の「架空請求はがき」というものらしく、はじめて目にした。これは、よく話にも聞いていたので、怪しいことがすぐ分かった。「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」の見出しの以下のようなハガキが届いたのだ。「利用の契約会社から契約不履行の民事訴訟として訴状が・・・、期日までに連絡がないと差し押さえが執行される・・・」として、相談窓口の電話番号が書かれているものだ。その差出人?は「法務省管轄支局 国民訴訟お客様管理センター」となっていて、「板橋西」の消印であった。ちなみに、差出人名をネット検索してみると、特殊詐欺の情報満載であった。インターネトと縁のない人向けの手口なのか。これも一切無視が最大の防御である。

 正真正銘の高齢者になった証のように、だまそうとする人は、続くのか。

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